MTBが好きなのさ

巷では、研ぎ澄まされたマシーン ”ロードレーサー”が人気であるのだが、

「私は、マウンテンバイク(MTB)が好きなのだ~!」という人も多いはず。

 

自然の中を走る事は、とにかく楽しい・・・。

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それに、街でも”段差”を気にせず、ガンガン走れる力強さは、

なんとも頼もしく、ゆえに安心である。

スタイリッシュでカッコいいロードレーサーも良いけれど、

ワイルドな、マウンテンバイクの魅力はそれなりに深いのだな~。

 

・・・そんな事で、

今日は、MTBの紹介です。

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GIANT INTRIGUE(イントリーグ)

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前後サスペンション付きの、高性能マウンテンバイクです。

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カラーリングも、素晴らしい~! 実に、ハイセンスです。

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このバイク=イントリーグは、女性専用のLivシリーズに属するものです。

GIANTの”トランス”と同機種(同性能)ですが、女性専用車という位置付けになる。

(※トランス http://www.takayamacycle.com/?p=8598

 

このバイク=イントリーグ、女性専用設計とはいうが、男性用(トランス)と比べて、

ヘッドアングルが少しだけ(2.5度)寝ている(傾いている)だけで、

スケルトン(寸法)は、ほとんど変わらない。

※(ヘッドの角度が寝ていると直進安定性が良いという特性をもつ。)

だから、男性が乗っても(誰が乗っても)、全く構わないのである。

それに、このカラフルな色使いは、女性だけのものにしたくない。

フェミニン(女性らしさを強調)デザイン・・・?!いえいえ、

これは色使いは、なかなかのハイセンスで、男性にも似合うと思う。

山道で、ブラック&ピンク は、かなり栄えるはずだ。(想像してみて下さい)

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これを、女性だけに渡してなるものかっ!(な~んて、思う店長です)=^_^=

例えば、170センチくらいのガッチリした男性だったら、

ハンドルステムを少しだけ長くしてあげれば、ベリ~グッドなポジションになる。

他は何も変更する事は無い。それほどこのイントリーグは完成度が高いのである。

 

このバイク、

GIANTの巧みな機構”マエストロ・マジック”によりチューンされたWサス・シリーズ。

このイントリーグも、(トランスも)、全く同じ。

上り坂を、ラクに駆け上がり、下りをヒュンヒュンと楽しむライダーにはピッタリ。

 

極太スリックタイヤを履いて、ストリート仕様としても、カッコいい!

MTBの可能性は、深く、広いのだ。

それこそ、「ワイルドだろ!?」である。(^_^;)

「このバイク~♪YOU~だったら、どう使う!?」

(脳内♪BGM 陽気なカントリーミュージック)

https://www.youtube.com/watch?v=9jtmAICUPdo

 

一応というか、残念ながらというか、サイズが”XS”と”S”の2種類しかない為、

身長が、175センチ以上に人では、適切ではない。

これは、Livだけに仕方がないところだが、

小柄なライダーであれば、”ターゲットON”だぞ

 

GIANT INTRIGUE「イントリーグ」

サイズ2種:XS・370mm S・380mm

Fサスペンション: FOX F34Φ15mm

Rサスペンション:FOX フロートDPS

メインコンポ:シマノDEORE

販売価格:330000円

スラム 1×11 NX

 スラム社から、マウンテンバイクのコンポーネント”NX”が発売されたぞ。

NX

 

これは、”1×11”仕様で、前ギヤが1枚、後ギヤが11枚というもの。

MTBと言えば、様々な山坂道に対応するように、変速段数が多い事が”正議論”だった。

最近まで、多段化こそが、自転車の進化であり評価されて来た。

前3枚に後10枚のギヤが付き、30段変速というものが王道でしたが、

気が付けば、前ギヤは2枚で充分(十分)と言われ、

今日にいたっては、1枚でOK! と変議(造語)と進化をしているのだ。

この減段化のメリットも多く、昨今のMTBライダーからは絶賛されているのだから、

反論をする隙間は無いのである・・・。

 

(話をスラムに戻します)

MTBファンから、熱い支持を受けているのが、このスラム社のコンポ。

シマノと並び、様々なラインナップがあり、

最高峰グレードの”XX1”ともなれば、恐ろしく軽量で、見た目もカッコイイ!

