マウンテンバイク・・・。(MounTain Bike) =MTB。そう!山を走る自転車である。
荒野や山岳地帯といった凸凹道でも、走破できるジープみたいな自転車なのだが、
ジャンルや種類は、沢山ある。
良く動くサスペンション付きの自転車で、スキー場を下る事(ダウンヒル)を楽しむ人や、
小さめのフレームで、シングルトラック(登山道みたいな所)を走る人もいるし、
超太いタイヤ付きのMTB(ファットバイク)が好きな人もいる。
中には、ラクに走る為の”変速機”をわざわざ外し、「苦労が楽しい?」MTBもある。
それぞれに、また個々に、楽しい要素があるのだなあ~。
こうしてみると、
”MTB”と言っても、一体何を選んで良いのか、チンプンカンプンな世界である・・・。
「友人がMTBを始めたから、僕もやってみたい!」と、購入の相談を受けるが、
その友人が「何をしているのか?」により、お薦めするモノ(機種)が異なるので、
”一緒に乗る(遊ぶ)方のスタイル”をお伝えいただければ、”的を得たアドバイス”が、
出来ると思います。
「気の合う仲間と走ると、愉しいね~」
そんな、沢山の種類とジャンルがあるMTBの中でも、
「これぞ、正統派」という自転車を、ご紹介します。
SCOTT社の、29er マウンテンバイク。 SCALE 940
世界が認めた、レース用軽量カーボンフレーム・マシン。
フロントサスペンションは、ロックショックス。DISCブレーキはシマノ。
コンプは、スラムNX 。シフターは、ワン・バイ・イレブン=(1×11速)
山の道路を走る、クロスカントリーに振った、基本の自転車=MTBです。
29インチという大口径の恩恵=”加速と走破性”を、異次元の世界で、堪能できるぞ。
Rスプロケットは、超ワイドレシオ。(11-42T)
スラム ”NX 1×11” チェーン外れ防止装置も付き、激しい走りにも対応。
(店長のストーク号にも使っている、優れたコンポーネンツであります。)>^_^<
クロスカントリーレースに出てみたい人にお薦めです。ぜひ見に来て下さい!
さて、ここで改めて、「正統派」という理由を語るならば、
MTBは、山道を快適に、ラクに速く走る事が出来るのが、正しい訳で、
極太タイヤで、「ヌメ~っと走る事」や、スーパーテクニックを使って、
「派手なアクションをする事」は、別の話である。
くれぐれも、「山道を攻める」訳ではない。「山道を走る」のだ。
年々、「山道を走る自転車」は進化を繰り返しているし、
その性能と成長は、心が躍るほど素晴しい。
しかし、MTBの基本の基本である、”リジットフレーム+前サスペンション”という、
シンプルなスタイルが、時代を越えて、今もなお、君臨しているのは、
世界で行われている”クロスカントリー・レース”という、解り易い競争があるからだろう。
そこで使われる、「シンプルなマシン」こそが、勝利を導くカギである事は間違いない。
そして、そのシンプルなマシンは、「誰にでも乗れる、出来る」を想像させ、
普段のライフスタイルにも、自然に受け入れられるのであろう。
昨今、ものが溢れ、商品構成は、隙間を埋める事ばかりで、それが、
賑わいや盛り上がりと勘違いされ、その結果は便利なようで・・・不便なようで・・・。
「オモシロイ」は、”無理やりの理由付け”の事になり、
見た目の派手さと、作られた美談が”拍手を浴びる”。・・・そんなの、もう飽き飽きだ。
そんな、イライラした時代に、レモンを丸齧りするような刺激と直球が、
このスコット、スケールという訳だ。(・・・・どんな訳だ?)
このバイクは、「YO~YO~♪」のノリではなく、真っ直ぐな体育会系である。
基本を越えるテクニックはないし、基本を越えるマシンもない。
「ただのMTBじゃオモシロくない~」ではなく、ただのMTBが面白い!
少し話が飛躍し、着地も上手く出来ないが、
いま、MTBを始めてみたい人には、この辺りの事を、心からお伝えしたいのです。
普通にカッコイイ!基本に忠実な、一台。
ぜひ、素晴らしい自転車と、出会って下さいませ。
一生懸命、ご提案申しあげます。
”汗と、キズと、掌のマメ” それが良いんだと、私は思います。
SCOTT SCALE940
販売価格:¥229,000(本体価格)+消費税
重量:12.10kg
http://www.scott-japan.com/products/node/6065
・・・・・・ 9月の休業日 ・・・・・・・・・・・・・・・・
25(火) 26(水) 臨時休業
30(日) 都合により休業
また、一身上の都合により、
緊急のお休みをいただく事があります。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。 店長