完成度・・・それを表す単位はないが、
もしも、あるならば、かなり高い値(価)であるはず。
それが、この自転車である。
GIOS(伊太利)PANTO(パント) ミニベロです。
細身のクロモリ素材で、水平のホリゾンタルフレームが、カッコいい。
TOPチューブも長く、20インチの小型自転車だが、
しっかりと乗り込む事が出来る。
エアロホイールも、心をくすぐりますなあ~。
シートステー(縦パイプ)は、かなり斜め後方に寝ている。
身長がある人は、イスを高く(伸ばす)訳だが、高くすれば高くするほど、
ハンドルとイスの距離が長くなっていく。
180cmの長身の方が乗っても、窮屈感は、感じないほどだ。
ヘッドチューブが、長い事もポイント!
ここが短いと、ハンドルが歪み易く、グラグラしてしまう。
「ミニベロだから仕方が無い」は、この”PANTO”には無い。
Fディレーラーの取り付けも、Good!
アウターギヤと、メカの羽(TIAGRAと刻印されている部品)の隙間が、
先端部まで等間隔だ!
この”等間隔”って凄く大事で、変速性能に、とても影響があるのです。
有名メーカーの高価な自転車でも、いい加減なものが多々あるのだが、
GIOSのミニベロは、ここを見逃してはいない。(^_-)-☆
ドロヨケが、ピシャリと合う作りも、好感が持てます。※(ドロヨケはオプション)
絶妙なクリアランスと、ロングアームのブレーキキャリパーが、
それを可能にしてくれています。※(多少の加工や追加部品は必要です)
ミニベロというのは、ミニ(小さい)べロ(自転車)です。
27インチなどの大口径自転車に比べて、小口径であるので、
”ミニベロ”と言われています。
小径にするメリットは、収納力。そして、可愛らしさ、変わり種、という
気持ちの上で「オモシロイ&気楽」が優先される自転車(ジャンル)です。
効率と、数字の上から考えれば、タイヤは大きい方が、何かと優れていますが、
ミニベロには、そんな事は、どうでも良いのです。
スポーツ自転車が好きだけど、「気張らずに乗りたいんだよね~」という人には、
ナイス・チョイスです。(=^・^=)
秘めた性能は、”粋”(いき)
この感じが好きな方々には、心底お薦めしたいのですなぁ~。
GIOS PANTO
メインコンポ:シマノTIAGRA 2×10速
マテリアル:4130クロモリ&カーボンフォーク
重量:9.7kg
販売価格:148.000円