ビンディングペダルのパイオニアである、LOOK。
シマノ(SPD-SL)やTIMEなど、各社により、デザインは少しずつ違うが、
靴底に付ける部品=三角形のクリートを、ペダル本体に咥える(はめ込む)、
この”仕組みとカタチ”は、全て「LOOKデザイン」と言っていいだろう。
先駆者であるLOOK社は、今も良い物を作ってます。
写真の”KEO2”は、中堅グレードだが、
スプリングを採用しているため、
ビンディング力の強弱調整が出来る、優れ物だ。
上級のブレード(板バネ)タイプより、使い勝手は良いだろう。
例えば、レース時は強めの15Nmでしっかりとホールドし、
休日のツーリング時は、9Nmで、着脱をし易く(軽くして)おく。
つまり、幅広い使い方が出来るペダルが、KEO2なのだ。
言い換えれば、「初心者からベテランまで、対応する」~という訳です。
ちなみに、上級グレードは、板バネタイプの為、
スプリングの強弱調整が出来ないのである。それはそれで、シンプルだし、
割り切った感じは、トッポい香りもするので、マニアには受けるが、
「自分の硬さ」が判らない人にとっては、難しい物である…とも言える。
そこで、
”調整が出来るメリットがある”これこそが、KEO2としての使命なのだ。
回転部は、内側に大型シールドベアリング(丸い球が入っているもの)、
外側には、小型のニードルベアリング(円筒の形を並べたもの)を採用し、
回転部の滑らかさは、「実にお見事!」である。
ペダルという、構造的な事も考慮しつつ、
パワーの伝達効率と耐久性を高くしている事も、加えてお伝えしたいです。
装着感も軽く、カキ~ン♪と良い音がする。
小ぶりのデザインも、凄くカッコイイ~!
国内外、いろいろなブランドやメーカーの自転車があるし、
部品(コンポ)としてはカンパニョーロやシマノやスラム・・・などもある。
何を所有していても良いのだが、
「ペダルだけはLOOKが好きなんだよね・・・」
な~んて言ったら、カッコいいじゃないか!(^<^)
「ペダルの歴史に触れているのさ・・・」なんて台詞が、似合う…かな?(笑)
LOOK KEO2 MAX
重量 260g(左右セット)
販売価格11000円