ロードバイク用の、ビンディングペダルの紹介です。
シマノ:アルテグラ SPD・SLです。本体はカーボン製で、
回転部は、メッキがされ、サビにも強く、耐久性も高いのが特徴である。
「ハテ?? なんで今更、アルテグラなの???」という方も多いだろう。
今日、特記したいのは、”軸の長さが2種類ある”という事。
左:ロングタイプ(+4mm) 右:ノーマルタイプ
Qファクターという言葉をご存知だろうか?
「左右のペダルが狭ければ、ぺダリング時に車体がねじれず、良い事が得られる」
という事が言われてきたが、そればかりが”良い結果”を生み出す訳ではないのだ。
ガ二股で自転車に乗る人や、足の大きな人にとって、
この窮屈さは、凄くイヤなモノである。 そこで、
左右に大きく出す事により、ペダルに自然に脚力(体重)を加えることができ、
クランクへの伝達効率が良くなるわけだ。
実際に、床で足踏みをしてみて下さい・・・。
わずかでも外に出た方が、しっかり地面を踏めるはずだ。
反面、身体は左右に振れやすくなる・・・振れずに「タッタッタ♪」と早いステップを
するためには足を閉じて、狭くする。
だから、自転車の特性上というか、理論上の”数字だけの性能”で言えば、
やはり、Qファクターが狭い事が正しいのだろう・・・。
しか~し、自転車に乗るのは人間だ。その人の癖や、乗り方がある。
少なくとも、店長は離れている方が好きだ。無駄に自転車を左右に振って、
ガンガン踏みこむスタイルだ。奇麗で高回転を~なんて、ぜ~んぜん考えていません。
もちろん、反論もあるだろうが、その人が良いと思えば、それが最高なのである。
+4mmがとても大きい結果を生むのだ。
そして、自転車に乗ることが、もっと楽しくなれば、それが正論だと思います。
アルテグラSPD・SLロングタイプ 14463円
アルテグラSPD・SLノーマルタイプ 14231円