GAN・DISC 入荷!

ピナレロ(伊太利)の2018年モデル

新型”GAN・DISCブレーキ仕様” が入荷しました。

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艶消しブラックに、グレーのアクセントが渋いですね。(BOBカラー)

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ステム部が、エアロしています。 カッコいい~。!(^^)!

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横から見ても”エアロ”です。GANのフレームにピッタリのデザインです。

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スペーサーも、流線形です。(カーボン製品)

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ステムの固定は、後ろから押しつける仕組みだ。(写真は、締めていない状態)

トルクスのネジは、ステム表面と”ツライチ”で隠される。 ナイス!(^_-)-☆

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このネジ’は、カーボンコラムに直接当たる訳ではない。安心して下さい。

写真の”アルミ製部品”を押して、フォークコラムを締めつける構造です。

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最も大きな特徴としては、このブレーキ。油圧式です!

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油圧式(オイル式)は、操作に無駄がなく、ダイレクトに「ギュワッ!」っと効く。

レスポンスの良さと、ダイナミックな効き具合が、最大のメリットです。

その、制動力を、正確に伝え、活かす為、

ピナレロのフレームは、”DISCブレーキ”の専用設計なのだ!

ディスクブレーキの構造上、取り付け側に負担が掛かり、

往来のような「フォークの左だけが歪む」なんて事は、GANには無い。

剛性を読み、左右非対称のフレーム作り(アシンメトリック)を推奨し、

実践して来た”ピナレロ社”だけに、そこはしっかりと考えられている。

また、それに従い、ホイール(ハブ)は、

Φ12mmのアクスル(太いシャフト)にて固定される、専用品を採用。

この”GAN”に採用されたのは、”フルクラム社”のもので、

決して”軽量な製品”ではないが、剛性感だけは数倍も良い!

「ハンドリング・バイ・ピナレロ」は、このホイーからも窺える。

乗れば、ついつい、無駄にハンドルを切って、

タイヤを歪ませるほどの「派手なアクション」をしたくなるだろう。

そのくらい、「 ”剛性”が高い=操作がオモシロい 」と言えるのだ。

GAN・DISCは、専用のフレームとホイールの相乗効果から、

歪みは無縁で、素晴らしい完成度を持っていると断言できる。

さすが、王者ピナレロである。

 

さて、このGAN・DISC は、

先日、紹介した”GAN”と、 http://www.takayamacycle.com/?p=11167

 

「双子」である。

ブレーキが違うだけで、他は、ほぼ同じ とお考え下されば良いのですが、

「目指している物」は、異なります。

 

リムブレーキの”GAN”は、重量面(軽さ)でのアドバンテージが高く、

また歴史的にも、長く使われて来た”構造”だから、不安要素はどこにもない。

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ワイヤーで引くという、シンプルな仕組み上、

作業性という”技能面”から見ても、とりあえず不安は無いだろう…。

 

対して、

今日紹介している”GAN・DISC”は、

機材的に先端を行く”スーパーマシン”である。これは間違いない。

走る事以上に、大切な性能は、ブレーキングである。

天候に左右されず、安定した速度コントロールが出来る事は、

何より有利で優れた性能だ。

オイル式だから、引きも軽く、ダイレクト感もあり、操作が楽しい。

お薦めする理由は、十分にあります。

 

あえて、ネガティブな事を言うならば、

”DISCロード”の流れが、激しく、早く、

新しい規格(基準)で、ズバズバと”進化”と”変化”をして行く事が、

「保守派」の方々には、到底受け入れられないと思われる・・・。

確かに、ディスクブレーキの取り付け寸法(規格)や、

ホイールの種類も、安定せず、

さらには、

オイル式DISCブレーキのメンテナンス(エア抜きやセッティング)なども、

ショップでも、「可能・不可能」が、ハッキリと分かれるほど、

技術力差が出た ほどだ・・・。

だから、「面倒だな~関わりたくないなあ~」、という人も、たぶん多いだろう。

 

でも、大丈夫!

現在は、世界基準となる”統一規格”が出来上がり、

また、作業性も大きく進化し、誰もが安心して使用できるはずだ。=^_^=

当然だが、このGANは、全てが新規格で完成されていて

購入後も、絶対に後悔はしないものである。

先を読み、挑戦を続けるピナレロ社・・・”質実剛健のマシン作り”は、

さすが世界ナンバーワンの、レーシング・バイク メーカーでありますなあ~。

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私(店長)個人的にも、この”GAN・DISC 2017モデル”を所有しているが、

悪い所が見つからないほど、気に入っている・・・。

(ぜひ、試乗して下さい。)

 

”GAN” VS ”GAN・DISC

「では、どちらが良いのか?」と言えば、どちらも良いのです。(^_^;)

どちらのマシンも、素晴らしい特徴を持って、堂々と違いを武器に、展開中です。

これから先、どちらか一方に、取って代わる事もないでしょう。

・リム式ブレーキを選ぶ事は、”徳を得た王道”であり、

・ディスク式ブレーキを選ぶ事は、”挑み続ける覇者道”…な感じだろう。

 

ピナレロ:GAN DISC  

メインコンポ シマノ 105

ブレーキ ST-RS505 油圧DISC

販売価格:398.000円