ロードリンク

「こんな物があったら良いな…。」の小物紹介です。

今お使いのデイレーラー(変速機)で、MTBのようなワイドレシオのギヤカセットが使えちゃうという部品です。

ディレーラーと合体~!

ロードレーサーに乗っていると「ギヤが重くて疲れちゃう~」という方も多いと思われます。

以前だったら、「こんな坂道なんてヘッチャラさ!」なんて言っていた(思っていた)けど、「最近は重くて、踏めなくて…。」

そこで、「大きなギヤを使いたい~」となります。

この小さな部品があなたを助けます

ノーマルディレーラーでは、最大28とか32Tまでしか対応しないのが普通ですが、

これを使えば、42Tだって使用可能なんだ!

 

ちょっと旧い話だが、大きなギヤを使いたい時、方法として…ディレーラーの中に入っている巻バネの位置を変えて~なんてやったものです。

BテンションとPテンションのバランス(強弱)にて、大型ギヤにも対応させます。(職人しかできないスーパーテクニック…)

(分解してPテンション用の穴あけ加工中)の様子

ウルフテュース ロードリンク

しかし、現在は、こんな便利な物が在り、旧い知識と技術は必要がなくなりました。

この部品(ロードリンク)を使えば、骨董品級のカンパやシマノ製品なども、特別な加工や調整も必要なく、簡単に希望を叶えられて良いですねぇ~👍

ダイレクトマウント式も登場

また、最近のモデルは、ダブルテンションではなく、シングルテンションが多い。

専用の”ダイレクトマウント”の物を選べば、取付もスッキリで完璧!

「なんて便利で簡単なんだぁ~」と声が出ちゃうほど優れてますっ!

105で42Tに対応ですよ

いかがでしょうか・・・。

モデルにより、また使うギヤ数により、チェーンの長さを変えたり、少々の調整は必要ですが、

この部品(リンク)は、間違いなく素晴らしい商品です。お勧めです。

ウルフテュース ロードリンク & MTBリンク

販売価格3520円~

さて、話は変わって、

学生時代から尖がったスポーツ自転車を好み、携わって来た私(高山店長)としては

最近の流行りというか、考え方に異論(疑問?)を感じております。

長距離をラクに快適に走れ、実にカッコ良くてエレガントで…そんなコンフォート・ロードレーサーが沢山販売され、実際に出回っておりますね。

ライダーとしても、販売する者としても、それは良い事と解っております。

しか~し、

「ロードレーサーで快適を目指すとな!? はぁ~?なんじゃ、それ!?」

という反対意見と考え方が、実は今もベットリとあります…。

小さいギヤで踏んでこそレーサーで、それを使う者こそだろ。

走る為だけに徹した、危なっかしくて使い難いマシンを操ってこそだぜっ!

チャラいものは嫌いだぜ、スパルタンなものにこそ魅力を感じるんだよお~。

という任侠派の旧型ツッパリ野郎の店長であります…。( `ー´)ノ

この考え方はわが心の中にあり、👊拳を掲げて叫びたいほどです…。

しか~し、自転車を走らせる為には、実際には体力と、特に年齢と共に、踏めませんし回せません…。「あれれ?何で出来ないの!?」っていう感じです。

店長の使うMTBのリアギヤは、最大51Tを使ってます。(デカい)

今年のシマノバイカーズ(レース)では、それでも足りないくらいヘロヘロでした…(>_<)

体重キープ、日課のトレーニングもやってます。それでも・・・。

「ああそうさ!俺は衰えて来てるんだよ。認めるよ。うん」

そんな事で(どういう事で?)

今の自分に合わせる事。つまり「明日を挑戦できる自分仕様」で自転車を作る事は悪くない。

そういう考え方の方が、スマートというものだ。(^_-)-☆

時代に合わせて、心緩めて、ラクに行きたいですね…。(誰に言ってる?)

メカニックとしても、旧い方法は、それなりに封印し、

新時代に合わせる事が大切だと、改めて思う今日この頃です…。

さあ!今日も明日も明後日も、ハリキッテまいりましょう~!おお!