GIANTから、新しいカテゴリーのクロスバイクが発表された。
「誰でも、どんな道でも・・・」をテーマに開発された”X-ROAD”シリーズ。
MTBの新基準である”27.5インチ”のタイヤを装着したクロスバイクです。
その名は”グラビエ”
※(MTBは、26・29インチがあり、その中間のものが27.5インチという訳です)
太めのタイヤが特徴です。道を選ばず、ガンガン走れるところが大きな魅力!
アスファルトの継ぎ目なんか気にしない!河原だって走っちゃう。
時には、マウンテンバイクのように、未舗装路を突き進むのも良いだろう!
エスケープの兄弟だけに、フレームの作りも美しい~!
なぜ、クロスバイクにも27.5インチが良いのか??
決して、「このサイズが流行だから~」というだけではないのです。
1:700×28Cとタイヤと直径がほぼ同じ。全長が同じ。(駐輪場問題)
2:直径が同じでも、ここまで太いタイヤを装着できる。
同社エスケープのように、27インチ(正しくは700C)で、
28mm幅(28C)のタイヤを付けた物は細身の為、軽快で、
スピードに乗って走る事が可能だが、”段差に弱い”のがホンネだ。
凸凹や段差に強い乗り物と言えばMTB。
この定番サイズ26インチでは直径が小さくタイヤが太い為、
”軽快さ”という意味では、太タイヤが”もっさり”として、マイナス面が出てしまう。
細いタイヤに交換すれば、軽快さは得られるが、直径が小さくなるので、
中高速走行には不利になる。丈夫過ぎる重いフレームもマイナス要素を持つ。
一方、27インチ(正しくは700C)のクロスバイクに
35~38mm幅以上のタイヤを付けた丈夫な自転車を選んでいたのも事実。
これはこれで決して悪くは無かったが、全長が長くなるし、重量も増えてしまう。
また様々な意味での取り回しに不自由していた人も居たはずだ。
(・・・例えば部屋の中や車のトランクに入れる時、あと5センチ、短ければなぁ~)
そこで、28mm幅と同じ直径の27.5インチが良いという事になる訳だ。
実際の走行感としては
「・・・・・?~良く解んな~い」(-_-;)
と感じた店長です。(なんて正直者)
でも、良い所が飛び抜けて見えなかったが、
悪いところを全く感じなかったのは凄い事です。(ここ大事!)
試乗車(借りもの)であった為、、激しい走行をしていないので、
”本来の突起した性能”を感じる事は出来なかったが、
歩道と車道の段差を斜めに進入しても、恐怖感を感じる事は無かったです。
また、良い意味での”中途半端な太さのタイヤ”が、
「乗り心地と安心感」を覚え、鼻歌が出るほど ふつーにサイクリング出来たぞ。
いや、この普通に乗れる事が、このグラビエのポテンシャルなのかもしれません。
・MTB規格の26インチ×1.5タイヤでは、振動吸収性能が低く
ガツガツして、またハンドリングもクイックになり過ぎて、私は嫌いでした。
・クロスバイク規格の700×38Cタイヤは、最高に良かったし、
店長の最も気に入っているサイズだが、全長が長く収納時などに不利・・・。
・27.5×1.5(グラビエ)は、同じ1.5幅だが、700×38Cに近い乗り心地で
実にご機嫌なタイヤである。
27.7インチは上記の2種類を足して割ったものであり、
「街乗りの道具&サイクリングの共」としては最適と言えるだろう・・・。
田んぼのあぜ道を走ったり、山道をゆっくり散策したり、
何かと使い易い一台です。いかがでしょうか??
GIANT GRAVIRE(グラビエ)
サイズ4種:370 430 465 500mm
カラー3種:キャンディレッド ホワイト ブラック
重量11・1kg(465mm)
価格:63000円 ※(税抜き)