♪キラ~ン☆
店長の心に
「元気の神が、舞い降りて来たぁ~」
※ 昨日の続きです・・・
シマノバイカーズ・クロスカントリーレース
いよいよ、競技開始~。よーいドン♪ で、スタート!
(いつもながら、ドキドキ♡する瞬間です・・・。)
まずそこで、のんびりとスタートし、軽いギヤでクルクルとペダルを回してみた。
毎年、毎回、最後尾スタートなのだが、”やる気”も”勝つ気”も多少は秘めていたのだが、
今回は、それがまったく無いので、気分はラクラク~。(^。^)y
レースでのんびりは、”不謹慎” かもしれないが、
ここは経験豊富の私です。それこそ”年の功”であり、
どんなに遅くとも、迷惑をかけない自信がある。
だから、気にしないっ!
そんな事で、スタート直後から”登り坂道”になるのだが、
”速く”ではなく“ラクに”を意識し、クルクルと♪ルンルンで走ってみたのだ。
スタートして1分・・・凄い事に気が付いた・・・。
「軽すぎるくらいのギヤで走ると、疲れ無いのです!」
※(軽過ぎるギヤっていうのがポイント!)
・・・そんな事、今更言うまでも無く、当たり前なのですが、
「レース中に軽すぎるギヤを踏む」は、普通考えられませんし、
私は、今まで、それをやった事は、無かったのです。
だって、
「何時も追い込んでいてこそ!」のレースなのですから、ラクはダメなのです・・・。
しかし、今回は気持ちが別のところに在っため、その”ラク”をやってしまったのだ。
「うお~イイ感じだ。スバラシイ!」!(^^)!
「でも、でも軽すぎるから、一段だけ早いギヤに入れてみようかな?」と考え、
♪ガチャン ←(ギヤチェンジの音)
すると、ビュンっと、加速を感じられ、とても愉快だった。「おお~最高!」
さらに、もう一段はUP出来るかな? おお~イイ感じじゃん!「ナイス!」
もう一段UPはどーだ!? ♪ガチャン 「あっ!ダメだ、重い、戻そう・・・。」
な~んて、試しながら走ったら、
すごく楽しいライディングが出来て、本当に愉快だったのだ。
気が付いたら、登りきっていた。
シングルトラック(登山道みたいな感じの道)では、
なるべく速度を一定にする事で、”安定性”を保つことが出来る事に気が付いた。
今までの店長は、「ドン、ガバ、シュパ、バン、キュッ」というような走りが好きで、
安定性の無い?、「無駄な突っ込みと派手なアクションこそ爽快!」と思い込んでいた。
しかし今回は、それをやらず、遅い速度で(トロトロと?)走行しました。
すると、コースの、先の先の先の先まで、見る事が可能になる・・・。
無駄に高過ぎる速度では、前走車(者)にぶつかりそうになり、
急ブレーキの繰り返しで「オットット」となるけど、
低い速度では、それが無いのである・・・。
レースというものは、遅い人も居ます。
初心者と思われる人も一緒に走るコースですから、
その人達には、優しく接する事も大切!
