「リンリンリン~♪ 」 ベル♪ の必要性と、その使命は、
「私の存在に気が付いて~!」という願いを、周囲にお知らせするものです。
とはいうものの、街中で、しかも急に、大きな音で「リンリン♪」をすると、
歩行者を、「ドキッ」とさせて、驚かせてしまうだけです・・・。
「気が付いてもらえる = 驚かす行為」ではダメですね。
その辺りの事情を考えて、ベルを鳴らしましょう~。
・・・とはいうものの、考えても何が良いのか、全く解らないのです。(>_<)
結果、「鳴らすべきか、鳴らさないべきか?」と、ギリギリまで悩み、結局
「すみませ~ん」と小声で言って、道を譲ってもらう事が多いのが、実際のところだろう。
遠くから鳴らす事が正しい・・・と聞くが、それもどうなのかな???
また、同じ「リンリン♪」の音でも、優しい自転車運転者からの気持ちとは裏腹に、
歩行者には「おい!邪魔だから、どけよっ!ボケが~(怒)」と聞こえてしまったり、
感じてしまう事もあります・・・。
上記しましたように、ベルを鳴らす行為とタイミングは、なかなか難しいですが、
笑顔を絶やさず、マナーを守り、エレガントに走行すれば、
きっとそのタイミングも自然に判り、出来ることでしょう・・・。
皆様は、どうされておりますか?教えて下さいませ。(*^_^*)
さて、そんな事で、本題に突入します・・・。
気が付いて欲しい相手は誰か? (今回はここが大きなテーマであります。)
そう、それは、”山のクマさん”です。
マウンテンバイクで山道を走行していると、大小様々な動物に出会う事があります。
(写真はカモシカの太郎君です。横川山に住んでます)
急に出没した動物に出会い、怖い思いをしないように、時々ベルなどを鳴らして、
山の住民達に気が付いてもらえるようにしましょう~。
そんな時に、こんな便利なモノがあるんです。
その名も、「マウンテンバイク・ベル」 (そのまんまダネ)(*^_^*)
けっこうな、大きな音が出ます。 (クマも驚いて逃げるかな?)
オーリング(強い輪ゴム)でハンドル部などに取り付けるだけの、簡単装着が嬉しい。
このベルの特徴は、大きな音が出る以外に、
「音が鳴らないように出来る仕組みになっている」という事。
本体に付いているレバーを動かすと、音が出ません。
つまり、このレバーにて、音を出したり、止めたり出来るのです。
普段は、というか今は「音が必要無い」と判断した時には、
レバーを引けば、音が出ません。
山道までのアクセス、ガンガン♪と鳴らし続けるのは、
心地良くないし、周囲の方々にも迷惑だもの。
レバーを解除すると、内部の部品が緩み、球が壁に当るため、音が出る仕組みです。
メーカーは、「200メートル先まで音が届く」と言っている。
それほど激しく、大きな音が出るのだ。
秋の山道を、MTBで走る事は楽しい。
・・・しかし、動物に出会う可能性と危険性もある。
ベルの音を「ただウルサイ」と思わず、安全の対策として、捉えてみてはいかがだろうか?
最近は、野生動物に襲われる事故も多くなりました。ニュースでも良く耳にしますね。
今まで、私自身、山の動物に出会える事を、発見や喜びとして語って来ましたが、
心を入れ替える必要があるかもしれません・・・。
「毎日行っている山だから、大丈夫。」とか「動物と知り合いだから大丈夫」なんて、
メルヘンチックな事を言っていた自分に、今、反省しております。(^_^;)
実際に、クマに出会った事も、何度もあります。
小熊を連れた母親クマ?に接近した事もあります。
シカの集団に、囲まれた事もあります・・・。
思えば、偶然にも襲われなかっただけで、一歩間違えば、
大きな事故に遭っていたかもしれません。
山道をMTBで走る事は愉しいです。その気持ちは変わりません・・・。
その中に、動物に出会える事や、その驚きも含めて、MTBの魅力であった訳ですが、
その行為は”襲われる”という危険と、隣り合わせであった事も事実・・・。
動物に、こちらの存在を知らせ、出会わないようにする事も大切なのでしょう。
何となく味気なく、面白味が欠けるのは、仕方が無いことですが、
やはり、事故に遭わない努力は、必要でしょう・・・。
そもそも、山道に入ることは、全て、”自己責任”である訳で、まして、
動物が住んでいる場所に、こちらから行くのだから、何が起きても不思議ではありません。
そういう意味でも、このようなベルの必要性を、今、お伝えしたいと考えます。
マウンテンバイクベル
2500円