子供車もきちんと、ありますよ。
男の子に、大人気!ブリヂストン”ファニーキッズ” 16インチ&18インチ
ポップなカラーリングが、カッコイイ~!
可愛い”ハッチ” これも大人気~!
ハンドルグリップ(持つ所)は、極端に細く、握り易いのだ。
これをさらに、タカヤマチューンを施し、ブレーキのタッチは最高に、柔らかです❤
子供の手は、体は、とても小さいのです。※ぜひ、ここに注目して下さいませ。
♪ボウや~良い子だ、ネんねしな~・・・。
むか~し昔のことじゃったぁ~
ある家に、男の子が生まれたそうじゃ・・・
父親は、大そう喜んで、子供が3歳になった時に、自転車を買ってあげたとさ。
こだわって、選んだ物は、アメリカ製のメッキ調のピカピカ光ったBMX。16インチ
子供は元気よく、走ってくれる・・・と思い込んではいたのじゃが、
まったく、前に進ませる事が出来ないのじゃった。
「うんしょ、うんしょ。ドカン♪・・・。もうイヤだよ。」(>_<) 子供
我が子は、運動神経が悪いのか?と悩んだ父親は、
何でも扱う”街の自転車屋”に相談に行き、その旨を店主に伝えたそうじゃ。
その夜、父親は、愕然として下を向いたまま飯も食わずにおった・・・。
「お前さん、どうしたんじゃ?」
『じ、実はなぁ~・・・』
数日後、庭には、別の自転車に乗った子供が、楽しそうに遊んでいたそうじゃ。
「おとうたん~すいすい、はしるね~ちゃんと、とまるね~たのしいね~」=^_^=
両親も子供の笑顔を見て、大層よろこんだとさ。
めでたし、めでたし。
”古今東西 昔ばなし” 空想物語:作 Mrえむ
~~ 解説 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かわいい子供の為に、親が厳選し、見つけた自転車だったが、何かが良くなかった。
それは、選んだ(買ってあげた)事が悪いのでは無く、
選んだ物が、子供に合っていなかった・・・という話。
・太いハンドルグリップ・・・。
・回せない、重いギヤ・・・。
・渋いブレーキ・・・。
・高いイスの位置・・・。
全部がマイナス要素であった訳です。
アメリカ製の、CPメッキのBMXはカッコいいですが、
子供に適切なサイズでは無かったという事です。
もちろん、販売している以上、乗れる人もいるんでしょう。
しかし、乗れない事があるということも、これまた事実。
実際に、自転車を買い変えたら、簡単に乗れたという結論が出ているのですから、
これが、答えなのです・・・。
この話、実は私(店長)の話です.(^_^;)
長男に、当時イケイケだった、アメリカンブランドの子供車を与えたんですが、
ぜんぜんダメダメで、適当な日本製を与えたら、ブンブン走っていました・・・。
外国製は、BBハイトが高く、結果、イスの位置も高いため、
一人で乗り降りが困難であったし、コースターブレーキ仕様であった事もダメ。
「多少乗り難くても、我が子供は大丈夫!」と言って、カッコ良さを最優先!
これがダメだったと、深~く反省しました。
あの時以来、皆様には、同じ経験をさせまいと、
子供車には気を使い、販売や修理をしております。
「自分の子供には、他人とは違った珍しい物を!」という親の気持ちは解ります。
私もその一人ですから、本当にそう思います。(^_^;)
しかし、乗れなくては意味がない。しかも安全に、快適でないのなら、なおさらだ。
子供は何が良いのか?悪いのか? 解る訳がなく、与えられた物を使います。
だからこそ、大切な事を見落とさないようにしなければなりません・・・。
「子供はすぐに大きくなるから・・・」とか、
「良い悪いが解らないから、何でも良いんだ・・・」とか、
「安けれりゃ、良いじゃん!・・・」とか、
それもご意見であり、お考えである事は、解ります。
け・ど・ね・・・。
タカヤマサイクルは、これからも、安全と乗り易さの追求をします。