自転車の、交通事故に遭わない為には、何をすれば良いのか?
”街の自転車屋さん”として、皆さんにお伝えする事は何だろうか?
そんな事で、冬期はず~っと、各セミナーに参加しておりました。
技術の向上はもちろん、部品の知識も、安全や交通法律の事も、
めいっぱい、詰め込んで来ました~! そんな事で頭がクラクラです ”(◎o◎)”
「ほうほう・・・。そういう事ですか・・・」
「そう!まったくもって、その通りです。」
そもそも、なぜ、事故に遭うのか?というか、事故が起きるのか?といえば、
クルマ:「まさか、自転車が走っているとは思わなかった…」
自転車:「まさか、クルマが曲がって来るとは思わなかった…」
クルマ:「まさか、自転車が突っ込んでくるとは思わなかった…」
自転車:「まさか、クルマが止まってくれると思っていた…」
そう!全ては”油断と判断ミス”が生んだ結果が、事故なんです。
では、どうすれば、事故に遭わないように出来るのか?
クルマ:「自転車が、走っているかもしれない…」
自転車:「クルマが、曲がって来るかもしれない…」
クルマ:「自転車が・・・」
自転車:「クルマが・・・」
つまりは、
お互いに意識し合うという事です。
事故は、どちらが良いか悪いか?ではなく、
極力、遭わない為の努力をするべきなのです。それだけです!
ここで、
私達、自転車ライダーに出来る事は何か?
①クルマとの並走時には、駐車場へ曲がるクルマに十分意識をする。
②交差点では、スピードを落とす。
曲がる為にクルマは進入速度を低くするが、自転車は速度を落とさない為、
追い付いてしまう。結果、事故に遭う。これは自転車が悪い!
③車道なら、車道をず~っと走る!
車道と歩道を両方使うから、クルマから意識されない事になる。
例えば、車道を走って来て、交差点近くになったから歩道に入り、
そのまま交差点突入~、横断歩道を高い速度のまま走行~
クルマのバックミラーに映らなかった自転車は、接触事故を起こす。
それから、
夜間のライト点灯は、絶対条件です!
無灯火の自転車程、怖いモノはありません。皆さんも、ご存じのはずです。
「ライトが無くても、見えるから大丈夫!」なんて勝手な事は、許されませんよ!
周囲から、「自転車がここにいる」というお知らせをしなくてはいけません。
テールランプも大事です!
「私はここにいます!」の主張は、とても大切。
事故に遭わない為の努力を、めいっぱいしましょう!
一般車も同じ!
自点灯式じゃなくても良い・・・。反射鏡でもいいから、必ず付ける事!
結論:
自分は、ここに居ます。
私は、十分気をつけていますから、
車の運転手さんも、気をつけて下さい!
自転車専用の道路があれば、事故が無くなるとか、
法律の改正で、歩道の走行が良いのか悪いのか?良く解らない・・・?とか、
何かとゴチャゴチャしているのですが、
今、現在、私達に出来る事は、
意識を高める事以外、出来る事は無い。
一般道を、レーサーで高い速度で走れば、必ず事故は付いてきます。
たまたま、偶然に事故に遭った事がない人が多いだけで、
いつも隣合わせだと思って下さい。
全国中に、専用道路やレーンが出来るのは、まだまだ先のお話。
もちろん、行政も動いてはいるが、追い付かないのは仕方がないのです・・・。
だから、どうする?
そう、私達が、マナーを守って走るしかないのです。
ご一緒に、歩んでまいりましょう!
春になりました。
GWまで、連続営業いたします。(無休)
一般車も、スポーツ車も、タカヤマサイクルに出来る事は、全力でやります。
”街の自転車屋”がすべきことは、何か?
あなたの為になる事は、何か?
そんな事をいつも思い、行動しておりますが
時には、空回りする時もあります・・・。
時には、やり過ぎて迷惑をかける事もあります・・・。
そのような時には、どうぞ、お叱りやご意見を下さいませ。
季節がら、コミュニケーション不足になり易いのですが、
極力気をつけて、皆様のお役にたてるように、努力して参ります。
よろしくお願い申し上げます。
タカヤマサイクル店長 高山真