探し物をしていたら、学生時代に使った地図が出て来た。お隣の山梨県の地図で1:150000のものだ。
走行した道には、赤鉛筆と蛍光ペンで記されている、正真正銘の「あの時代少年」の所有物だ!
ボロボロで、セロハンテープで張り付けて使ったが、そのテープも劣化し、はげている・・・。
富士五湖にサイクリングに行ったよなあ~~~懐かしい~~~。クスクスクスクス(なぜか?笑いが)
当たり前の事だが、地図があっても道に迷うんだよね。何度も迷って、人に尋ねたりしたなあ~。
「あんれまあ~自転車出来たのかい?」と不思議そうな顔で見られた事も、
路上でパンク修理した時は、車から降りてきたおじさんに、優しく声をかけてもらったし、
古い御墓らしき所でパン食べたり・・・雨の中カッパ来て走ったり・・・しみじみと懐かい良い思い出です・・・。
そこでみなさんに、改めて大声で言いたい。この地図という物、実に素晴らしいとは思いませんか?
最近は、電子地図が普通になり、ナビゲーションのまま走り、道に迷うなんて事は無いに等しいと聞きます。
人それぞれですし、時代がそうなんだから、現代人は今更、紙の地図を見るなんて、馬鹿らしいかもしれません。
しかしだ、「旅をする」っていう、このロマンあふれる響きに、自分以外の何かに頼るのは、どうなんだろうか??
道に迷う事も、思った以上にキツい峠の坂道や、もう少しのはずなんだけどなあ~と先を読めずに感だけで走る事・・・
そういう無駄に近い事が面白いのであって、結果、今も旅の思い出として心に残っているのだが・・・。
学校で配られた勉強用の地図を見ても、何も感じなかったが、
行きたい場所を記した地図を手に入れた瞬間から、ワクワクドキドキがあり気持ちが高鳴ったのだ。
これは、何なんだろうか???
今、地図を見て、旅に出かけてみませんか??
確かに効率的な事は大切だが、この醍醐味と達成感は、機械仕掛けの助けを借りていたんじゃ解らないよ・・・。