またまた雪が降りました。
「雪かきをして、道を確保しましょう~!」
さて、
ここでいう”道”ですが、皆さん何処(どこ)を想像されますか・・・?
私は、”歩道”しか、思い付きません。
「えっ?車道(クルマ道)の雪かきですか?」 私はしませんし、出来ません。
もちろん、自分の家周辺とか、ゴミステーションとか、駐車場とか、玄関までの道路とか、
”歩道”以外もやる事はありますが、”クルマの為の道”を手作業でやる事は無いです。
※(”生活道路の確保”の為、クルマ道の除雪が必要である事も、良く理解しております。)
”雪かき”という仕事。とても重労働ですし、やはり面倒なものですね。
それでも、やらなくてはいけないから、皆さんやるんです。
それは誰もが解っていて、ずく(長野の方言)を出して汗をかいて頑張ってます。
特に、年齢の高い方々が、歩道や、一般道の雪かきをやっている姿を見ると、
「申し訳ないです。有難うございます」と感謝でいっぱいになり、頭が下がる思いです。
雪は降るから、片付ける。・・・これには疑問はない。
ないけど、雪かきって凄く重労働なんです。
簡単に、雪を片付ける手段は無いのだろうか?
また、除雪したもの=”雪”は、どこへ置くのが良いのだろうか・・・。
若い方々は、ダイナミックに除雪作業が出来ますし、
トラックを持っている人や、時間に余裕のある人は、雪捨て場に運んだりしています。
もしくは邪魔にならない所に置いたり、陽が当る場所に移動させたり、
皆さん工夫されていますね。ご苦労様です。<m(__)m>
さて、(ここからが本題)
毎年、雪が降る事は解っているし、”歩道”は何が何でも確保しなくてはならない。
でも、雪を置く所が無くなった時どうするのか?
そうであるならば、クルマが通る場所(道路)にバンバン雪を置いたらどうなのだろうか?
”人の為”には、とても良い事だと思うのだ。 ※(雪かきをする人 & 歩行者の目線)
そんな事を言うと「バカな事を言うな!」とか「なんて非常識なっ!」と、
怒られてしまいますし、そもそも、そんな意見が通るとは私も思っていません。
そうです。道路に雪を投げ捨てる行為は、誰が考えても良くは無いでしょう。
でもね、
もしも、全てのクルマが雪に強い車高(地上高)の高い4WD車やキャタピラー車であり、
20~30センチくらいの雪程度なら、ガンガン走れるような物に乗っていたら、
どうなのだろうか・・・?
「道路には雪が捨てられるものだ。その上を、凸凹を気にせず、ガンガン走るんだ。」
「いやいや、全車に雪かき機を付けて、除雪しながら走れば良いじゃんっ!」
「除雪機付きや、雪溶装置・付きのクルマは税金が免除されるから、通勤にバッチグ~!」
こういう考え方が普通になったら、ずいぶんラクになるのではないだろうか?
もっと進んで、ホバークラフト(地面に接触しない空気浮揚装置)付きのクルマで、
路面に何の影響のないものを乗っていたらどうなのだろう
な~んてね。こんな事は、まずあり得ないし、実現は絶対に無理だろうが、
これも考えても良い「一つの答え」でもあると思うのだ・・・。
何を言いたいかといえば、最近いろいろな意味で、
”インフラ整備”(公共設備による生活基盤の充実)を求める事が多い。
「○○○をするためには、まずその環境を整えるべきだ!」とか、
『△△△を呼び込むためには、道路が・・・交通機関が・・・』とか、
「施設や公園を整える事で、利用者が増え、地元が活性化する・・・」とか、
「街の活性化は? 商店街の生き残りは? 市政は何もしてくれない・・・」とか
たしかにそうだけど、・・・”出来ない言い訳”・・・というか、
怠ける事や、やりきれない思いとそのはけ口を、インフラで誤魔化すような匂いも、
時々感じるんですよね・・・。
(ここから、やっと自転車の本題に突入です)
時々、「自転車利用による活性化・より良い環境を作る為に」という内容の
話し合い(セミナー)に参加すると
他国で成功した事例を見て、「こうあるべきだ!」と提案と結論が出る。
可能であるならば、そのようにする事がベストである訳だが、
それを成功(達成)させるには、かなりの時が必要になるだろう。
成功例をみると、
まずは専用レーンを作って、安全を確保すれば、皆が自転車に乗るようになる・・・。
すると、人も街も活性化され、観光地としても大きく発達する。
そして、いずれかは、文化としても根付く・・・
「・・・・・。確かにそうだ・・・。」
そっか~すげーな、未来は明るいなぁ~ワクワクするなあ~
う~ん、オイラも想像してみよう・・・」 (以下、店長の妄想世界)
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諏訪のシンボル”スワレイク”・・・。(諏訪湖です)
水に面する”湖畔街道”は、クルマは一方通行にして、大型車は進入禁止!
湖側の一車線を全て、自転車専用道路にしちゃう!”歩行者天国”みたいだ。
安全に走れるから、自転車通勤者も増えるだろう・・・うん良い事だ。
街路樹を増やし、木陰も増え、夏は涼しく、気持ちが良いな~。♪ルイルイ
昼間は、ゆったりとサイクリングをしている観光客で賑わい、笑い声が聞こえる・・・。
湖畔には新しく出来た、小さな喫茶店や、レストラン。雑貨屋さんも並びます。
野菜の市場や精密機械の展示場もあり、ついつい寄り道をしてしまうのだ。
途中で、ボートに乗るのも良いなぁ~。あの娘を誘って、ウッシッシ❤
大社やお城、街中にも人々が流れて、賑わいが溢れ、活性化が進み、大成功だ!
うん!この新しい試みは素晴らしい結果を生むぞ~!
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な~んてさっ! 勝手に想像で夢を描いてしまうのだった・・・。
100人居たら、100個の理想がある。(皆さんは、どんな姿を想像しますか?)
理想は大切であり、それを実現させる話し合いや実現計画は、凄く大切。
ただ、これを今すぐに実現できるかと言えば、やはり無理だ。
セミナー受講中は、夢いっぱいになるが、
ふと、考えると(頑固で、あまのじゃくの心で見ると)、
何でもかんでも
”インフラ(社会基盤)”に頼る事が全て・・・と聞こえてしまう私である。
もちろん、「こうあるべきだ!」の目標や夢は大事であり、
提示した物が見えるからこそ、進む価値が在る事は、十分良く理解出来る。
しかし、今、私達が(個人が)できる事は何か??
無いものを、どーのこーの言っていても仕方が無い。
私達の地元であるスワ湖は、自転車で走ると楽しいと言われています・・・。
もちろん、人により”走り難い”とか”ツマラナイ”という意見もあるだろうが、
普通に考えて、観光地をサイクリングする事は、やはり楽しい要素がいっぱいです。
未来的には、インフラ事業が行われ、”何かしらの活性化の手段”が取られるだろうが、
それまでは、私達、”地元のサイクルファン”が、今ある場所と環境下で、
愉快で安全なサイクリングをして参りましょう~!
市町村・活性化の基本は
私達、地元の人に”笑顔”が在る事。
また、これが、
最高の”おもてなし” にもなります。
ご一緒に、行動して参りましょう!