シマノ・バイカーズ

皆様、こんにちは。

お盆も過ぎ、朝晩は秋風を感じるように? なりましたね。

皆様、お元気でしょうか?暑さも、もう少しの辛抱です。

残暑の季節を元気に過ごして参りましょう~!

 

さて、大変遅ればせながら、

7月末に行われた、シマノバイカーズに参加された皆様方。

お疲れ様でした。

あいにくの悪天候で激しい雨。滑り易い路面で、大変でしたね・・・。

それでも、参加者の皆さんは、泥んこになって、頑張りましたよ。\(^o^)/

大雨の中、交代しながら、ゴールを目指した、エンデューロ・・・。

コースは雨水に侵され、水たまりも多く、林の中はグチャグチャで、

「滑らないように、転ばないように…」と、

ずっと集中をし続けた結果、体が固くなり、(頭も痛くなり)

さらに泥の重さで、脚と体力の疲労も、想像以上であった事を報告します。

出走者を交代しながら走る競技の場合、

待機時には、濡れた身体の体温低下にも気を配らなければいけません。

真夏のレースとは言え、なかなか過酷なものとなってしまいました。(+_+)

”ピットの風景”


翌日の日曜日は、天候は回復し、夏の青空になりましたが、

降り続いた雨の為、土がさらに重い粘土状態となり、大変な状況でした。

ドロッドロで走り難いし、「ベストな走行ラインなんて、どこなの?」

などと、上手く走れない言い訳を、いつでも探している私でした。(>_<)

 

店長は、今回3つの種目に参加。

なんと、コースアウト&転落して、安全ネットに宙づりになるというハプニングも・・・。(^_^;)

(クモの巣に掛かった蝶の気持ちが解りました・・・。)

どんな悪天候でも、悪路であっても、条件は、参加者みんな同じです。

早い選手は、早いし、そうじゃない人は、やはり・・・ですが、(^_^;)

結果や順位はともかく、ゴールラインを抜け、

完走したライダーの満足そうな顔は、最高なのです。

友人と一緒に、ゴールラインを目指すこと・・・。

夜は、テントの下で、酒を酌み交わし、語らうこと・・・。

他の参加者の姿を見て、己を反省したり、奮い立てられたり・・・。

などなど、いろいろと、思うことは沢山ありますが、

なんだかんだ言っても、

仲間と一緒に走る(居る・集う)事は、最も楽しいのでありますし、

それが参加する、最大の理由です。(^-^)

今年も、大きなアクシデントも無く、レースを終了する事が出来たことは、

大変良かったと思います。

この大会を運営していただいた方々、スタッフの皆様方、有難うございました。

来年もまた、一緒に出場しましょう!

 

さて・・・、

私はこうして、年に一度だけ、レースイベントに参加しているのですが、

「速さの追求」に身を置ける事は、とても有意義だと思っています。

もちろん、私自身が「そういうことが好き」が一番なのですが、

特に、ショップとしての立場で言うのであれば、

完走できる機材(マシン)とセッティング(メカニックの技術)の感覚は高まるし、目も頭も養えるし、

また、「これからイベントに参加してみたい~」というビギナーの方にも、

「大丈夫だよ。安心して!」と堂々と、的確なアドバイスが出来ると、思っています。

もちろん、本業である「自転車を販売する」上でも、

「MTBには何が大切で、何が必要か?」など、説明もきちんと出来るし、

金額にかかわらず、たとえ安価でも、「きちんとした物とはこれです!」と言い切れますからね。

早く、ラクに、快適に・・・という基本を、多くの皆様に提供出来ると自負しております。

もちろん、私(店長)に出来ることなど、わずかではありますが、

”街の自転車屋”として、「愉しみの応援」は、

全国の有名プロショップと、肩を並べていると思っています・・・。

 

「キーワードは、きちんと」

いやいや、「僕はレースをやる訳じゃないから・・・」という言葉が聞こえてきそうですが、

もちろん、私も、レースだけが全てだと思っていません。(キッパリ)

ただ、そこに身を置く事により、見えてくる物がある とお伝えしたいのです。

”高額で高級品が本物”という安易な価値感では無く、

”きちんと稼動する機械”こそが、評価されるべきだと考えます。

「ゴールラインを越えること。」・・・この意味するものとは、

「あなたとマシンが、きちんとしていました。やったネ!」だと思う

だからこそ、日々のトレーニングも、機材の調整も、

手抜きだらけの適当”でいいはずがありません。

美味しいゴールラインを味わう為には、この辺りの思いを、

大きくする必要がありそうです・・・。

レースに限らず、日常の通勤や通学、サイクリング、買い物・・・etc。

それだって、安全に帰宅する=(ゴールする)とも言えますものね。

 

”愛の自転車伝道師” タカヤマサイクル店長:高山真