仕事は、全力です!

店長は、ほぼ毎日、工作をしている・・・。(使いなれた電動工具)

お客様から受けた”改造や修理”に、この道具は大活躍!

状況により切ったり空けたり、削ったりと、

”部品”を、「ひらめきと、思い付き!」だけで作リ上げるのだ。(大げさかな?)

アルミ材を切って、ヤスリで削って、一品モノの”部品”を作る・・・。

実に、地味に・・・地味で孤独な作業をする・・・。それが、

一発で、完成(成功)すれば良いが、そんなに上手くいかないのが、普通。

2~3回作りなおして、やっと、それっぽい形になるのが、ほとんどです。

それが、店長の”工作”なのだ。  不器用ってことだな~(笑)

この時間を、”お金”で計算したら・・・。(-_-;)

(いやいや、ここは、考えてはいけません。)

この小さな部品を作るのに、なんと5時間も費やしてます。(失敗品も含めて・・・)

つまり、「割に合わない」という事です。言い換えれば、大きな損とも言います。

 

「だったら、やらなければ良いじゃんっ!」   ・・・うん。

しかし、私は、この”部品を作る事が、仕事(目的)では無く、

この部品を使って、「自転車としての形にしたい」のです。

お客様の依頼に、応えること、それが私の仕事なのです

 

部品を作る(加工する)なんて事は、「大変な手間=無駄=損」である事は知っています。

ボルトオンで取り付ける事が出来れば、簡単ですし、それが良いに決まっていますが、

それが出来ないから、やるしかないんです。

それを無駄とか、コストだとか、時間で計算・・・など一つ一つ考えていたら、

修理、オーバーホールやレストア、改造など、絶対に受けられませんし、出来ませんっ!

じゃあ、なぜやるのか・・・。必要だから作るだけ。そして、お客様の喜ぶ顔・・・

それだけが、作る意味であり、目的です。

「店長が一人でやっている」から成り立つ、価格と品質であります。

作業途中に起きる問題など、「遇ってあたりまえ」ですし、どーって事ないのです!

 

しかし、これは、”正しい経営理論”からは大きく外れますし、

一番ダメなやり方とも言われています。いい加減な”どんぶり勘定”という事です。

 

でもさ、「・・・ダメで結構!」(ひらきなおり)

小さくても大きな仕事をしているお店って、世間には、いっぱいあるじゃん!

私(店長)の憧れる店は、スゲーなって、思える店は、

「出し惜しみせず、お客様に向き合っている店です!」

美味い料理を食べてもらうために、長い時間仕込みをする・・・。

ビールの泡を、美味しくするために、グラスを磨く・・・。

楽しい時間を過ごしてもらうために、何か工夫をしている・・・。

テレビのヒーロー達、ウルトラマンや、仮面ライダー、○○戦隊なんて、

自分に何の利益も無いのに、

己を犠牲にして怪獣と、戦っているですよ~。(凄いことだよね!)

それに比べたら、

タカヤマサイクルのやっている事なんて、当然の事であるし、

”屁”みたいなもんです。

・・・。

「うおりゃあ~~~~!」・・・叫んで、気合入れちゃう!

 

(話を戻して・・・)

先ほどの部品は、ここに使ったのでした。解るかな??

Fメカを、後方にずらす為の部品でした~!

大きく写すと、この位地が、なんとなく正しい事に気が付くでしょ!

部品が、”きちんと仕事をする為の位置#っていうのが大事なんですよ。

でもそんな理屈はどうでも良い。ユーザー様が使って、上手く動けば、それでいい。

うん。それだけだ。=^_^=

 

こうして、お客様から預かったミニベロ号は、

長い時間を経て、改造が終了~。大地に立つ事が出来たのでした~。

やったぜ~!y(^。^)y

 

”事に仕える”を、仕事というらしいです。・・・ならば、

タカヤマサイクルは、あなたの為になる事に、仕えます。

 

ご依頼、お待ちしております。

 

・・・。直すのだ。

購入してから、間もない自転車なのに、

「パンクばかりしてしまう・・・」と、学生さん(親子)が困っていました。

何度も直すけど、数日後には、またパンクしちゃう、らしい・・・。

(4月に購入して、もう5回目という事だって)

毎日、学校へ行く為の大事な足。それに不具合が出てしまうのは悲しい限りです。

この自転車は、他店(量販店)にて購入した物らしいが、

その購入店で修理をしてもらう事2回。友人さんに修理を2回。

そして、この度、縁があり当店に入庫。

パンク修理と、その原因追求の依頼です。

 

開けて(外して)びっくり!

スポーク(車輪の串棒)の頭が、飛び出しているではないかぁ~!?

普通は(正常では)↑このように、飛び出す事は無い・・・。

パンクの原因は、飛び出したスポークが、

内側からチューブに刺さってしまったという事だ。

※(実際には、リムフラップ(ゴムバンド)が在るが、写真では外しています)

 

飛び出している所を直して、チューブを変えて、

他の箇所も組み換えと点検をして、完璧な自転車になりました。

安心して、通学サイクリングを楽しんで下さいね!

