ブレーキレバーの位置。これが少し違うだけで、操作性能が大きく変わります。
ドロップハンドルに、ブレーキレバー(STI)が付いています。
この位置が、最も高い状態でセッティングされてますね・・・
上から見ると、こんな感じ・・・。テープをはがしてみます。
こうなってます・・・。
この取り付け型というか、セッティングは、「絶対に悪い」という訳ではありませんが、
私ならば、違う取り付け方をします。
もう少しだけ、上に付けます。
テープを巻くと、こんな感じになります。
上部が平らになって、握り易く、また操作がし易くなるのだ。
下部を持っても、バッチリ指が届きます。
この自転車には、アナトミックハンドルが付いているのですから、
その特性上、下部の握りを犠牲にしてはいけません。
部品に見合った取り付けが正しいと、私は思います・・・。
レバーの位置を上げた事で、ブラケットの位置も近くなります。
(実寸で約1.5センチほど、短くなりました。)
自転車は、組み立てる人により、その性能は大きく変わります。
全国にある「こだわりのメカニックがいるショップ」というのは、
高い安いだけの話ではないという事です・・・。
当店=タカヤマサイクルも、そうです。
100万円の自転車と、10万円の自転車と、その性能が同じである訳はありません。
でも「その自転車の能力を最大に引き出す!」という事においては、
まったく同じスキルで、作業をしています。ご安心下さいませ。
「どーせ、安い自転車だからさぁ~・・・」
ちがいます。
「だったら、こうしてみましょう。みせましょう!」
少しが集まれば、沢山になる・・・。
ほんの少しの事。これが基本です。