空気圧

今日は、”空気の圧力”のお話です。

店長のマウンテンバイクは、GIANT社製の、アンセム(27.5)で、

軽さ、乗り心地、加速、走破性能 ともに優れており、気に入っております。

毎朝、乗っていますが、「すげーな~!(^^)!」と常に思っています。

ある日、ふとタイヤを触ったら、前後共に凹むではありませんか!?

あちゃ~空気を入れてなかったんですよね~。3か月以上も・・・。(-_-;)

タイヤの空気圧表示(表記)を見ると、1.8~3.7barが適正みたいだ。

まあ、この辺は適当で良いかな~って事で、2.5bar入れてみた。

当然ですが、触っても凹まないのであります。

「これなら更に、ラクに速く走れるぞ~」ワクワク。(#^.^#)

ついでに、サスペンションの空気圧力も上げちゃおう~

「一般道では、あまり動かない方が良いから、1.5barアップだっ!」

走行性能が格段に上がる期待を胸に、翌日の走行を楽しみに待つのだった。

そして、乗ってみた。しか~し、

ぜんぜん良くない。ぜんぜん進まない。ぜんぜん楽しくない。

乗り心地は悪いし、グリップ力もないし、全く心が踊らない。

空気を入れて、性能アップしたつもりだったが、結果として、全く逆の事をしてしまったのだあああ。

あちゃちゃちゃちゃ~~~(-_-;)(反省)

・・・とまあ~コメディチックなこの事例、

実は、皆様の自転車でもよく有るミスセッティングで、

空気を入れ過ぎた結果、本来の性能(自転車の持つ最高性能)が発揮出来ないのである。

まずサスペンション。

硬ければ、柔らかければ、良いってもんじゃないのは誰もが承知。

これは、その人の走り方(ライディングフォーム)で決めて行くのが正しいわけで、

同じ体重であっても、ハンドルの位置や、サドルの位置、

さらに踏み方(立ち漕ぎ頻繁、ビンディング使用時)全てにおいて違う。

その為、メーカー推奨のセッティング(活字、数字)は参考でしかない。

この辺りは、机の上でいくら考えても、コンピューターで解析しても、

出てくる(出せる)ことではないのだな。

カッコ良く言えば、経験から見つけられる”奇跡の賜物”っていうワケ。

店長の場合、サスペンションは、伸び上がる事を重視するようにしている。

1G´では、半分沈み込ませ、ペダリング時は、サスの伸び上がりを使い、加速させる。というセッティングを好む。(詳しくは省きます)

その為、アンセムに入れた、過剰な空気圧が邪魔して、「好みの走り方が出来ない=楽しくない」となったのです・・・。

そして、タイヤの空気圧力・・・。

基本は、空気をたくさん入れる事で、接地面積が減り、転がり抵抗が無くなり、軽快な走行が出来るのです。

しかし、空気を入れ過ぎたタイヤは硬すぎて、タイヤの持つクッション性とかグリップ力が失われてしまうのです。

その為、2.5bar入れたアンセムは、想像上は軽いはずなのだが、

タイヤが大地(アスファルトさえも)を捉えず、MTBとしての良さ(乗り心地、グリップ感)が無くなり、「これも結果として=楽しくない」となったのだ。

タイヤの空気圧といえば・・・、

店長のロードレーサーは、タイヤの空気圧は、5.5bar

7~8bar(100~120PSI)を基準としているライダーから見たら、

かなり低い数字ですし、「はあ~!?何やっちゃってるの??」である。

でも、その数字こそ、己で見つけ出した”黄金空気圧数”なんですよね~。!(^^)!

道路=アスファルトとはいえ、細かい凸凹は沢山ある。道も荒れている。砂も浮いている。

また上れば下る。急な山坂道で、「おっとっと・・・」となる事も頻繁にある。

空気圧を若干落としたタイヤは、若干変形しグリップ力も上がり、踏ん張りも効く。

乗り心地も良くなり、一般道路を走る事が苦痛にならずにいられる。

低圧によるデメリット(リム打ちパンク、最高速減)も解っているから、

それらを考慮しても、個人的には、メリットしかない。(と思っている)

「自転車チューニングの基本は、空気です。」

 

何事も基本は大切ですが、やってみなくちゃ判らない事は沢山ある。

空気をもっと入れる、逆に抜く。

趣味なんだから、誰にも迷惑かけないし、「こうすれば良くなる=発見」と捉え、バンバンやってみましょうよっ!

