地域柄、最高気温が氷点下(マイナス)の時もある・・・
当然、水が凍ります。(誰もが知っている・・・)
あらゆる所にあるわずかな水分も、数秒間で、凍りつきます。
なんと、自転車のブレーキワイヤー内に在る水も凍ります。
クロスバイクやマウンテンバイクに、採用されているDISCブレーキ。
ワイヤー引きタイプの物は、凍って動かなくなる事が、この時期に限り発生します。
「さっきまで動いていたのに、急に動かなくなった・・・(戻らなくなった)」など
皆さん経験ありませんか?
上記の写真を、観察して見ると、ワイヤーの入口が、上を向いています・・・。
その為、雨や、洗車時の水がワイヤー内部に進入し(溜まり)、
その結果”凍る”という訳です。
ブレーキ本体(キャリパー部)構造的には、全く問題ありません・・・。
しかし、取り付け場所により、「トラブルが発生し易いものがある!」
という事を、知っておいて下さい。
(下側のパイプ部に付いている自転車は、水が浸入し易い構造だという事です。)
対策方法としては、ワイヤー内をグリスで埋めるしかありません・・・。
入口に、ゴムキャップ等を流用し、シール(ワイパー)などを付ける事も
アイデアとしては素晴らしいですが、反面”抵抗”にもなりますので、
やはり、”ひと手間”をかけて、メンテナンスをした方が良いでしょう。
これはDISCブレーキだけではなく、
ワイヤー入口が、下を向いている自転車全てに言える事です・・・。
気になる方は、購入店で相談してみて下さい。
シマノ製品でも、エイビッド製品でも、テクトロ製品でも
どこのブランドでも、同じ事が起こります。
そんな事で、
「寒い日は何だか動きが悪いなあ~」と思ったら、ショップへGO~!という話でした。