ピナレロ社(イタリア)から、新型のドグマが発表されました。
ドグマは、ピナレロの最高峰の競技用バイク。
世界のレースでは、数多くの勝利を掴んでいる特別な機材である。
現行の”ドグマF12”を、さらに進化させた新型は、どのようなものなのか?
とても気になるニュースであります。
さて、新型がモテはやされるのは常であり、
「新型が出る度に、自分の所有してい自転車が旧くなっていく…」と、
少々残念な気持ちになるのは、致し方ないが、
ドグマに関しては言えば、そんな気持ちを持ってはいけないぞ!
歴代全てのドグマに言える事は、
その年、その時の最高の技術とアイデアが凝縮された、最高のマシンであり、
ドグマのライバルは、同社現行ドグマだけ。という姿勢がピナレロだ。
つまり、常に現行車をアップデート(わずかに修正)し、
「これでもかっ!これでもかっ!」と常に最高を目指し開発している、熱いマシンなのだ。
だから、上で言ったように、残念な気持ちになる必要は無い。
むしろ、旧型とは考えず、先輩という肩書で、自信を持って所有し、乗り続けてて欲しいと思います。(^_-)-☆
話を新型に戻します。
この度、発表されたドグマの名前は、ドグマ・エフ(DOGMA・F)。
歴代ドグマはF8、F10、F12など、数代続いた数値コードで呼ばれてきたが、
今回はこの数字が無くなった。
これは、ドグマは、ピナレロ社の唯一無二のアイコンであり、
モデル(型式)に縛られないドリームバイクであり続けるべく、
過去と現在のシンボルとして、シンプルな”F”を用いると同時に、
未来のアイデンティティをも表現したらしい。
何が、大きく変わったのか?と言えば、
刃物のように、鋭角なラインが増え、シャープになったデザインだ。
重量も大幅に軽量化され、シェイプアップされたドグマF。
サドルの取り付け部品はチタンパーツが使われる。
どうですか?エアロフォルムが美しいですね。
ハンドリングを支えるフォーク。
DISCブレーキにも耐えられる剛性を持っています。
より、シェイプアップされたシートピラー。
薄くなり軽量化されたピラーの為、DI2用のバッテリーは入らない。
その為、フレームのBB付近に内装される仕組みになった。
ブラック・レッド、カッコイイですね~。
ブラック・ブラックも渋いです!
レースだけにとらわれず、道を走る事=サイクリングは楽しいです。(#^.^#)
ドグマは、競技で勝つ事の宿命を背負い、開発されておりますが、
全てのサイクリストに向けて、乗り易さも追及しています。
自転車は、乗り物で、未知なる空間(知らない道路)を走る時もあります。
綺麗な道ばかりではなく、凸凹道もあります。
緩やかなカーブもあれば、きついカーブもあります。
上り坂もあれば、下りもありますし、
天候が急に変化し、雨になる事もありますね。
誰が乗っても、安全に、楽しく、愉快に乗れる事を目指したドグマF
私は、今回の発表を通じて、そのような”優しさ”も感じました。
進化し、レースで勝つ。これも大事。
高性能車を用い、軽快に楽しくサイクリングする事。これも大事。
ドグマFは、様々事柄に、欲張っている、スーパーマシンです。
販売価格:935,000円(税込)※フレーム&ハンドル
カラー:PLUTONIUM FLASH(シルバー)
ERUPTION RED(ブラック&レッド)
BLACK ON BLACK(ブラック&ブラック)
https://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/