定番タイヤです。すごく良いのです。とにかく走りが軽いのです。
IRC ミトスXC
「クロスカントリーレースで、勝つ!」
これをコンセプトに開発されたレース直系モデル。
センター部はブロックが低く、横(肩部)はブロックが高いデザインだ。
通常(常識的には)、
ブロックが低い=走行が軽いが、グリップ力が少ない。
ブロックが高い=グリップが良いが、走行が重い。
つまり、このタイヤは、通常走行時は、軽く走り、
キャンバーやコーナーなどではブロックが突き刺さり、グリップが増す訳だ。
26×1.95 2.10 2.25 と3種類のサイズ展開で、
特記すべきは、各サイズ(太さ)ごとにブロック形状が違うという所。
さすが”メイド・イン・ジャパン”であり、堂々と自慢できるポイントだ。
使用例を挙げれば・・・
Fタイヤは2.10で、クッション性を確保しつつ、
Rタイヤは1.95の細めにして、軽い走行感と、突き刺すグリップ力を
楽しむのも良いだろう~。
下りが得意(好き)なライダーは前後2.25(太い)で空気圧を高めに設定し、
登りの軽い走行を感じつつ、下りではパンクを気にせず思いきりぶっ飛ばすのも、
面白いだろう・・・。
オフロード経験者(特にレース経験)なら、解るかもしれないが、
レースで勝つためには、ペダルにかける力(トルク)を急激に変える事は少ない。
その為、ある程度のグリップと、コーナー時には安心するスパイクがあれば、
それで良い。
もちろん、ライディングスタイルや、考え方もそれぞれで、
「何が正解である」という答えは無い。
しかし、このコンセプトは、何も解らないビギナーライダーには、
とても参考になるのでは無いだろうか??
IRC ミトスXC 詳しくはこちら↓
http://www.irc-tire.com/ja/bc/products/mtbxc/mythosxc/
話は変わるが、
タイヤの消耗が、「楽しいバロメーター」である事に気が付いていますか?
何を言っているか???といえば、
タイヤの減り方を見て、自分がどれだけ乗ったのかな?って考えるからです。
特に、MTBの場合、ブロックが見る見る減っていくんですよ~
山道走りをしていると、特にそう感じます・・・。
この減り方を見て、「あ~いっぱい走ったもんなぁ~」とか、
「お~もっともっと減らしてやるぜ~!」とか、
そんな思いが、どんどん強くなって行きます。
特にショルダー部のブロックが減ってくると、
だんだん上手くなってきたんあ~って思う瞬間です。
※(倒して乗っているという事。乗りこなして来たという証拠です)
タイヤが減る事が良いことかどうかは別にして、
一つのバロメーターである・・・というお話しでした。