3週間ほど前から使い始めたNEWサスペンション ”FOX32Fリモート”
実に素晴らしい性能を発揮してくれます。
このサスペンションには「ロックアウト機能」が付いていて、手元のレバーで瞬間的に切り替えが出来るのだ。
今日はこの、ロックアウトについて語りたい。
ロックアウト・・・サスペンションを動かなくする装置で、どんな時に使うのかというと、
主に登り坂でサスペンションがヘニャヘニャ動くと、ブレーキをかけた効果と同じ症状が見られる(感じる)事により、
効率良く走らせる為には(ペダリングする為には)、動かない方が良しとされています。
また、下りや平坦でも、サスペンションが良く動くと、安全で快適ではあるが、事実上のタイヤの面追随性能が上がるので、
時には「前に進まない事」もあるのです。安全で疲れない装置=サスペンションなのだが、そんな盲点もあったのだね・・・。
な~んて、知ったかぶったような事を書いたが、実は今回初めてこのリモートレバー(切り替え装置)を使った事で、
私自身初めて感じた事なのだ。以前から、それとなく聞いてはいたが、「これ程までとは・・・」と驚いているのが本音です。
またF32はサスペンションをロックしていても、実際には動くのだ。下り坂でロックアウトの解除を忘れて走っても、
「ちょっと硬いサスペンションかな?」程度で、問題無く走れてしまう事も素晴らしい。店長コースの横川山は、全て砂利コース。
特に大きなギャップは無いので、実にスムースに走行出来てしまうホドだ。(ロックアウト時最大トラベル量53mm=実測)
あまりにも素晴らし過ぎるF32リモート。逆に改めてMTBのセッティングを(ポジションも)し直さなければならない・・・。
今までは、15%以上の上り坂ではFサスペンションが動かないように・・・となるべく真ん中に乗って、(イスの先端に座って)
背中をそりかえす姿勢で、「そお~~~っと」ペダルを漕いでいた・・・。(踏み下ろしていた)。
時には、サスペンションのエアーを多めにし、なるべく可動させないようにしていたが、反面下り坂ではそれがマイナスになり、
結局、ステム(突出し)を短かく・・・などセッティングを煮詰めたのだが、
今回ロックアウトが可能であるので、まず、体重をもっと前に持って行きたいと考えた。これはサスペンションが無駄に動かない
から、ステムを長く、低くセッティング出来る!つまり自分の体重をペダルに載せる事が出来るので、まさに理想とも言える利点だ!
角度、長さが違います。解りますか??
ステムを換えて、走行してみると少しだがラクに上れるような気がした。(・・・気のせいか??)
次はリアタイヤの接地感が薄いので、Rサスの動きを早くして追随性能を上げたのだが・・・
・・・・・この話は、また別の機会にいたしましょう~!