+4mmが・・・。

ロードバイク用の、ビンディングペダルの紹介です。

IMG_3969

シマノ:アルテグラ SPD・SLです。本体はカーボン製で、

回転部は、メッキがされ、サビにも強く、耐久性も高いのが特徴である。

IMG_3971

 「ハテ?? なんで今更、アルテグラなの???」という方も多いだろう。

今日、特記したいのは、”軸の長さが2種類ある”という事。

左:ロングタイプ(+4mm) 右:ノーマルタイプ

Qファクターという言葉をご存知だろうか?

「左右のペダルが狭ければ、ぺダリング時に車体がねじれず、良い事が得られる」

という事が言われてきたが、そればかりが”良い結果”を生み出す訳ではないのだ。

ガ二股で自転車に乗る人や、足の大きな人にとって、

この窮屈さは、凄くイヤなモノである。 そこで、

左右に大きく出す事により、ペダルに自然に脚力(体重)を加えることができ、

クランクへの伝達効率が良くなるわけだ。

実際に、床で足踏みをしてみて下さい・・・。

わずかでも外に出た方が、しっかり地面を踏めるはずだ。

反面、身体は左右に振れやすくなる・・・振れずに「タッタッタ♪」と早いステップを

するためには足を閉じて、狭くする。

だから、自転車の特性上というか、理論上の”数字だけの性能”で言えば、

やはり、Qファクターが狭い事が正しいのだろう・・・。

しか~し、自転車に乗るのは人間だ。その人の癖や、乗り方がある。

少なくとも、店長は離れている方が好きだ。無駄に自転車を左右に振って、

ガンガン踏みこむスタイルだ。奇麗で高回転を~なんて、ぜ~んぜん考えていません。

もちろん、反論もあるだろうが、その人が良いと思えば、それが最高なのである。

 

+4mmがとても大きい結果を生むのだ。

そして、自転車に乗ることが、もっと楽しくなれば、それが正論だと思います。

 

アルテグラSPD・SLロングタイプ  14463円

アルテグラSPD・SLノーマルタイプ 14231円