続・分解の話 です。
これは後輪に付いている、回転部品=”フリーボディ”です。
逆回転させると、♪パチパチと音がする所ね。♪♪♪(^<^)♪♪♪
あれれ~・・・油分が無くなり、乾いておりますね~。
こうなると、回転性能の低下だけではなく、嫌な金属音がしたり、
踏み込んだ時の異音が出たりと、悪い事だらけになってしまいます。
ホイールの種類により、構造は様々ですが、
この部分はこまめにチェックし、適正なメンテナンスをしましょう!
DISCブレーキのオイル(DOT4)です。
これは2年ほど使用したもので、少し黄色く濁っております。
これは新しいオイル。透明度が違いますね。
定期的な交換をする事で、ブレーキ本来の性能を保つことが出来ます。
レバーの戻りが遅い。タッチが悪い。などは要注意ですぞ。(+_+)
「なんか変だな?」と思ったら、ショップへGO!
リアサスペンション付きのMTBの場合
各関節には、カートリッジ式のベアリングが使用されている物が多い。
普通に動いているように見えるし、乗っていても何も不具合は感じない。
しかし、サスユニットを外し、各部の動きを確認してみると、
どこかで嫌な感じと、変な音がする・・・。(+_+)
そこで取り外してみたら、「ありゃありゃ~~~」
なんと、内部にあるベアリングに割れがありました。
※(取り外し作業中に、完全に破断してしまった。)(>_<)
これは、二重構造で、奥の奥にある為、なかなか気が付かないのである。
分解し、指を入れて、じっくり触ってみないと、判らないのだ。
可動部分物ですし、使っていれば破損もある。そういうものです。
こちらも似たような状況。
中央のベアリングに「コリッ♪」という音と嫌な感触がありました。
そこで、ベアリングを外し、洗浄したみたら・・・アレレ?直ってしまった。
原因は、小さなゴミだったのかな?何だろう (^_^;)?
問題が無いのだから、交換の必要はありません。
使えるものは、使いましょう~!
内部にグリースを注入し再使用する事に決定。(=^・^=)
※BB30・・・ここは定期的なメンテが必要ですぞ。
剛性も、軽さも、構造もシンプルで、機能的にはスバラシイBB30。
ただ、どうしても、メンテナンス(確認)を頻繁にする必要がある・・・。
レーシングバイクとして見れば、けっして悪いものではないし、
別の意味で”良く似合う”とも言える。(憎いヤツだ!)
悪い所も解っているが、それ以上に、極めて優れているのが”BB30”。
各自転車や部品の弱点を見極め、その上でメリットとデメリットを知り、
メリットが勝てば、使い続けることを良いとし、
ダメならば、交換や買い替えを薦める事になる・・・。
私はメカニックですが、リアルに走っているライダーでもあります。
だからこそ、気が付く様々な事。 表も内も、映っています。
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何かと忙しい12月です。落ち着いて行動してまいりましょう!
お風邪などひかないように、ご注意くださいませ。
クリスマスが近いですね!楽しいお時間をお過ごし下さい。