GOGO店長号

どうにも心苦しい出来事ばかりが続き、

皆様心身ともに、お疲れであろうと、お察しいたします。

何かと思いどうりに事が運ばず、イライラすることもありますが、

どうぞ、心穏やかにお過ごしくださいませ。

 

今日は、店長の自転車を紹介します。

ブリヂストン・マークローザをベースに改造したマシーンがこれ。

リアブレーキは、ダイアコンペ社の”メタルリンクブレーキ”を装着。

嫌な音はせず、またガツンと効くところが、気に入ってます。

一目、DISCブレーキのように見え、カッコいいのだ。

この円盤は放熱板であり、長い下り坂では、その役目を発揮します。

岡谷の町に、ピッタリです。

外装の6段変速を、サムシフターで操作します。

「♪カチッ、カチッ」と軽い操作と滑らかなタッチ感が好きです。

※(指や手首に力が入らない人には、特におススメだぞ。)

この自転車の使い勝手とその性格上、6段がBESTと判断。

8段や9段など、多段になれば、理論上の性能アップは間違いないけれど、

「自分が使う」という事と、様々な角度から検証した結果、

シンプルな外装6段に決定したのだ。

フロントブレーキは、シマノ社のローラーブレーキを装着!

後輪同様、一見、DISCブレーキに見えるところも採用の理由。

ふわっとした効き具合がこのブレーキの特徴で、内部にはアンチロックシステムがある。

ハンドルは、プロムナード型。そこに個性的なオポジットレバーを装着。

支点が逆側にあるのが特徴です。

 

他の装備としては、

スタンドは両立。安定性重視です。

大型のカゴを装着。日常の使い方(買い物など)に対応します。

タイヤは700×40Cのスリックタイヤ(ライトウエイ製)を装着。

柔らかさと滑らかさとグリップ力で、これをチョイス。

サドル(イス)は、超フカフカのクラシックデザイン。

いかがでしょうか?一般車でも、ここまで愉しくカスタム出来るのだ。

クラシックに見えるけど、内容は最先端?ですぞ。

皆様も、何かございましたら、声をかけてくださいませ。

夢や希望に叶うように、一生懸命、お手伝いさせていただきます。

”愛の自転車伝道師” タカヤマサイクル店長:高山真

レストア終了~!

ランドナーのレストアが、終わりました。

これが、作業前のもの。

傷みが、激しいです・・・。

それを、タカヤマ・マジックで、「♪チチンプイプイ~」

どーだ~! バシッと仕上がりました!

テールランプも点灯します!(ダイナモ)

ヘッドランプも、きちんと点きます。(^。^)y-.。o○

サビも全部取りました。

”年式相応のヤレ具合”を残しつつ、”きちんとした整備品”のランドナーです。

さあ、この自転車に乗って、何処に行こうか!?

 

少年だった頃のボク…山から見る夕日を、手掴みしていたあの日…。

何を考えて、何を夢見ていたのか、今はボヤけて解らない。

大人になったボクは、素直に夕日を掴めるのだろうか…、

正直な行動や、夢を、応援出来ているのあろうか…。

触られたくない思い出もあるだろう。しかし、それも自身だ。

半ズボンの少年に、もう一度戻ろう。

自転車に乗って、まぶたの裏を、見に行こう。

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すわようバザー

諏訪養護学校 バザーのお知らせ

2月8日(金) 茅野市 べルビア

2月9日(土) 茅野市 メリーパーク

        岡谷市 レイクウオーク

開催時間 10:00~11:30

レストア

以前、「レストアするぞ~!」と紹介した、ランドナー。

「時間が作れたら、やろう~」と思って、思って、思って・・・、

やっと作業を、開始しました。

かなり、傷んでますね~。

バーテープは、もうミイラです・・・。

ネジというネジは、サビて回らないし、途中で破断する物はあるし、

ハンドルステム(写真)は、固着し、抜けないし~・・・。(>_<)

まあ~旧い自転車を修理(レストア)するのですから、当然ですなっ!

必殺技で、外したぜ~!

そんな事で、やっと、ここまで分解が出来た・・・。

なるべく、オリジナルのまま、また年式の雰囲気を出しつつ、

完成を目指していきま~す!

