自転車で走る時の、”速度”(スピード)の話です。
スポーツ用自転車に乗っていれば、
「スピードが出せる」っていうのは、すごく魅力的な行為である。(と考える。)
もちろん、そうでない場合も多々あるが、
競技的要素と絶対的性能を持つ”マシン”を手に入れた以上、
「どのくらい出せるのかな?」ナドなど、
”速さ”というワードは、実に気になるところでもある・・・。
でも、速度を出せば周囲は見えなくなるし、事故に遭う可能性も多く(高く)なる。
また、他人から見れば、”暴走行為”とも思われ、決して良い目には映っていないのも事実。
高い速度も良いが、一般道では、紳士になって、走りたいものである。
話を戻して・・・気持ちの良い速度は、どのくらいなのか?
店長の場合、このくらいが良い。
バリバリの純粋なロードレーサーに乗りながら、約20km/h。
「う~ん・・・良いね~」(^<^)
空気抵抗も感じないし、路面もスイスイ滑るように走れるし(感じるし)、
何より、景色も見えるし、歩いている人に挨拶も出来る。※(ここ大事!)
相手から(散歩をしている人達から)、声を掛けられる事が多くなるのも、この速度。
このスピードが20km/h付近というのが、相手にも心地良いモノだと思われる。
そして、自分もラクに走行できるのだから、愉快である。
景色が見えるから、色々なモノが目に入る(映る)。
こんな、カラスのカップル♡に出会う事もある。
普段は、ゴミをあさり、「カ~カ~」とうるさいイメージをもつ、
憎たらしいヤツらなのだが、
湖畔で(水辺で)寄り添っている姿を見ると、なんとも微笑ましいものだ。
こんな発見に、心を奪われ、ついつい自分と重ねてしまうのだな~。(笑)
そんな、ポエムチックな気持ちになれるのも、速度が低い恩恵だ。
そんな訳で、
気持ちが良く、愉しい速度は、
「そこそこ低い方が良い」という事をお伝えしたいのです!
走る事に疲れた時、何かを思いつめた時、
あなたの速度で、走ってみませんか?
冷たい水で顔を洗った新鮮さと爽やかさに、出会えるはずです。
十人十色である事は、大前提ではあるが、
ゆっくり走る魅力もまた、正しい事だとお伝えしたい店長でした。