先日もお伝えしましたが 店長がロードバイクを変えたのだ!アンカー”RHM9”という純粋なレーサーです。
あえて、純粋と言い切るには訳がある。 このバイク、乗り手を選ぶ、自己主張のはっきりした奴なのだ。
店長が選んだサイズは550mm 一番大きなサイズです。
TOPチューブが長く、またヘッドチューブも長い為、スペーサーを全く必要としないので、ハンドル位置が
低く見えて、カッコイイ。ツールドフランスに出て来る外人選手のバイクみたいなのだ。
というか、それをやりたくてこのRHM9に決めたのだ! (適正サイズを無視して。カッコだけで入った店長)
ジャパンブランド「アンカー」の最高フラッグシップバイクに乗るっていうのが粋なのだ!(そうかな?)
それに、「9」ナインと言えば、サイボーグ009みたいじゃんね。加速装置も付いてるかな?(またそれかよ)
さていざ乗ってみると・・・・
「うわ硬い~~~」
踏んだ力がそのまま伝わるどころか、路面の凸凹まともに拾いますね。
(一瞬にして「降参」っていう思いが頭をよぎりました・・・。)
いままでいろいろなバイクに乗ってきたが、ここまで硬いのは経験ありません。
僕(店長)は柔ら過ぎるフレーム(ペダリングでBB部が揺れるくらいの物)が好みなのです。
それとは全く違う性格のRHM9・・・ガチガチで、言う事聞かない暴れん坊将軍なのです。
さすが、勝つ為のフレーム、純粋なロードレーサーだね。こんちくしょうめ・・・。
だったら、乗りこなしてやろうじゃないか!? 「うおりゃあ~~~!!!」
という事で、この1週間、毎日ポジションを変えて、いろいろ試した結果、結論は
「やっぱり良いわ!このRHM9はスゲーぜ!」
このフレーム、乗る位置によって違う顔を見せる・・・。もちろん全ての自転車がそうなのだが、
アンカーのRHM9は、重心を少し前に寄せると、すううう~~~っと進むのだ。
ハンドルのドロップ部分を握って、立ち漕ぎすると、バビュ~ンと加速する。
高速ワインディング(下り坂)では、ふらつかず、狙ったラインをトレースする事が出来る。
これはどういう事なのか???
パワフルライダーが体重をペダルに載せて、グングンと踏みつけ、さらに高回転で回す時に生きるのだ。
鍛え上げた選手が、第一線で常に戦えるマシン。前へ前へと抜き出るギラギラした挑戦車なのです。
つまり、「疲れた~」とか言って、イスにどっかりと座って、あごを突き出して走っているライダーには、
上手に乗れない・・・という訳なのです。←っていう事は僕(店長)には似合わないという訳だ。
結論が出たのは早くて良かったが、それで納得できるほど、私は素直じゃない。
言う事聞かないRHM9を自分の支配下に置く! ・・というか、この9に負けない自分になる!これしかない。
それまで、とことん乗り倒してやるぞ!
※注 RHM9が硬くて悪いという訳ではありません。このフレームは素晴らしいロードバイクです!
今まで、個人的にBB部が左右に振れるグニャ~っとしたフレームを好んで来たので、
今回のNEWバイク(フレーム剛性)に、戸惑い+改めて発見=大感動 しているのです。