※(このレストアは、お客様より依頼を受けたものではありません)

カスタム~^_^

自分好みに、カスタム~!

お客様の希望で、パナソニック・トレンクルを、カスタム&チューンナップ。

外装変速機と、Fギヤの大型化&クランク長170mmに換装。

きちんと変速が使えるように、チェーンラインも考慮!(ここ大事)

さらに、乗車姿勢が窮屈な為、ハンドル部品を加工し、60mm延長~!

これで、ロングタイムライドを楽しめるでしょう~!(^_-)-☆

アイデアとして、チェーンが外れないように、専用のガイドを作成。

ブレーキも強力なタイプに交換したぞ!

タイヤも少しだけ太くし、耐パンク性&乗り心地をUP!

これで、”スーパー・トレンクル号”に変身だぜ~。(^o^)/(どーだ!)

軽量こそトレンクルの使命だが、乗り易さも大事なこと・・・。

多少の重量増加はあるが、トレンクルを持っていたら、

やはり、こういう改造はやりたくなるものだよね。(^。^)y

 

さて、

お客様のご要望に応え、改造すること=カスタマイズは、オモシロイです。

ですが、かなりの無理や思考、作業の失敗、その繰り返しの時間など、

机上の計算通りには、いかないし、金額も安いのか高いのか?さらには、

かけた手間の割に合うのか合わないか?? 私が判らなくなります。

(どーしよ~。こまったなあ~。まいったなあ~ この繰り返しです…)

ただ、一つだけ言えるのは、

カスタムや改造は、お客様と一緒に悩み、作り、楽しみ、仕上げるもの。

紙面や画面では計れないところが、あるのだと思っています。

そんな見えないところを心の温度として、お互いの喜びに代えさせて頂きます。

 

皆さんの、”自分仕様” おしえてください。

 

営業時間が変わりました。

AM8:00~PM7:00(19時)

(冬季営業時間です)

施工も善しです。

もしも、自転車に不具合があるのなら、直せば良い。

調整で不可能ならば、・・・改良すればいい。

良いモノであるはずだと思い、購入したものの、

「ちょっとなぁ~」と思う事はある。

ならば、改良したり、部品を変えたりして、”カスタム”したりすれば良い・・・。

しかし、

そこまでするのは、所有した自身への後悔心なのか・・・?

いや、ちがう。自分が選んだモノに”魂”を入れたいだけ。

それは、”自身と自心だけの物にする為”に行う、上品な手段。

 

メーカーの開発者が、精力を上げ作ったバイク(フレーム)でも、

何かしら、そのような場合もあるものです。

”最高峰のレーシングバイク・フレーム”ともなれば、

普通の組み立てでは、性能を発揮できない事は、多々あります。

「良いか?悪いか?」と言えば、良くないかもしれませんが、

自転車というものは、そういうものだと、私は思ってます。

一般車も、子供車も、スポーツ車も、全て、

同機種でも、同じ作業で組み立てが終了する事は、絶対にありえません。

だから、その知識や技術力のあるメカニックは、

黙ってピシャリと性能を出して来ます・・・。

 

 メーカーは、開発者であり、製造者である。

ショップは(メカニックは)、それを生かし(理解し)、

”きちんとした自転車”として完成させる。

つまりは、機材の持つ、最大の能力を引き出す事。その為の努力をするだけです。

タカヤマサイクルもその一店であり、私自身がその一人だと自負しています。

不具合は、ショップ内で解決する!大騒ぎしない。それが流儀。

自身のノウハウとアイデアを存分に注ぎ込みます。

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カーボンフレーム。BOMA:ヴェルノ。  実に良いロードバイクだ。

軽さ、しなり、推進力・・・etc。優等生すぎる、真面目な一品。

見た目も、美しさを追求し、ケーブルは内蔵式としている。(うん、イイね!)

IMG_3263

メーカーの親切心から、このフレーム内部には、ケーブルが一発で通るように、

カーボン製のトンネルが付いているのも有難い。(内蔵されている)

組み立て時や、ケーブル交換時など、メンテナンス性が良いのだなあ~。

しか~し、このトンネル。これがこのバイクの欠点である。 ※(私の所見)

親切心から付けられたトンネル(ガイド)が、2次災害を引き起きし、

ギヤチェンジ(シフト操作)に問題を発生させているの場合もあるのだ。

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「邪魔ならば、外してしまえ、ホトトギス」by店長

そうです。だったら、外してしまえば良いんです。

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車体の中のトンネルを全て外す・・・。

 

この改良で、何がどう良くなるのか・・・?