変速スピードと、その正確さは、”異次元の世界”とも言えるほど、別格だ。

(間もなく、EAGLEシリーズが発売予定。後ギヤが12段だって。すっげ~!)

http://www.dirtfreak.co.jp/cycle/sram/

そんな訳で、スラム社のコンポを使いたい人が多いし、相談を受けるのだが、

このスラム社の11速ギヤは、ホイール(フリー部)が”XDドライバー”という

特殊なモノが必要な為、なかなか簡単に「スラムで11速に!」とは出来なかったのだ。

しか~し!

このNXは、シマノ規格のフリーボディにそのまま、装着出来る為、

今、お使いのホイールに、そのままインストールが可能!

容易にコンポの入れ替え(交換)が出来ちゃうぞ!

NXはここが凄いし、ここがエラいのだ!

「他社製品に合わせ、歩み寄る優しさ」・・・見習いたい姿勢です。

               「やるなNX!」by シャア少佐

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遅ればせながら、試乗車を準備しました。

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ぜひ実際に乗って、1×11=”ワン・バイ・イレブン”を体感して下さい。

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右レバーだけの、シンプル操作が、新鮮です!

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このワイドレシオのギヤ。上り坂もラクラクです。

 

さて、

1×11=”ワン・バイ・イレブン”のメリットとデメリットの話ですが、

MTBを本当に、マウンテンバイク=”山道自転車 として使う人は、きっと感動します!

一言でいえば「ダート走行に必要な事を凝縮した機材」と思えるのが、この”1×11”。

アスファルト走行(オンロード走行)では感じるデメリットが、

凸凹道では、何も感じないし、思えない。本当に素晴らしいメカニズムだ。

Fギヤも小さいから、丸太越え時に、ギヤをぶつける事も無い。(実感)

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デメリットと言えば・・・ ※(褒めるだけではないのが、店長の性格・・・(^_^;) )

ギヤとギヤの落差があり過ぎて、足と心に違和感とストレスを感じてしまう。

し・か・し と言うか、これは、普段ロードバイクばかり乗っている為、であり、

特にクロスミッション(ギヤとギヤの落差が無いモノ)を好む私(店長)だから、

強く感じたかもしれない。http://www.takayamacycle.com/?p=3592(過去の記事より)

しかし、10分も走っていると、それを忘れてしまったし、(気にしなくなったし)

特に、ダートに入った瞬間から、まったく感じる事は無かった事を、お伝えしておきたい。

自転車のジープである、マウンテンバイクを、シンプル操作で、

”活き活きと走らせることが出来る事”は、なんとスバラしいことだろうか。

また、シンプルゆえに、

チェーン・トラブルなどの心配も無い事も、精神的にはかなり大きい! \(^o^)/

フロントギヤが1枚という事、そして、その可能性はまさに「目から鱗」である。

タカヤマ的な表現をするならば、

「頼もしい友人が斜め後ろに居る」という位置が、この”1×11”=NXだと思う。

 主人公は貴方。メカが主張する事は無い。愉しさを倍増してくれる友人が”NX”だ。

いかがだろうか?

あなたのMTBコンポを、スラム”NX”に交換してみてはどうだろう・・・。

新たな発見と、物語が生まれるだろう・・・。

後が7段ギヤ(3×7)時代から、MTBと付き合っている貴方だからこそ解るこの進化。

減段化という革新をスラム”NX”で体感してみるのも一興だ・・・。

 

皆様、試乗車で、”ワン・バイ・イレブン”を、ぜひ味わって下さいませ。

良いとか、・・・悪いとか、・・・色々と語って下さい!

「その一言が、明日の自転車の世界を拡げて(変えて)行くのです。」

ご来店、心からお待ちしております。

 

スラム NX

・Rディレーラー:11000円

・シフター:3900円

・クランク&ギヤ:16000円(32T)※GXP

・スプロケット:12000円

・チェーン:2700円

・BB (別売り)

 

 

 

味があるっ!

