「こだわってます・・・」
いきなり、店長の思い(考え)からスタートです。
タカヤマサイクルは、
新車であっても、修理車であっても、いつも”改良”したり、”改造”したり、などなど、
”自転車(機材)の持つ能力を最高に引き出す事”に専念してます。
新車だって、メーカー出荷時点の物では、納得できず、必要なら加工もしています。
この「こだわり」は、私個人的な考えから、作業をしておりますが、
自転車に乗っていただく方々(購入していただくお客様)の事を思えば、
やらずにいられないのです・・・。
カッコいい言葉でいえば、「タカヤマサイクルで購入する」というプレミアムという訳だ。
でも、こんなお話しをすると、少し疑問を思う人も多いでしょう・・・。
『大手メーカーが製造し、最高の状態で販売をしているはずなのに、
なぜ、無名な小売店が、わざわざ組み換えたり、手を入れ直して、
販売しているのか? 』
そうです。普通の生活(買い物)において、箱から出せばすぐ使えるのが常識ですし、
精密機械や電子機器が入った”家電製品”なども、そのままずっと使用できるのですから、
自転車だって、同じだと思いますよね・・・。
でも、違うんです・・・。
自転車は、販売店にて、組み立てが行われています。
よって、またそれをセッティングする技術者により、性能も異なります。
http://www.takayamacycle.com/?p=1761 ←(過去の記事より)
こだわる事は、「誰の為か?」
ある人が言いました。「店長の自己満足の為だけじゃないのか?」
・・・そうかもしれません。私の自己満足だけかもしれません。
でも、「自分で満足・納得できない物や事柄」は、ダメですから、
私が満足できる一品だけを、お客様に販売したいと思っています。
こだわりの、組み立て、改良、修理・・・これからも続けてまいります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
スポーツ自転車になると、販売店(メカニック)にて、調整される場合がほとんどです。
↑これは、MTBのオイルDISCブレーキのホースです。
(写真は、長さ調整の為、カットした物。)
実際にセッティングした状態。 スッキリしているのが解るだろうか?
(フロントブレーキ用ホースです。向かって左(右レバー)から、下に伸びてる線です。
たかが、10センチ切っただけですけど、見た目が凄くキレイです。
「見た目の為」だけではありません。切る目的は、機能の為でもあります。
サスペンションが稼働し、100mm以上動くと、ホースはその分、弛みます。
長過ぎると、ハンドル部品などに引っかかる事もあります・・・。
もしも、そうなったら、どうなる? そうです、事故に繋がります。
だから、販売店がカット(調整し)ユーザー様に納車(販売)するんです。
この”DISC・ホース長さ・調整”の話は、ショップのメカニックや、
マウンテンバイクを趣味とされている方には、極めて普通の話ですが、
知らない人や、興味の無い人には「意味が解らない」内容かもしれません。
いえ、解らなくたって良いんです。
ユーザーは(特に初心者の方は)、何も解らない事が、当たり前です。
「購入した時点で100%の性能が出ている物!」と思って良いんです・・・。
気にせず使って、トラブル無しで乗っていられる事。これが最大の条件!
その為に、私達ショップは何をするのか?
①「手抜き無しで組み立てる」
②「必要なら改良や加工する。」
これしかありません。
えええ~~~!?なに堂々と言ってるの?
「そんなの、当たり前じゃん!? 販売店だものっ!」
と、思う方々が多いでしょう・・・。
これが当たり前じゃないから、困ってしまうんです・・・。
冒頭にもお伝えしましたが、
自転車は、販売店が組み立てしています。
手間を惜しまないショップやメカニックから購入すれば、
何も問題無く、自転車生活を楽しむ事が出来るでしょう!
でも、「手抜きをしている販売窓口もある」のが、現状です。
何を持って、最良なのかは、各個人判断が異なりますが、
皆様のお手元にある自転車が良い状態(気持ちが入った物)であると良いですね。
もちろん、メーカーが在っての自転車です。素晴らしい製品を作って下さっています。
だから、私達ショップは、正規販売店として、
・メーカー様の意思を受け継ぎ、安心と付加価値をユーザー様へ届ける事・・・
・その為に、日々鍛錬し、組み立て・調整時には最高の条件に出来るようにする事・・・
・不具合発生時には、全力で対応し、喜びに変えて差し上げる事・・・
・また、必要であれば、ユーザー様のご意見を、メーカーにきちんと伝える事。
それが使命です。
全国には、お客様思いの、志の高い優良ショップは沢山あります。
タカヤマサイクルも、その一店になりたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。
愛の自転車伝道師 タカヤマサイクル店長:高山真