空気なんて、お金もかからないしさ…。(#^^#)

私は「空気をどう操り、味方につけるのか?」が大切だと思っています。

さあ、アナタだけのセッティングを見つけて、

そして、心から愉快なサイクリングを楽しんで下さいね。

ちょっぴりカスタム

乗り易くする事。自分に合わせる事。そういうの大事です

ミヤタのMTB型・Eバイク=”リッジランナー”です。

これを少しだけ、カスタマイズ。

テーマは、「小柄な方でも乗れるように。」です。(^_-)-☆

まずは、ハンドル部。ポジションの見直しからスタート。

ステム交換(-10mm)とハンドルの天返し、両端切断により操作性を向上。

ハンドルを天返しすれば、通常よりも、ぐっと下げられ、綺麗なフォームが得られる。

これは、レーシングMTBの世界では、上級者がやる方法だ。

元々ハンドルが高いEバイクですから、小柄な方、女性には、このくらい下がる事で、「GOOD・POSITION」になるんだヨ。!(^^)!

そして次は、この「ごちゃごちゃ~」のスイッチを、スッキリ&使い易くするため、細工をします。

このような部品(マルチバーアダプター)を使って、

スイッチの位置を変更します。

バーの真横に来るスイッチは指が届かず使い難いので、この位置へ変更。

どーです!? 良い位置でしょっ!(^_-)-☆

ロックアウトも簡単です!

「小柄で、手が小さい方」だから、この位置なのです。!(^^)!!(^^)!

シートポストは、ドロッパーを外し、オフセットゼロのタイプへ交換。

ここまで落とせます。

これなら、小学生でもOK!です。( `ー´)ノ

 

 

もともと高性能な自転車ですから、さらに少しのアイデアをプラスすれば、もっと乗り易くなるんです。

皆様も、何かお悩みがございましたら、ご相談下さいませ。

お待ちしております。 店長

朝5時20分。暗いです・・・。夕暮れも早いですね。

ランプを付け、安全を確保して、サイクリングを楽しんで下さいませ。

BMX

HOFFMAN(ホフマン) PSYCHO(サイコ)

レッド&ブラック 販売価格:59.400円

※(8月5日に紹介した物と、モデルは同じで色違いです。)

ハーフのバッシュガードが付きます。

ハンドルが、ぐるぐる回る、ジャイロシステムを搭載。

これは、タイヤの色を変えた、カスタムモデル。

元はこの色(黒)。※(8月7日に紹介した自転車です)

タイヤを変えただけでも、大きくイメージが変わります。

部品を変えて楽しむのも良いですね~。いかがでしょうか。

BMXは、一般の自転車やスポーツ自転車とは異なり、

長い距離や速度を出す為の、乗り物ではありませんし、適しません

スケートボードのように、その空間で”表現する”ようなマシンです。

だから、ただ走らせていてるだけでは、正直オモシロくないのです。

しか~し、

このコンパクトさを武器に、ジャックナイフや、ウイリーなど、

ちょっとだけアクロバティックな事がやり易くなっています。

また、とにかく丈夫だから、放り投げたって、壊れないのも魅力。

だから、思いっきり、テクニックを磨くことが出来るんだ。

さあ!あなたもBMXの世界に、カモ~ンッ! ( `ー´)ノ

 

工夫と改造

お困りごとがあるならば、またお客様が望まれれば、

「可能な限り応えたい。」それが当店の在り方です。(*^^)v

 

とっても旧い変速機=リアディレーラーです。

裏から見ると、こんな感じです。

現在のディレーラーとは、取り付け方も異なります。

※(写真を撮り忘れてしまったので、絵で説明します。)

フレームの取り付け部(エンド部)は、こんな感じになっています。

 

お客様の要望は、

「山坂道でも軽くラクに走れるように、大きなギヤを付けたい。」という事でした。

普通なら、ボスフリー(後ギヤ)だけの交換という話なのだが、

旧型のこの変速機では、ご希望の歯数に対応できない。

では、「変速機も一緒に交換してしまえば良い」のだが、

上でも言ったように、

このフレームは取り付け方が異なるため不可能なのです…。(-_-;)

では現行のディレーラーや、部品が取り付けられるようにするために、

どうすれば良いのだろうか・・・?

そんな事で、今回は「工夫と改造」のお話です。

現在のディレーラーのエンド部は、このような形状が主流です。

これを、現在のデザインに変身させるため、改造を計画したのだ。

難しく考えすぎないように、大雑把なプランを立て、まずは下部に金属を盛る事だけを考えた。

そこで、精密な設計図(簡単な絵を持って、

知り合いの鉄工所に持ち込みました。(協力:オグマ・エンジニアリング)

そして2日後、「♬じゃ~ん!」完成~!(^-^)

そうそう、こんな感じで良いんですっ! さすがオグマさんです。

さ~これから後は、タカヤマサイクルの仕事です。(一気に行くぜっ!)

