ライト・スポーツ車

 今日は、スポーツタイプの自転車の紹介です。

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 700Cホイール。スチールフレーム。28mm幅(細め)のタイヤが付く。

鮮やかな、スカイブルーが、美しい!

スカッと晴れた日に、「ヒュ~ン」と乗りたいね! (^_-)-☆

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6段変速機。 チューブは、フレンチバルブ(仏式)が付く。

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前ギヤは、シングル(一枚)。ここには、変速機能はない。

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変速機はグリップシフトを採用。「ただ回すだけ」のシンプル操作が良いね。

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柔らかい、イスが付く。お尻にフレンドリーですなあ~ (^_-)-☆

 

販売金額は、35.800円(税込)

つまり、

「この金額くらいで、スポーツっぽい自転車を所有したい!」

「難しいことは考えたくない・・・。」

「自転車専門誌なんて、興味もないし、読まないし・・・。」

「ママチャリはイヤだ。カッコ良ければ、それで良いじゃんっ!」

・・・という人に、お薦めな、”気軽なスポーツ自転車”が、これ

 

通称 ”ライト・スポーツバイク”

※ 決して、”安っぽい自転車”という意味ではありません。

  スーパーや通販などで売っている”一部の粗悪品”とは、大きく異なります。

  丈夫で安全で快適である事が大前提であり、商品的にも”良い物”を言います。

 

この自転車は、

ホイールは、クイックリリースを使わず、ネジで固定するタイプです・・・。

前ギヤは、1枚しかないし、後の変速段数は6段しかありません・・・。

鉄のフレーム+鉄の部品を多く使っているので、そこそこ重量もある・・・。

 

「それがどーした? ぜんぜんOK! (^。^)y

  なんの問題も、ナッスィング!」byボンちゃん

 

・・・というくらい?、気軽に付き合いたい、自転車なのです。

もちろん、素材がアルミじゃないとか、変速段数が少ないとか、サビ対策もないとか、

上級機種(5万クラス)のクロスバイクなどに比べれば、色々と見劣りするのだが

それらを承知した上乗れば(所有すれば)、良いのです。

 

「上級車とは比べないもんね~。ぜんぜん違う乗り物って知ってるし~」(^<^)

と、大声で語って下さい。

合言葉は「テイク・イット・イージー!」(^_-)-☆

決して、気楽である事を、恥じる必要はありません。

堂々と、乗りまわして下さいませ。

 ”買い易さ、扱い易さ、気楽さ、楽しさ、安心さ・・・etc”

このような「イージー、シンプル、エレメンタリ―」というような、

”易さ、気軽さ” をテーマに持つ自転車が、

ライト・スポーツ車です。

しっかりとした”立ち位置”を持っている、スポーツ自転車なのだ。

 

 もう一度言います!

「生活を豊かにする自転車。それが、ライト・スポーツバイク。」

さあ、気楽に、自転車のある生活を、楽しもう~!

Take it easy . 

   Let’s enjoy Bicycle life.

 

ライト・スポーツバイク

カラー3色:ブルー/ブラック/ホワイト

販売価格:35800円

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理屈っぽい話・・・

 (超、長文です)

 

もしも、”スポーツ自転車”を趣味とし、愉しむならば

(専門店としては、)上で紹介したライトスポーツではなく、

5万円クラスのスポーツバイクの方が、絶対に良いとは思います。

なぜなら、全ての品格が違い、軽さをはじめ、回転性能や制動性能、

変速の操作性能や、耐久性能など、あらゆる”サイクリングを愉しむ要素”があります。

スポーツ自転車を学ぶ(遊ぶ)上でも、「本物」の入手は大切であり、

また、それに見合う金額も必要であると、心の底から思います・・・。

 なぜか?「・・・・。」

ここで、改めて、「”スポーツ自転車の定義”」を言います。

 

   一般車に比べて、特殊能力特化した自転車である。

  例えば、高速域が得意であったり、凸凹道が走破出来たりと、

   目的領域での性能面耐久性を、全面に考慮され

    開発された自転車である。         と、私は考えています。

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流行りの、ロードレーサーで言えば、「速く走る事」が先頭に来ます。

競技車輛として生まれて来た以上、一般走行上での安全性能などは、二の次であり、

「速く走る事」以外は考えていないのである。

その結果、極端な軽量化と、ギリギリの耐久性しか、与えられないため、

極論は、「いつ壊れても仕方が無い…」という言い方が出来るのだ。

つまり、凄く高価な、超軽量ロードレーサー等は、

お金を出した割には弱く、壊れやすく、維持も大変であるが、

その代償として、次元の違う”速さや、軽さ”を得られ、

誰よりも、前に、早く、行く事が出来る”特級の性能”が与えられるのだ。

 

