今日、紹介するのは、イタリアンブランド”GIOS”のスポーツ自転車。
細いパイプで作られた、スチール素材のロードバイク”FELLEO”です。
手堅く、シマノ105コンポを採用。まじめです。
イタリアン・ブランド ”GIOS” オリジナルのブルーが鮮やかだ。
伊太利のイメージカラー、”アズ―ロ”を思わせるね。
エンド部分は、袋状になっている。
私は、このデザインが大大好きです! とにかく高級感がある。
深く伸びのある踏み心地は、さすがクロモリフレームだ。
ペダルのキックバックが気持ちが良いぞ! 一言でいえば「ヒュんっ」
うん。フニャっとした感じではなく、ググッとくる奥深さが、たまらなくイイ!
注目したい所はこの溶接部、TIG溶接工法だ・・・。
旧い私は、クロモリフレームといえば、ついつい「美しいラグ」とか言ってしまうが、
http://www.takayamacycle.com/?p=7867 (過去の記事より)
そこにこだわらない・・というか、このTIGの味と心意気が良いのだ。
この溶接の特徴は、接合箇所は波打つように、凸凹してしまう・・・。(>_<)
マウンテンバイクなどのワイルドな乗り物には、
これもまた雰囲気があり良いのだろうし、仲には、
「この美しい溶接ビード(溶接跡)が好き」という趣味人もいるのだが、
細身のシルエットと、独自の美しさを放つ、”イタリアンロード”としては、
溶接面のビートが気になる箇所ではある・・・。 そこで、
GIOSは、その凸凹の波部を削り、さらに磨き上げる手法=スムースウエルドを採用し、
ツルんとさせ、見た目をアップさせている訳だ。どーだっ!
こーいう事を、大きく評価したい!(美への追求)
店長個人的には、派手なモノや主張性が強いモノが好きだから、同じGIOSでいえば、
メッキのラグを採用した”コンパクトPRO”に心が奪われるのだが、
シックに乗るならば、この味がある”FELLEO”も良い。(と思っている)
流行を追わない。気にしない。自身が愉しい自転車。
そんなもの(自転車)が欲しいのだ。
もしも、もう一人の自分が居るのならば・・・これを選ぶだろう。
洗いざらしのブルージーンズに、白いTシャツ。
スニーカーとサングラスで、小粋に走りたい!
坂道は、降りて押したって構わない。無駄に頑張らない。
「えっ、カッコ悪いって?」・・・そうかもしれないが、
意地っ張りの性格は、この自転車の前では、出さない。隠しておく。
ツッパらない自分自身で居ようじゃないかっ!
堅くて、真面目なあなたに、ピッタリの優等生ロードバイク。
GIOS ”FELLEO・105” お薦めです。(^_-)-☆
GIOS FELLEO 105
コンポーネント シマノ105
カラー GIOSブルー
サイズ4種類 480・500・520・540mm
販売価格:189000円