今日、紹介するのは、イタリアンブランド”GIOS”のスポーツ自転車。

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細いパイプで作られた、スチール素材のロードバイク”FELLEO”です。

手堅く、シマノ105コンポを採用。まじめです。

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イタリアン・ブランド ”GIOS” オリジナルのブルーが鮮やかだ。

伊太利のイメージカラー、”アズ―ロ”を思わせるね。

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エンド部分は、袋状になっている。

私は、このデザインが大大好きです! とにかく高級感がある。

深く伸びのある踏み心地は、さすがクロモリフレームだ。

ペダルのキックバックが気持ちが良いぞ! 一言でいえば「ヒュんっ

うん。フニャっとした感じではなく、ググッとくる奥深さが、たまらなくイイ!

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注目したい所はこの溶接部、TIG溶接工法だ・・・。

旧い私は、クロモリフレームといえば、ついつい「美しいラグ」とか言ってしまうが、

http://www.takayamacycle.com/?p=7867 (過去の記事より)

そこにこだわらない・・というか、このTIGの味と心意気が良いのだ。

 

この溶接の特徴は、接合箇所は波打つように、凸凹してしまう・・・。(>_<)

マウンテンバイクなどのワイルドな乗り物には、

これもまた雰囲気があり良いのだろうし、仲には、

「この美しい溶接ビード(溶接跡)が好き」という趣味人もいるのだが、

細身のシルエットと、独自の美しさを放つ、”イタリアンロード”としては、

溶接面のビートが気になる箇所ではある・・・。 そこで、

GIOSは、その凸凹の波部を削り、さらに磨き上げる手法=スムースウエルドを採用し、

ツルんとさせ、見た目をアップさせている訳だ。どーだっ!

こーいう事を、大きく評価したい!(美への追求)

 

店長個人的には、派手なモノや主張性が強いモノが好きだから、同じGIOSでいえば、

メッキのラグを採用した”コンパクトPRO”に心が奪われるのだが、

シックに乗るならば、この味がある”FELLEO”も良い。(と思っている)

流行を追わない。気にしない。自身が愉しい自転車。

そんなもの(自転車)が欲しいのだ。

もしも、もう一人の自分が居るのならば・・・これを選ぶだろう。

洗いざらしのブルージーンズに、白いTシャツ。

スニーカーとサングラスで、小粋に走りたい!

坂道は、降りて押したって構わない。無駄に頑張らない。

「えっ、カッコ悪いって?」・・・そうかもしれないが、

意地っ張りの性格は、この自転車の前では、出さない。隠しておく。

ツッパらない自分自身で居ようじゃないかっ!

 

堅くて、真面目なあなたに、ピッタリの優等生ロードバイク。

GIOS ”FELLEO・105” お薦めです。(^_-)-☆

 

GIOS FELLEO 105

コンポーネント シマノ105

カラー GIOSブルー

サイズ4種類 480・500・520・540mm

販売価格:189000円

どこでも走るんだ!

 

「 道(路面)なんて、選ばない・・・

    気が向くままに、右へ左へ、その先へ・・・」

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KOGAの”クロスレーサー・グラベル”です。

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太めのタイヤ(38mm幅)を装着し、凸凹道でも走破が可能だ。

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路面や天候の変化にも、安定した制動力を保つ、DISCブレーキが付く。

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コンポ(パーツ)は、シマノ:クラリス2×8段仕様。

ドロヨケや、キャリアなどを装着し易いように、ネジ山(ダボ)が付いている事も嬉しい。

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KOGAの特徴として、カッコいいグラフィック=模様がある。

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ハンドルステムのデザインも、イカしている!「ヒュ~♪」

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フロントフォークも、とにかく、いちいち、かっこいい!

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「おお~OH~・・」

 

この自転車を前にして、競技的な話はやめよう。

乗ってオモシロイ。ペダルを踏みつけて走る事を愉快にする。これが”クロスレーサー”。

(名前がレーサーっていうのがひっかかるが、ここは触れずにスルーしよう・・・。)

砂利道だろうが、山道だろうが、田んぼのあぜ道だろうが、どこでも走破出来る事が、

この自転車に与えられた使命。

凸凹道がOKって言うんだから、道路に良くある”車道と歩道の段差”も問題ない。

つまりは当然、街乗りにもバッチリ使えちゃう~という訳だ。

純粋なレーサーに比べて、タイヤが太い分、無駄な神経は使わない所が良いね。

路面を選ばないという事は、クルマとの並走時も、

路肩走行(小石、ガラス破片など)が気にならないのは凄くイイ。

もちろん、最高速度と、絶対的な走行上の軽さ(体感的)は劣るが、

神経質にならないっていうのが、この自転車の最大の特徴!

