ボトムブラケット部の処理・・・やってますっ!

削り始めた直後・・・。
90%完成~!(まだ塗装が残ってる・・・。)

これは、ボトムブラケットの面出し加工です。製造メーカーではなく、お店が行う仕事です。
この作業をしても、自転車が完成した状態時には、見た目にはお客様には全く分からないのです・・・。つまり、
やってもやらなくても、「ふーん・・・」程度でしか無いのですっ!!
しかし、近年のボトムブラケットは、このサイド面の精度によって、回転性能が大きく異なる事をご存じだろうか?
また、不快なキリキリ音や、嫌なキシミ音が出るのも、この処理が出来ているかどうかが大きい・・・。
つまり「販売店やメカニックが、ここにどれだけ注目しているのか!?」という事がポイントなのだ・・・。
だからと言って、「何でもかんでも削れば良い」という訳でもない。メーカーが意図的に塗装を厚くしている場合も
あるし、商品によっては削れる量がギリギリの場合もある。この判断がメカニックの経験と知恵になるのだろう。
今まで当店では、高額商品やフレームから組み上げる場合のみ、この作業を行っておりましたが、
今後はほとんどの機種も加工したいと考えてます。   全てはお客様の満足の為に・・・。

お客様満足度 向上宣言!  byタカヤマ店長

 

どんな修理でも、ドンと来い!

お客様のご依頼で、完全レストア中(作り直し中)のブリヂストンロードマンです。
フレームは当時と同じ色で塗り直し、デカールも製作中。
かなりの時間がかかり、ここまで出来上がりました。完成まであと一歩です。
レストアと言っても、今時のパーツを使いつつ、当時の味を復元するという賢いモディファイなのだ!!
お金じゃ買えない価値がある…ここでは数字で語る性能なんて、どうでも良い…。
こういう事に夢中になるのが(なる事が?)カッコイイじゃないかっ!

↑ミヤタ・ルマンツーリスムのオーバーホール途中の写真です(左)
年式的のはかなり古いのだが、オーナー様の保管(手入れ)が行き届いていたため、
これはかなりの良品でした。
全パーツを外し、洗浄。サビを取り除き、各部のグリースアップ・・・消耗品を新品パーツに交換を行い、
完全リフレッシュ!(右写真) まだまだ現役でバリバリ走れるね!

※ 皆様も、もし修理をしたい自転車をお持ちでしたら、ぜひご相談下さい。
誠意をもって、対応させていただきます。
店長:高山真

車いす、修理します!

大急ぎで仕上げるのだ!

これは、使用する方にとって、生活に絶対必要なものですよね。
1分たりとも手放せないのです・・・。ならば、
他の仕事を後回しにしても、大至急修理しなくてはいけないのだ!

この時、ロードレーサーのギヤ交換に来店されていたお客様が先に居りましたが、
事情を説明し、車いすの修理を優先させていただきました。(Sさん、ありがとうね!)
これからも、もしこのような状況がありましたら、皆様のご協力とご理解をお願い致します。

お子様用の三輪車に手押し棒(補助器具)を取り付けたいと、相談を受けました。
「乗用車に積み込み易いように、手押し棒を簡単に着脱できるように」という希望です。
この三輪車は医療器具に近いですから、簡単にはいきません・・・。しかし、
頼られたら、それに応えるのがタカヤマサイクルです。(というか、高山真の意地です!)
鉄板を折り曲げ、ドリルで♪ブ~~ン! 鉄のこで♪ギコギコギ~~。
クイックリリースレバーを・・・・・ああ~失敗~。あ~また失敗~~。またまた失敗~。
数回繰り返し、この形になりました。

皆様も、なにかございましたら、ご相談くださいませ。
頼られたら、それに応える努力はします

 

見てますか?「リムテープ」

超高圧の空気を入れるロードレーサー・・・。
チューブにかかる負担は想像以上のものです。
特に、このリムテープ(フラップ)はスポーク穴に、チューブが入り込まないようにと頑張る
もっとも大切な部品なのだ!
見えない所でけなげに働くリムテープ君に大きな拍手を送ろう!

左の写真は一年間使ったものです。チューブの高圧に耐えて頑張ってきましたが
陥没してしまいました・・・。リムテープは消耗品です。
1年くらい使ったら、新品に取り替えましょう(右)

また、パンク修理や、タイヤ・チューブ交換の時には、リムテープが陥没していないか?
ずれて、スポーク穴が見えていないか?など必ずチェックすることが大切だ!

なんじゃ こりゃあ!?

修理の依頼が来た。量販店で買った真新しいマウンテンバイクだ・・・。
後車輪が上手く回らない(フリー部が上手く回らない)らしい。
もちろん購入した店で見てはもらったようですが、直らないらしい。
しかも、2週間も預けて、「メーカーに返した」とまで言われたらしい・・・。
それでも直らないので、
一般の自転車店に持ち込み、3日ほど預けてみたがやはり直らないらしい・・・。
構造的な問題だと指摘されたらしい・・・。
悩んだ末、知人からの紹介で、当店を頼られてきたのだが、
ギヤを取り外してみてビックリ!輪ゴムが巻き込んでいるのだあ~~!
結論的には、この輪ゴムが回転部に触っていて、動きを悪くしていただけなのだが・・・
問題は、そんな事じゃないっ!!
お店での展示中に絡んだものか?組立工程でなったのか?
いずれにせよそんなものを売っている店が悪い!!
そして、2週間も預かりながら、ウソか本当か「メーカーに返した・・・」と言い、
その技術サービスをするメーカーもこんな事に気がつかない。
また、それを何も対策もせずにお客様に渡し、←(これ最低も最低、最悪×1億)
困ったお客は、別の販売店に持ち込み、その販売店も本当に診察したのか?
いいかげんな説明をして・・・・。

お店を選ばず、目の前の金額に目がくらんだお客様も悪いが
その量販店を取り巻いている環境がもっと悪い。
また、一般の自転車店(お客様から見たら頼れるプロショップだ)も、
量販店で買った商品を診察してやるのはイヤだろうし、
プライドも許さないかもしれないが
3日間も預かったなら、何とかしてやるべきだったと思う・・・。
このお客様にとって、「自転車生活をこれから楽しもう!」と思って
一大決心して購入した一台だったのに
今回の件はとてもイヤな気分になったに違いないだろう・・・。
スタートの悪い結果になってしまい
はたして、どこまでこれから自転車のステキな世界を堪能できるのだろうか・・・?
自転車を見るたびに、「もうイヤだ・・・」と思ってしまうんではないかと、
とても心配です・・・。
でも、オイラに出来る事は、自転車をきちんとした状態にしてあげる事だけだ。

俺は声を大にして言いたい!!
もっときちんと考えようぜ。。。。買う人も売る人もだっ!
責任の擦り付け合いなんかしてないで、きちんとやろうよ!

知識や技術力が低い高いという話では無く、
最後まで誠意や熱意を持って対応するのか(してくれるのか)どうかがを
考える事が真髄なんだと思います・・・。

いかがでしょうか?

(僕もそういう人になりたいと日々精進しております・・・店長:高山真)