マウンテンバイク(MTB)で言えば、「山道を走る=丈夫」が先頭に来ます。

軽さや速さより、頑丈である事が芯にあり、正議である。

特化を与えられた事においては、

ロードレーサーで言った内容と同じく、良し悪しがある。

MTBにおいて軽く、軽快さを追求すれば、”頑丈”という課題からから遠ざかるのは必至。

「それでも・・・」と言うならば、壊れる事を覚悟で軽量部品を使用するしかない。

常識的には”軽くて頑丈”はありえない。しかし、それを克服するMTBもある。

もちろん、それ相応の金額にもなるし、メンテナンス(整備性)も大変になる。

イヤらしい話だが、「全てが天秤にかけられている」・・・という訳だ。

 

そんな訳で、

通学、通勤などの”一般車”に比べて、各部品の作り方も考え方も異なり、

”特化すること”によるメリットとデメリットがある事を、

認識していただきたいと思います。

 

リスクを背負って得られる悦(喜び)

「壊れるけど、速い。お金が掛かるけど、オモシロイ!」

逃げ道を考えずに、語るならば、これが一つの答えになります・・・。

そこには特別である事の悦を感じられますし、その”喜び”も大きいのです。(^<^)

私達は、これらのリスクを承知の上で、

この、神経質&尖がった特殊自転車を、所有したいものですね。

 

5万円台のスポーツバイクはなぜ良いのか?

その答えは、皆様もお気付きでしょう・・・。

「性能面が高い割に、リスクが低い」と言う事です。

一般車以上の性能を持ち、ペダルを踏む行為が、楽しいのです。

耐久性も高く、壊れ難いというのも、その理由です。

具体的には、

まず、持ち上げた時の、軽さに驚くでしょう。

車輪(ホイール)が、レバーひとつで着脱出来る事に、感動するでしょう。

「♪パシッ、パシッ」っと、歯切れの良く変わる、「ギヤチェンジ」が楽しいでしょう。

急な坂道だって、走れちゃうんです。どこまでだって、行けちゃうんです!

機械が好きな人なら、工具を手にして、触ってみたくなるでしょう。

チューブ交換だって、覚えて、自分でやっちゃいます。

簡単な修理なら、・・・これも自分でやっちゃいます。自分で何でも、対処します!

つまり、

自転車の魅力と可能性を、大きく知る事が出来るのが、このクラスという訳です。

誰だって、リスクが低い事が良いに決まってます。でも性能や感性も、とても大事です。

少しずつ学んで、少しずつ解って行けば、それが「自転車趣味人への近道です!」

「性能面が高い割に、リスクが低い」これこそが、入門機に相応しいと考えます。

 

 

タカヤマサイクルは一般店です。

  レーシングショップではありません。

 サイクリングを、純粋に楽しむユーザー様と共に、歩んでおります・・・。

その為、ある程度の、耐久性、安全性、安心性、値頃感を、いつでも考えております。

競技で勝つことより、安全と安心を最優先します。

信用性の無いような物を、販売をする事はありません。

バカ真面目である為に、「ツマラナイ商品展開」になる事もあります。

例え、雑誌などで、高く評価されようが、自分が気に入らないと思えば、

販売は自粛します。 そこには、

 

「極力、皆様に

 迷惑をかけないようにする。」

これが根底にあります。  決して、逃げている訳ではありません。

私は、「売るだけ売っといて、後は知らないよっ!」が、最も大嫌いな事です。

販売した以上は、責任がある。最後まで面倒を見る。

これがタカヤマサイクルの背骨です。折れたら、終わりです。

 

どんな自転車や部品でも、極端な神経質になる必要はなく、

なるべく、高性能を保ち、安全、安心である事。気持ち良く走れる事。

トラブルなどの緊急時にも、即、対応出来る事。

それらが、全て「お客様に迷惑をかけない事」になると、私は考えます。

 

クソ真面目が通じる時代ではありません・・・。

新提案がない…トレンドに乗り遅れる…、などは、不人気店の代名詞です。

タカヤマサイクルが、その一店になる事は、怖いです。

それでも、

安心、安全、快適。…時には…ドキドキ、感動、そして達成感!

そんな、ご提案をして参りたいと思います。

 

これからも、よろしくお願い致します。

 

タカヤマサイクル店長:高山真