マジックで線を描いて~、そうそう~こんな感じ。

グラインダーで♬ビュ~~ン!。やすりで♪シュッシュッ。

少しずつ、何度も確認しながら、削り続けます…(~_~)

「♪じゃ~ん!」新しい形状に作りあげました。

さらに、ネジ山を加工修正し、一応完成~。

どうだあ~~~!現行ディレーラーが、付いたぜ~! (*^^)v

裏から見たところです。完璧だぜ~!

ついでに、エンド幅も現行ハブが入るように130mmへ加工&修正。

剥げたところを、ペイントして~、フレームの加工は、ひとまず完了。

ホイール(ハブ)も現行品に組み替えました。

ボスフリータイプから、カセットスプロケット式に変更。

これは、ハブシャフトの破損(折れ)対策にも役立ちます。

でも少し問題があるので、ギヤに小細工を…。

写真を・・・良く見て下さい。

一番小さなギヤの歯を全て、削り取ってあるのが判りますか?

その理由は「ギヤがフレームに当たってしまう為」です…。

もともと、5段変速仕様に対応した、旧い規格のフレームですから、

今時の多段ギヤをポンっ!と装着することは出来ないのである。

※(チェーンステーの内側が膨らんでいる為)

そこで小技を利かせ、8段用の一番小さいギヤを使わずに7段仕様にした。という訳です。

実際にチェーンを付けるとこんな感じです。うん、良い位置です。

クリアランスも確保されて、バッチリ!

初めはハブのスペーサーの厚みで調整し、内側に移動する手段も考えたが、

それでは「形としては成立する」けれど、走行性能に問題が発生してしまう事に気が付いた。

旧型フレームを多段化するためには、工夫が必要なのです。👍

変速も、スムースに可動します。(*^^)v

チェーンのラインも、GOOD👍。問題無し!

Fギヤも新型に交換!(スギノ・アルピナ2トリプル仕様)

フロントディレーラーも、同じく交換しちゃいました。(*^^)v

今までは最大で26T。(15-26T 5段変速)

今度は最大32Tです。(13ー32T 7段変速)13-15-18-21-24-28-32

ギヤとギヤの落差も少なく、足の負担も少ない所もポイント!

これで山坂道もラクになるでしょう~。(^_-)-☆

 

いかがでしょうか?

皆様も、何かお悩みがございましたら、ご相談くださいませ。

早朝サイクリングが、気持ちよい季節です。

あなただけの風景を、探してみて下さい。

特別仕様車

当店展示車:特別仕様車の紹介です。

2021年モデル GIANT CONTEND AR1

何が、特別なのか?といえば・・・、

コンポーネントを シマノ・TIAGRA仕様へ変更!

タイヤは少し太めの35㎜幅へ、チェ~ンジ!

サイド部が、スキンカラーで、軽やかな感じにしております。

ブレーキは、オイルDISCです。(*^^)v

ノーマルは、テクトロ製のメカニカル(ワイヤー式)DISCブレーキですが、

やはり、オイルDISCの制動能力は素晴らしいですし、お勧めしたいです。

そんな事で、奮発してオイル式を採用!

カタログモデルは、こんな感じ・・・。

シマノSORA&ワイヤー式ブレーキ&真っ黒タイヤ32㎜幅ですが、

上で紹介したように、各部品をグレードアップし、

CONTENDのコンセプトを、より、それらしく仕上げてみました。(*^^)v

当店のご提案商品(カスタムモデル)はいかがでしょうか?。

 

さらに、革サドルや、バーテープも同色にしたら、もっと雰囲気が良くなるだろうし、

Rキャリアを付けたり、ハンドルバッグを付けたりして

「長距離を快適に走れるサイクリング車」に仕上げるのも面白いだろう。

店長の好きな、廃道・旧道巡りや、さらに「♨妖しい場所探し…」なんて、どうだろうか?

ドキドキとワクワクの冒険サイクリングを愉しもう~!

 

アドベンチャーサイクリングを、楽しむために生まれたCONTEND。

走る道なんて選ばない。道路(みち)が続く限り、どこまでも走るんだ…。

もっと自由に、もっと我がままに、自分の心を解き放て! by店長

 

GIANT CONTEND/AR3 ”タカヤマ・カスタムモデル”

販売価格:137.500円(税込み)※お値段そのまま!

サイズ S (165~175cm)

カラー:ガーネット

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