暑い季節ですね。汗が凄く出ます。「Q:その汗には何が入っているでしょうか?」
答えは”塩”。・・・汗からは水以外に、塩が出ます。
ハンドル部分。特にヘッド周辺は 額から大量の汗が落ち、塩が付着します。
乗車中は、「たかが水分が付いただけ」と思うんですが、乾くと、そりゃあもう凄いです。
ヘッドキャップを開けてみると、砂状になり、パイプ内に付着した大量の塩がどっさり。
そしてハンドルステムを抜くと・・・(写真のように、白いものがハッキリ見えます。)
塩って、ざらざらしてますよね。つまり、滑り止め効果も発揮してしまうので、
整備の時など、部品の取り外しが、難しくなります・・・・。ステムすら抜けません。
ヘッドのベアリングも塩分で侵され、サビサビになります。
(写真のPINARELLOの部品を外すには、切り取るしか方法はありません)
ボトルゲージのネジ山も塩が付着しています・・・。
アゴから滴り落ちる汗は、フレームのあちらこちらに何かしら跡を残します。
スチールフレームは、サビに直接つながりますし、汗に含まれる”酸”により、
塗装を痛める原因にもなります・・・。(つやが無くなっている時はこれだ!)
汗をかく事は、仕方がありませんが、
走り終わった後は、自転車を軽く水洗いをしておきましょう~!