先日、GIANTの新製品を見て来たのだが、
NEWモデルの「ここが凄い!」を紹介します。
今回は、ロードレーサー”DEFY”シリーズから、ADVANCED/SL
TOPグレードのSL。全体的には、派手さの無い”おとなしい感じ”になったが・・・
昨年までは、特徴的であった刀のようなデザインをやめ、一新した細いピラーに変更された。
これにより、ものすごい振動吸収性能を高めたのだ。
グニャっと曲がるシートピラーにより、快適なライディングと走りに集中出来る。
https://www.youtube.com/watch?v=qylOHWklGX8
DISCブレーキを装着。天候に左右されず、安全なブレーキを約束。
「ロードレーサーにDISCって、どうなんだ!?・・・まあ~流行だからねえ?」
と疑問を持つ方も多いと思う。
いえいえ、”DIFY”というバイクだからこそ装着された、スペシャルパーツなのですよ。
数年前、”DEFY”は快適で高速巡行出来る、
グランドツーリング(GT)マシンとして誕生しました。
流行の言葉でいうならば、「エンデュランス・ロードバイク」であり、
時間的要素、体力的要素を考慮しつつ走る”耐久サイクリング”性を持つのです。
長い時間、長い距離を走れば、路面も変わるし、天候も変わる。
トラブルが発生し、ホイールだって、少し歪む時もある・・・。
その時、DISCブレーキは制動力の安定と、リムを挟まない構造で、
走る人(ライダー)を助けてくれるという訳だ。
もちろん、ホイールへの攻撃性も無いから、カーボンホイールとの相性も良い。
※(詳しくは省きます)
後ブレーキが無くなったことで、フレームの剛性と強度も見直せる。
このパイプを薄く作る事により、振動吸収性能は劇的に向上する。
これは、BB下にあるブレーキ(ダイレクトマウント)でも同じ事が言えますね。
DEFYは”振動吸収性能”に特化したバイクだと言って良い。
シートピラーが上下出来るタイプの”DEFY ADVANCED PRO”
形状が、丸では無く、半円状で作られている。同じくしなりを追及したデザインだ。
「俺は、グニャが嫌い!」というライダーは、
同社でいうならばPROPELや、TCRというモデルにすれば良い。
エアロロードの”PROPEL”は、とにかくカッコイイし、キャンキャン走る!
TCRにおいては、低重心&コンパクトの良さを生かして、
登りも、平坦も、機敏に走る事が出来る、オールマイティなバイクだ。
スローピングフレーム=(斜めに下がったフレーム)のパイオニアであるGIANTは、
TCRをジワリジワリと熟成させて、現在ほぼ完成したマシンまでになった。
そして、DEFYは、快適仕様のグランドツーリング的要素をもつコンセプトバイク。
今まで、「何を選んで良いのか、解らない~」と言っていた方、
GIANTは選択がし易くなりました。
Aか、Bか、Cか。さあ~!どれにする?
ついつい最上級グレードで話をしてしまうけれど、
下級グレードだって、同じコンセプトから作られれているから、
予算と相談して、堂々と選択しましょう。
その血と意思を持つ、バイクに乗る・・・。何てカッコいいんだっ!!
つづく・・・