外から見えない所・・・大事です。
車輪に付ける、テープです。(リムテープとかリムフラップとか言われています)
ズレているのが解るでしょう。
別の箇所を見ても、左によってます。もう少しでズレそうだな~。
外してみると、みごとに陥没しています・・・。
ロードレーサーは、タイヤの空気圧を100PSI(7BAR)以上入れるのです。
高圧になったチューブが、リムにある”スポーク穴”に落ちないようにするための物が、
この”リムテープ”という訳だ・・・。
だから、これって、凄く大事な部品なのです。
実にけなげで地味だけど、立派な仕事をしています。とっても偉いのだ!
これは、別の自転車から外したもの。(取り替えたもの)
リム穴の形に、変形してます。
この丸く変形した所に、チューブが落ち込むと、パンクがし易くなってしまうのだ・・・。
100PSIの圧力ですから、チューブが、この穴に向かって食い込んでいきます。
すると、その角が弱くなり、プスッと穴が開く・・・というわけですね。
一番上の写真のように、ズレて穴が見えていたりすると、金属の角にチューブが直接当り、
いっきにパンク~となります。
リムの中に入れるテープは、幅がしっかり合っている事が大切。
これにより、ズレる心配は無くなります。 さ・ら・に、
極力、強いもの(硬いもの)が良いでしょう。伸びないから、陥没も少ないからね。
さらに~さらに~温度(熱)にも強いものが好ましいでしょう~。
リムは、ブレーキで高温になります。すると、テープはヘニャヘニャになります。
そんな事で、
リムテープは、凄く大事な仕事をしていますので、定期的な点検は大切です。
チューブ交換時には、「陥没していないか? ズレていないか?」を確認しましょう!
※(リムテープは消耗品です。定期的な交換が必要だと、覚えておいて下さい)
一部の完成車には、お粗末なテープが装着されている場合があります。
メーカーは、「消耗品と考えています」から、こんな事は問題視されていません。
それが良いか悪いかは別として、実際にそーいうものなのだから、
皆様は、自分自身で確認をし、安全な自転車のある生活を送って下さいませ。
頼れるのは、メーカー(会社)じゃない!
販売責任と、知恵を持ったショップや店主、メカニック。そして
賢いユーザーである、皆様です。
秋です。
最も走り易い季節です・・・。
春~夏の、ノリノリの浮かれた感じも良いのですが、
しっとりとした、この季節、
じっくりと、ゆっくりと、信州の峠を走ってみませんか?
安全で、愉しいサイクリングをしましょう。
脳内♪BGM ”気ままにWALKIN” by近藤真彦(カラオケ)
https://www.youtube.com/watch?v=ZrP8qNbbKxc
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歌詞が良いんだよね~。大好きです。(*^_^*)
店長は峠越え時、これをつぶやきながら(歌いながら?)走ってます。
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a000b29/l001608.html
信州サイクリングに来られる皆様。
秋の空に、感動して下さい。