皆さま、お元気ですか?
憂鬱な梅雨・・・。季節柄、天候も気温も(気分も?)不安定ですので、
体調管理に心掛け、初夏を楽しんでまいりましょう。>^_^<
さて、今日は私(店長)の自転車の話です。
現在、店長は、
ロードレーサー、MTB、クロスバイク、折りたたみ車、Eバイク、・・・など
新・旧、数種類の自転車を所有しているが、
全ての自転車が、大なり小なり、なんだかんだとカスタムされている。
カッコ良さも、性能アップも、使い易さも、自分の好みに合わせるのは当然だが、
店長という立場上、新しい物や変わった物は、いち早く導入し、技術面も含め、
その性能とやらを、自ら試してみなければ、良い悪いの判断が出来ない・・・、
という理由もある。
まあ、これも、”サイクルショップの店主”という、好都合な立場もあり、
好き放題やっているとも言え、”公私混同”も否めないのは事実・・・。(^_^;)
それはさて置き、立場は異なっても、私も皆様と一緒で、
”自分流に合わせる事”こそがカスタムの目的であるワケだ。
長い前置きになりましたが、(やっと本文に突入)
店長のロードレーサー(ピナレロ・GAN)は、一見ノーマルだが、
使用している部品が全く異なる。
★クランク長 180mm という極端に長い物を使用。(DURA・ACE)
★ギヤはRIDEA製の惰円(だえん)形 52×39Tを装着。
この組み合わせは実にグッド! 踏み込みがラクで、走行ペースがキープできる。
★リアディレーラーには、”カーボンドライジャパン製”の、
セラミックベアリング仕様・ビッグプーリーを組み合わせている。
今更ながら、ビッグプーリーは素晴らしいと思う・・・。
★変速機はシマノの電子式”DI2”にて、操作。
変速スピードは、もっともスローな動きに、設定中。(ここポイント!)
★サイクルコンピューターは、ブライトン製 ”RIDER・410”
「速度・高度・勾配・距離・時刻・回転数」の6表示を出して使用中。
見たい機能を、一画面に出せるので、使い勝手がグッドだ!
さて・・・、改めて、クランクとギヤについて、少々語りたい・・・。
”クランク長”と”ギヤ形状”
先程も言いましたが、店長は180mmクランクという長いものを使用している。
”力いっぱい踏み付けたい”という気持ちが優先し、長い物を選択してみたのだが、
数か月使用した結果・・・、私、個人的には、とても良かったと思う。>^_^<
もともと、ケイデンス(ペダルを回す速さ=回転数)が低い店長ですから、
一漕ぎ一漕ぎに力を込める事が出来、「♪バンバンバンバン♪」と、
力強さを伝達しているように感じるのだ。
身体の事に関しては、股関節が、グルングルンと動き、とても気持ちが良い。
(可動域が多くなり、健康上にも良いかも・・・)
欠点と言えば、ひざの位置が少々大きく回るため、もっとも高い位置(上死点)では、
違和感がある・・・。腰が左右に振られる感じ???と言えば解るかな。
しかし、それは最初だけ。慣れてきたら気にならなくなったし、それでも と思い、
ペダルとサドルとハンドルの位置関係を考え、見直した結果、問題解決!(^_-)-☆
そもそも、立ち漕ぎ時に、効果が欲しかった180mmロングクランクですから、
イスに座った時の、どーのこーのは、私にはどっちでも良いのだ。
ケイデンスに関しては、高回転は望めない。回せば回すほどバッタンバッタンと乱れてしまう・・・。(と言っても、100rpmまでは平気です。)
勿論、そうなるだろうと思っていたし、そうなって当然な180mmロングクランクだ。
最近は、「短いクランクこそっ!」という風潮もあるし、
「ケイデンスを高回転で使用出来る」という実績もある。
でも、それはそれ。数字的なものだけで語るのは、勿体無い・・・。
上でも記しましたが、”自分流に合わせる事” こそがカスタムの魅力だと思います。
楕円(だえん)形のギヤ
さらにトルクフルに、さらに漕ぎ易く・・・を考え、楕円形のギヤを採用。
このギヤ形状、30年以上前からあったし、
店長もヤングな頃には、シマノ製”バイオペースギヤ”を堂々と使っていた。
自分の歴史の上で、実績がある非真円ギヤ。そんな事で、
さらに”強力な太刀”を完成させるため、RIDEA製 楕円形ギヤをインスト~ル!
「力を込めて踏む場所は大きな位置に。
力が入らない場所では、小さな位置に。」
これで、自然でバンバンと進むマシンに変身したのだ・・・。
しかし、最近になって、
「この自然な不自然さ?はなんだ・・・。」
という問題が起きた。
(この話は、また次回に・・・・。)