速い人も遅い人も混合するコースでは、これは最も大切な事ですよね。
もちろん私より、速い選手が後ろから来れば、さっと譲り、(時には止まって、)
狭いシングルトラック(コース)で、誰にも迷惑をかけない行為も出来た。
足に応える、だらだらしたゲレンデの登り坂も、コツをつかむと実にラクに走れた。
普段の私は、このようなメリハリが無い芝生の登りが好きではないし、憂鬱なのだが、
今回は違った。逆に”面白い”とさえ感じられたほど、愉快だった。
「ラインが見えた。」と言えば良いのだろうか・・・
決めたポイントとポイントを結ぶと、驚くほど「すうぅ~~~」と走れたし、
”足に来る辛さ”も感じないまま、登りきれた(走りきれた)のである。
もちろん、決して速く走れている訳では無いが、
遅いとは言え、ネガティブな気持ちが無いので、
つまりは、
”愉快”なのである。
周回コースですから、この場所は何度も走る事になるのだけど、
「うおっ♡ 来た来たこの場所~ こうして、こうして走っちゃうもんね~(^<^)」
と、ユーウツ気分であった区間が、
完璧に楽しみの一つに変えられた事は、大きな変化と収穫だった。
下り坂では、自身の普段の速度より少し遅く(低く)、また、
一定のスピードを保つ事で、不安と恐怖感が無くなったのにも驚いた。
その先の、またその先のカーブや、危険個所(注意する場所)に、
頭が集中できたことも、良い発見でありました。
こんな事柄は、MTB愛好家や、
レーサー(レース経験者・体験者)には当然知っているし、大前提なのかもしれませんが、
知らない人や、忘れている人も多いはず。
先にも言いましたが、初心者と思われる人も居る訳です。
「何でこのラインに~」とか、「おいっ!ここはそうじゃないだろう!(怒)」とか、
ベテランライダーや下りが得意な人から見ると、色々思う所はあるのですが、
高速ダウンヒル時では、前走者との”接触が最も怖い”のです・・・。
初心者(と思われる人)は、自分の走りがいっぱいいっぱいなのですから、
自然に(勝手に)速度が出過ぎる”ダウンヒル時”(区間)では、
コースのラインやブレーキポイントがどーこーなんて、絶対に判断出来ないのです。
だから、速い人も遅い人も混合するコースでは、
「後の人が注意をする!」そして、「見守る。」
広く安全な箇所では、一気に、華麗に抜き去る!そこが経験者なのだな。
どーだ。カッコイイ~だろう!?(どーかな?)
そんな事を思いながら、ゆっくり、その場の雰囲気に身を置いて走ると・・・
楽しい~ \(^o^)/
なんて楽しいんだろう。
気が付いたら、終了の時間になっていた・・・。
正直、「もっと走っていたいな~!」って、
レースを始めてから、初めて思いました。
また、それをレース参戦中に、改めて気が付いた自分に、
「今まで何をやってたんだろうか・・・」と我を責めてしまったほどだ・・・。
レース=”競技”である以上、タイムや順位を追いかける事が、正論ではあるし、
いろいろな意味で、”自分自身にチャレンジすること”も大事なのですけれど、
高原リゾートに作られた、専用コースを堪能し、味わう事を、忘れてはいけない。
MTBを、アウトドアスポーツ・レジャーとして、思い切り楽しむことに、
気持ちを置けたら、もっと愉快なはずである・・・と思うんだ。
皆さんは、どうですか?
イベントに参加するにあたり、目標はそれぞれで良いのは承知…。
「速さ、タイム、順位」というコンペティション部分も大事な要素である訳だが、
こればかりを追いかけていると、辛かったり、辞めたくなってしまう時が来る。
時には、”愉快な走行会”として考え、初心に戻ろうではないか!
もちろん、「速さこそっ!順位こそっ!」もOK。
「辛さも苦しさも、楽しさの要素」であるならば、ぜんぜん問題無い。
GOGO、イケイケ、レーシング~だね。頑張って下さい。応援します。(^_-)-☆
世の中には、沢山の自転車イベントがある・・・。
レーシング、サイクリング、ツーリング、ファンライド・・・etc
さらには、今回のような、有料にて参加する”大会形式”もあれば、
個人的に計画する、プチ・トリップ的なサイクリングも、
ある意味、しっかりしたイベントだ。
速く走る事もいいが、もっと、雄大に、軽やかに、笑顔で、愉快に、大らかに。
そんな感じはいかがだろうか・・・?
苦しいことなんて、何もない。辛い事は何もない。
ネガティブな気持ちは、置いて行こう。
走ったそこにあるのは・・・。なんだろう?(答えは何でもいいや。笑)
シマノバイカーズフェスティバルに参加して、気が付いた事は、
「要らない物は、背負わない」という事だ・・・。
笑顔で走っている人の眩しさを、自分に置き換えてみる事だ・・・。
そして、
『マウンテンバイクが好きです!』が、確認出来た事だ・・・。
速度を落とそう~!
軽いギヤを踏もう~!
もっとゆっくり、ゆっくりサイクリングを楽しもう~!
景色も温度も空気の匂いも、呼吸の音も、チェーンのノイズも、しっかり聞こう~!
せっかく、好きな自転車に乗っているんだから、愉しまなくっちゃね(^_-)-☆
来年の参加が、今から楽しみだなあ~。