それは、”フルアウター式”になる事。それにより無駄な抵抗がなくなり、

また、性能を長く保つことが出来るのだ。

(最近の自転車は、フルアウター方式が多くなってきています)

http://www.takayamacycle.com/?p=8081

IMG_3274

この瞬間から、ヴェルノが、スーパーヴェルノに変身したのだっ! イエイ (^。^)y

変速のモタツキ、一切無し!シュパシュパっとギヤが変わります。

ヴェルノの欠点が消えた今、このバイクは大空にはばたく鳥になった!

 

さて、ここで 気をつけたい事です。

『メーカーの作ったフレームに、

ショップやメカニックが改良する為に、何かを施す事は良いのか?』

ハッキリ言って、良くないでしょうね。間違いなくメーカー保証は、無くなります

では、そこまでして、工作する意味はあるのか?

あるんです。

 

ユーザー様に、この自転車、

「”車体番号:XXXXXXXX”のヴェルノを所有して良かったっ!」

そう思っていただく事が、タカヤマサイクルの仕事であり、任務であるのです。

「内蔵トンネルの不具合は、メーカーの責任だ!新しい良品をよこせ」

ではなく、この目の前の相棒をもっと好きする方法を、私は考えています。

 

これは、”責任の置き方”という考え方にもなるが、

昨今、「責任の押し付け合戦」ばかりが耳に入る。

「なにかあれば、製造メーカーにその責任を振れば良い」と考える人は多い。

自転車の世界も同じ匂いが漂っている・・・。

有名プロショップですら、そう思っている(現実にそうしている)場合もあるほどだ。

もちろん、ケースバイケースで、メーカーに頼る事はあるだろうが、

私の場合、まずは、販売した責任(お薦めした責任)を噛み締め、

ユーザー様となった気持ち=”所有した喜び”を、きちんとお伝えしたいのです。

先にも言いましたが、

「”フレームNO”XXXXXXXX”のヴェルノを所有して本当に良かった。」

そう思っていただく事が、私の目指している最大のサービスであり目標です。

もしも、不具合があれば、ユーザー様とショップで協力し、仕上げる事。

ここに楽しさと嬉しさがあると、私は思っています。(カスタムの魅力)

「○○○様(あなた様)が購入したからこそ、このバイクは活きた。良かった。」

それが最高の買い物ですし、所有する魅力です。

だから、考える。工作をする・・・。

 

今回のように、たかが、内蔵トンネルの不具合程度で、

メーカー相手に大騒ぎをする事じゃない。(と私は思う)

ユーザーはショップと手を繋ぎ、ショップはユーザーと手を繋ぎ、

太く強い鎖(くさり)になる事で、皆様の一台を、最高に仕上げます。

通販で商品を買っても、この熱い気持ち(鎖)は買えないのである。

 お客様は、当店を信じて購入した・・・だから、私は手を出すし、やるんですっ!

困難を惜しまず、改造する訳です。

 

時には、やり過ぎて、失敗もあります。

時には、ユーザー様には似合わない(気に入らない)結果になる事もあります。

その時は、元に戻したり、改めてチューニングし直す事もあります。

全ては、私の責任ですから、2度3度の繰り返しは、覚悟の上です。

 

当店は、レーシングショップではありません。

子供車も、カゴ付きの一般車も、スポーツ自転車も、普通に扱う、

昔ながらの”街の自転車屋”です。

もちろん、今の時代ですから、ソフト(提案)とハード(機材)、

どちらも大切な事であり、そのバランスも大事だと解っておりますが、

あえて優先したいのは、

「私は、あなたのメカニックです。」

自転車専門の販売店として、ハード面(機材)の事は、全てお任せ下さいませ。

困った事があれば、いつでも解決できるように、機材について日々、研究しています。

 

いつも、皆様の近くに居る、タカヤマサイクルです。

 

~~~ 臨時休業のお知らせ ~~~~~~~~~~~~~

3月9日(水) 技術セミナー参加の為、休業します。

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。 店長