 

そんな事で、

「ドロップハンドルのスポーツ自転車に乗ってみたいけど、色々な意味で不安だな~」

と思っている方には、このクロスレーサー・グラベルがお薦めだ。

 

さて、この自転車の提案としては、

ずばり、サイクリング

割れて荒れたアスファルトでも、安心して走れる太いタイヤ。

雨でも安定し効く、DISCブレーキ。

このクロスレーサーって、サイクリング車として、凄くいい機材なんだよね。!

まずは、前後左右にしっかりしたキャリアを装着。(ダボが在るってスバラシイ)

そこへ、サイドバックやパニアバックを付けて、現代版のランドナーとして使いたい。

当然、雨対策用に、しっかりとした前後のドロヨケも付けたいな。

ライトは、ガンガンに明るい物を選んでおこう。

サイクリングの目的は、「旧い道を走る」・・・これだけ。

この、「旧道」というワード・・・何かドラマチックな気がするのだぁ~。

そこに”旧いトンネル”なんてあれば、さらに気分が盛り上がる~!

トンネルってちょっと不気味・・・、真っ暗な闇に包まれたその中はどうなってるかな?

明るいライトが役に立つね。その先に何が在るのか?ワクワクドキドキだ。

旅は冒険。サイクリングは、少年期を思い出す最高のイベントなのです。

行った事のない場所に、自転車で行くっていうのが、オモシロイし愉快なのだな。

距離じゃない。時間じゃない。・・・数字で語る世界はここには無い。

帰りには、雨に降られてしまったら、さらに良い・・・。

雨が霧を呼び、風景が凝縮されて行く・・・。それがまた幻想的で良いんだな~。

何も考えず、ただ走る自分に、心底から笑えちゃうぞ!

 

時には、このようなサイクリングを楽しみたいものだ。

 

KOGA クロスレーサー・グラベル

販売価格:124800円

カラー コガブルー

 

 

 

 

新種? サングラス

今日は、新種のサングラスの紹介です。

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自転車用(スポーツ用)のサングラス・・・。どこが新種なの??

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上から見ると、こんな感じです・・・。 良く、良く見て下さい。

通常のサングラスとは異なる、大きなポイントが、2か所あります。

 

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違い その① ノーズパットがありません。

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違い その② 頬骨で支える部品が付きます。(サイドパッド)

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実際に、装着するとこんな感じです。(解り易くするために極端な角度にて撮影)

 

ノーズパットを無くす事で、鼻骨への圧迫感を排除し、解放感を実現した訳だ。

また、汗の流れも自然で、ノーズパッド部に溜まる事がないのが良い。(空気が流れる)

さらに、装着後の跡(痕)がない事も付加価値として捉えたい・・・。

テンプル(アーム部)と、サイドパッドはあらゆる角度に調整可能で、

顔の大きさに合わせて、締め付け(押さえ込み)が効く。

 

このサングラスの商品名は、”AirFly” エアフライ

キャッチコピーは

” まるで掛けていないかのような、居次元のフィット感・・・”

「・・・。」 まあ、正直なところ、「掛けていないかのような~」はウソっぽいが、

ノーズパッドが無い事による、解放感とメリットは、確かにある!

 

実際に、レースの中盤などになると、ノーズパッド部は、汗の溜まり場になる。

時々、指を入れて、「ゴショゴショ」と拭いたり(掻いたり?)してるよね!(^_^;)

サングラスとは、「そういうものだ!」と思って来たが、

このサングラスは、その部分を改善した。またアイデアに、拍手を送りたい。

往来のような、耳と、鼻で固定する方が良いのか?

新しく提案された、耳と、頬骨とで固定する方が良いのか?

答えは、先になりそうだが、

このアイデアは、素直に素晴らしいと思う。

ぜひ、一度、店頭にて装着してみて下さい。

ご来店、お待ちしております。

 

ゴスペック エアフライ ”AF-101 ”

レンズ:ポリカーボネード

サイドパッド芯:チタニウム

テンプル芯:ステンレス

カラー:5色

販売価格:14750円

http://www.zygospec.com/airfly.php