カーボンハンドルの破損

カーボン製品のハンドルが、破損した。

マウンテンバイクに使っている、ストレートタイプのハンドルで、

先端部(通称:エンド部)が完璧に割れた・・・。

バーエンドを付けていた為、無理な力が掛かり、割れたのである。

(実際には転んでしまったのだ・・・あははは)

 

なぜ割れたのか?? 品質の問題?? 締め付けトルク????

いえいえ、ユーザーの使い方が間違っていたからです

これ、私(店長)のハンドルです。だから私が間違っていたのです。

心境的にはというか、この割れた事に対して「あ~あ、ついに来たか・・・」程度です。

 

ハンドルメーカーは、バーエンドの使用を認めていません。

つまり、メーカーには責任はありません。

知って居ながら、使用した私に「間違い」があり、

このような結果を招く事になったのです。

リスクは承知で、使用しておりました。ですから、ぜんぜん気にしてません。

 

さて、(ここからが本題)

「カーボンが割れた~!弱い素材だ~」と大騒ぎをする人が多いが、

これ、アルミハンドルだったら、どうなのでしょうか・・・?

バーエンド部分には、かなりの力が加わる為、このパーツを使用する場合

”肉厚で、重いハンドル”を使用する事が安全で正しい選択になります

それを嫌って、軽く、薄いアルミハンドルを使ったら、

グニャリと曲がってしまいます

転んで無理な力が加わった時点で、一瞬にして”破断”します。

しかし、カーボンのハンドルは、この形状を維持しています。

どちらが凄いのでしょうか??

形状維持=安全に止まれる 

私は、カーボン素材の安全面を、強く評価したいと思っています・・・。

 

またまた、話は変わって、

このバーエンドと同じ仕組みを持つ部分として、

ハンドルステムがある。

カーボンコラム(Fフォークのパイプ)の先端部に

ギューっと強く締めている部品。

整備をしていて、気になる事が多く、「・・・・。」である。

これは、大きな問題であるかもしれないな・・・。

このお話は、また、今度しますね。

 

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ピナレロMTB”ドグマXC29erの試乗車 高評価をいただいております。

圧倒的な軽さ、走破性、乗り易さ、加速・・・・カンドーの嵐です!

ぜひ、皆様もお試し下さいませ。

お待ちしております。 店長

 

 

ドグマMTBに乗った感想~例

1:すっげ~~!

2:なんですか?これは・・・?(あまりの良さに感動中)

3:・・・乗るんじゃなかった・・・(欲しくなってしまった~)

4:ロードバイクより、加速が良いじゃん?!

5:やっぱり・・・自転車はMTBでしょ! 乗って良かったわ!

6:イイですね。・・・うん、イイですよ、これ。

7:後のサスペンションが効いてますね!? えっ?これ、

うそ~!? リジットだったんですか~?

8:価格はいくらですか? 「あっそう・・・・。」・・・買えないけど、マジ欲しいっす。

9:これ、一台で。充分だわ~~~。長距離サイクリングも楽しいだろうな~。

10:えっ?これが、29インチの性能ですか??? いくらですか?

11:ピナレロって、ドグマ社が作っているんですか?「・・・・」

えっ!? 違うの? でも何だか解らないけど、すごく軽いね~。

12:欲しいです。・・・?  えっ?そんなに高い(高価)なんですか? 無理だな。

 

試乗していただいた皆様から、いろいろな感想をいただきます。

軽い・楽しい・イメージが変わった・フレームが柔らかい」など聞くと、

試乗していただいて良かったと思います。

※(買うか買わないか・・・はこの際どうでも良いのです。)

私の思いは、試乗していただき、

「良い。軽い。欲しい。」

など、高級車はスゲーな!という素直な気持ちを高めていただけたらと考えています。

もちろん、

王者”ピナレロ”社も自身を持って、発売したマシン(バイク)であるし

”ドグマ”の名前を付けただけに、

この絶対性能は伊達ではなく、当然と言えば当然なのであるが、

良いものは、やはり良い!

という事に、皆様が、気がついて、いただけるのではないでしょうか?

 

ドグマXC(フレーム&フォークのみ)の販売価格が、約47万円という金額だけに、

なかなか買う人は少ない(いない)でしょうけれど、・・・それでも良いんです。

この機会にぜひ、あなた自身で試乗していただき、感想をお聞かせ下さい。

お待ちしております。

 

ドグマXC 応援団長 店長:高山マコト

 

 

夏が来た~。

暑い夏がやって来ました。

毎度の事ですが、”蓼の海ライン”は最高に気持ちが良いのです。

どーです!!

このように木の下を走りながら、山の梅にある湖を目指すのです。良いでしょっ!

自分の影が、カッコイイ~~!(酔いしれる店長だ・・・)

 

この時は、たしか13時頃だったと思うが、日差しは眩しいけど、

実はそれほど暑くなく、快適に走る事が出来たのだ。(24℃)

 

その後、いつものように霧ヶ峰まで走りました。

汗は出ているけれど、べた付く感じは無い。さすが、高原!

気持ちが良い避暑地だね。

 

ドライブインにて、”かりんソフトクリーム”を食べました。(写真なし)

冷たくて、酸っぱくて、美味かったです。ぜひ、皆様も食べてみて下さい。

 

あ~楽しかったなあ~!!

 

※注意

旧和田峠(トンネル)は路面がかなり荒れています。

凹凹で、気を緩めると、凹みにタイヤを取られ、転倒したりします。

かなりゆっくり走らなければ、危険です。しかもキープレフトは出来ません

前方と後方の車やバイクに気を付けて、路面を選んで走るのです。これは危険です

なるべくならば、ここはしばらく走らない方が良いと思います。

また道路の痛みが激しい為、

「自転車が壊れるんじゃないか?」と心配になるほどです。

チューブラータイヤだから、ギリギリパンクしないで帰宅出来ましたが、

WO(クリンチャー)だったら、絶対にリム打ちし、ドカンとなります。

 

サイクリングは楽しいですが、

怪我をしたり、事故を起こしたら、惨めになります。

仲間にも迷惑をかけてしまいます。

遅くても良い。押しても良い。怪我をせずに帰宅する事が最優先です。

”自分の心”と向き合って、楽しいサイクリングをしましょうね。

 

もうひとつ、注意!

「よく事故が起きないものだ?」と不思議に思うことがある。

青信号だからといっても、高い速度のままで交差点にと突入する大バカ者!!

しかも集団で走っている3人以上の”自転車暴走族”に多く見られる光景だが、

これって、常識知らずの迷惑行為です。

交差点は、「事故が必ず起きる所」です

(事故の80%は、交差点です。いつも偶然にも、事故に遭ってないだけで、

ラッキーなだけなんです。そう思い込む事が大切です)

見ていて、冷や冷やします。もしも歩行者やクルマに衝突したら、どうするんでしょうか?

自転車の人はどーでも良いです。・・・知らんわ。勝手にどうぞ

ただ、他人に迷惑をかける行為は、恥ずかしいし、許せない。

 

諏訪湖を、すげースピードで走っている人が居るが、

実はあれ、周囲から見たら、

「バカじゃねえか!あいつは」としか思われていません。

軽蔑の目で見ている方が、ほとんどだそうです・・・。(この話はまた今度します)

気を付けましょうね。

 

自転車愛好者の皆様は、

 

①一般道路における速度管理。

②交差点は、絶対に速度を落とす。

この2つは心に刻んでおきましょう。

 

これを「めんどくせーな」と思う人は、

乗らなくてけっこうです。いや、乗ってもらいたくないです。

先輩達が築いて来た”自転車スポーツの世界”を汚すだけです。

 

僕は、販売店主であり、愛好者でもある。

言い難い事だが、誰かが言わなければならない。だから僕が言うんです。

 

このHPを見ている方々には、マナーの良い方が多いはずですし、

あまり関係ない話(マナー違反の話)だが、

知り合いに、もしも上記のようなマナー違反の人が居たら、

優しく教えてあげて下さいね。

気が付いていないだけなんですよ・・・」ただ、それだけなんです。

みんなで、”明日の自転車スポーツ”を盛りあがて行きましょうよ。

よろしくお願い致します。

 

愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長”高山真

 

想像力・・・。

ここに、まっ白な雪が積もって、飾りを付けたら何になる?

”もみの木”がいっぱいです。

クリスマスツリーを想像してしまう店長でした・・・。

 

少しは涼しくなったかな?(笑)

 

改造 そのリスク・・・責任。

先日もお話ししましたが、ロードレーサーの、Fディレーラーの取り付け部分に、

すごく敏感(神経質)な店長です。

数年前ですが、こんな改造をした事があります・・・。

やはり、「フロントギヤが変速し難い」という不具合から、”改造”をした。

かなり、強引な改造であったが、今思えば、

「先見の目」があったのか?と、我ながら思うほどです。

タカヤマサイクル(店長)本人は、当時「ネジを使っ支え柱」と勝手に名付けた。

個人的には画期的なアイデアだと自賛した

”Fメカに穴をあけ、ネジ山を作る”という、強引な改造というリスクの大きさから、

気心知れている数名(数台)しか、施していない・・・。

解りますか?? 「横ネジ」がポイントです。

別の角度から見ると、こんな感じです。

”フラッシュ”を焚いて撮ってみました。 

ネジがフレームに当っているのが解りますか??

 

実はこれ、

現行の”DURA-ACE”や”新型アルテグラ”に採用されている方法と同じように

ネジをフレームに押し当てているのである。(サポートボルト=シマノ名称

 

数年前に、シマノさんが、これを発表された時に、

「おお~俺のやり方と同じじゃん!俺の理論は正しかったのだ~!」と、

その時はマジに思ったのでした。(自慢)\(^o^)/

ただし、私の施した改造の場合

”完成した製品”に穴を空ける以上、強度は間違いなく落ちている・・・

だが、

メーカー(シマノさん)が作れば、その事を前提に設計し作るので、安全。

この違いは、大きく、頭を抱える事になるほどだが、

理論的には正しかったのだ。(・・・無理やりだが、そういう事にしておこう)

このアイデアは、シマノの開発者が先か、高山(店長)が先か?どちらだろうか??

(・・・そんな事どっちでも良いのだ。うん。

    開発と生産はメーカーであり、アイデアと改造はお店だからね (^_-)-☆)

 

 

上の写真昨日、オーバーホール仕立て後 に撮影したものです。

(ボルトを交換し、奇麗な状態で撮影しました)

今回はネジがフレームに当る場所には、現在販売されている

シマノ純正のサポーターを張り付けました。

(以前は、ネジの先端に金属製の丸キャップをしたのだが、

そのままフレームに当っており、僅かだがキズが付いてしまいました。

(当時はキズが、どーこーより、動きを抑える事に夢中だったのだ)(-_-;)

ここも、メーカーとショップレベルの違いだ。

さらに、

こんな改造もした事がある。(写真なし・・・

ネジが当る部分が、フレームではなく、直付け台座(金属)であるならば

その部に真っ直ぐネジ山を作ることで、絶対的に動きを制御したこともある・・・。

ネジ山による動き止め効果があるので、もっと固定力が上がり

シフトアップ&ダウンの性能も大きく良くなった事を憶えている!

ただし、Fディレーラーの性能により、その結果は大きく異なる事も解った。

ディレーラー本体のねじれ ※(グレードにより異なる)が

性能差として、悪い意味で”突起”してしまうのだ・・・。

逆に言えば、

これほど、大きな効果である”ネジを使っ支え柱”性能であるとも言えた。

 

しか~し、

この改造は、フレームに穴をあける事になるので、全く良い事ではない。

その為、過去に一度、それも自分のバイク以外にはやった事が無い・・・。

そう!お客様の物には、これは絶対に出来ない!

破損、消耗などで、Fメカを交換したり、ギヤを交換した時点で、

二度と使えない「ネジ穴=無駄な穴」になるからだ・・・。

もちろん、強度不足からのフレーム破損も考えられる・・・。

 

さて、

※ここまでが前置きです。(・・・いつもだが、長い~)

このように、穴をあけたり、削ったりのの改造は、それなりに面白いが

それを施した時点で、メーカーの保証は受けられません。

つまり、リスクが大きいのです

 

Fディレーラーに穴を空けて、強度は大丈夫なのか?と聞かれても

「さあ~?」である。・・・こんな、改造をしては見たが、

結局は、

現行のメーカー部品を購入し使用する事が賢いのである。

安全で、発展性もあり、安価であるし、何より、安心だ!

結局、

ショップのレベル程度では、

その場しのぎの仕事になってしまう・・・。

 

それでも、改造が楽しいし、リスクを背負ってまでも、

絶対的な性能を手に入れたい人は、関係無くやるだろう・・・。

 

昔話になってしまうが、MTBダウンヒルのブームであった時、

毎月行われていた”岩岳のシリーズ戦”に参加する人の自転車には、

アイデアだけで作った「自作パーツ」が沢山見られた。(付いていた)

どう考えても、強度不足だよな・・?という物もあったし、

「完成度の高い、画期的なパーツを自作している人も居たし、

逆に「こりゃ危ねえなあ~」という物もあった・・・。

それらのパーツによる事故やトラブルが、どのくらい在ったかどうかは、

解らないが、世界中で皆が同じ事をやっていた、良い時期であったと言える。

ライディング・テクニックなんかより、マシンの性能アップに燃えていた時代。

実に面白かったし、そういう”創世記”があったからこそ、

今の完成されたMTB(DHバイク)があるのだと思う。

改造は楽しいのです。だから、やるのです。

 

ここで「責任はだれが取るのか?」という話になる場合もある。

これも、 「さあ~?」である。

ショップで改造した場合、もちろん、そのショップの店主や店長であり

そのメカニックにあるのだろうが、

「改造」するというのは、ユーザー様も一緒に責任を持つ事で

楽しくなるものだと、私は考えている・・・。

責任は、誰かに”擦り付けるもの”ではないし、責任から”逃げる”訳でもない。

カスタムや、改造は、楽しむ為の、一つの手段だと私は思う・・・。

皆様は、どのようにお考えになりますか?

 

タカヤマサイクルは、そのお手伝いをさせていただいております・・・。