 

問題は、このハッキリした原因がありながら、

数回もパンク修理をした人は、気が付かなかったのだろうか・・・?

もしくは、気が付いていたが、どう対応して良いのか、

解らなかったのかもしれませんけどね (-“-)

 

地域によって、どうしても量販店さんを頼らなければならない環境が在る。

自転車屋さんが、無いからだ。いや在るかもしれないが、

年齢的な事や、時代の波の影響で、閉店に近いところもある・・・。

それでも、お客様は、地元で購入する選択をした。

そして「なるべく良い物を求めたかった」ので、大きなお店で買った。

修理も、受け付けてくれる。購入後は、とりあえずは安心だ。

この考え方は、何も問題無い!。通販で購入するより100倍良い。

学生さんが毎日使うから、地元の販売店で購入すれば、安心だから。

何かあれば、頼れるからね! ※(ここ大事!すごく大事っ!)

ただ、今回は少し、後味が悪い結果になってしまったのは残念ですけどね・・・。

 

私個人(店長)としては、そこで買った、お客様が悪いとは思いません。

偶然にも、”少しだけ問題が在った商品”を購入しまった事だけが、

悔やまれるだけで、何も、間違ってはいないと思います・・・。

 

販売店や、修理をする人の知識や技量は、様々です。

当店の販売した商品だって、不具合が出る事はあります。

その時、敏速に確実に対応出来るかどうかが、

”販売店の責任”であると思っています。

当店を信じて購入してくれたお客様には、全力でお応え致します。

 

皆様の、取り巻く環境が、良いものである事を願っております・・・。

 

きちんと、見て!

坂道を、走ってます~。

上れば(登れば)、必ず、下らなければなりません・・・。

勾配がキツイほど、また、その距離が長いほど、下り時にはブレーキも沢山使います。

 

いつものように走っていたら、

「あれ?何だかブレーキが効かないぞ!?」という事に気が付いた。

うわ~削れてるじゃんっ!ボソボソだ・・・。

うわ~擦り減って、無いじゃん・・・。それも、前後・・・。

(左が新品) ぜんぜんダメじゃん。

だいたい、ここまで使うって、ダメでしょう!

あとちょっとで、カーボンホイールを♪ガリガリしてしまう所でした。

普段から、定期的な点検を怠っていた証拠ですね。(指摘!)

いったい、だれの自転車ですかっ!?

「・・・・。(-_-;) (て、店長のですけど)

 

という事で、

ブレーキのゴムや、パッドは減っている事がありますので、

皆さんは、時々見て下さい。

カーボンホイール(その専用ゴム)は、消耗が特に早いですから、

所有されている方は、きちんと確認してください。

あ~、でもさ、ここまで減ると、逆に気持ちがイイね~。(ひらきなおり)

「しっかり使ったぜ!」という、達成感と充実感があるな。ウッシッシ(^。^)y-

 

緊急修理~応えます。

自転車でのツーリング途中、「トラブルが発生~」って、

イヤだけど、良くあるんですよね~。

大小、様々な事が起こるものです。

例えば~

・パンクした~・・・。(あるある)

・スポークが折れた・・・。(あるある)

・ワイヤーが切れた・・・。(あるある)

・チェーンが切れた。外れた。食い込んだ・・・。(あるある)

・転んで(ぶつかって)ホイールが曲がった~(あるある)

・変速機(付け根)が折れた~。(あるあるある!)

 

そんな時、お助け出来る人(店)でありたいと思うのです!

 

 

「変速が出来ない・・」という、ツーリング途中のお客様が来店されました。

原因は、「ワイヤーが切れた」という単純な事だが、これが簡単には直らない。

※(理由と、その原因の説明は省きます)

すぐに分解し、ワイヤーを取りだす事に専念~。(数分間の格闘)

どうしても取れないので、小さな穴をあけて、押し出す事にした・・・。

「やったぜぇ~!」 無事に取り出す事に成功~!!!

これが、切れたワイヤーの頭だ! いかにも、トラブルを起こしていそうな姿ですね~。

ワイヤーを変えて、修理が無事に終了~!

お客様は、元気良く、再出発されて行きました。

無事に旅を続けられたかな?

 

「トラブル発生~困った~」 そんな方から見たら、

その時その場で修理をしてもらえる仲間や、その地のショップは、頼れる存在です。

過去に、私も同じ経験をしました・・・

だからこそ、その気持ちが解りますし、それに応えたいのです!

 

そんな事で、

サイクリングで岡谷に来ても(通過しても)、安心です。

自転車が壊れたくらいでは、嫌な思いは、させません。

 

機材トラブルなんて、

たかが、小さなハプニング。

逆に、

”楽しい思い出”にしてしまう自信があります。

その為の準備は、いつでもしています!

全国の皆さん。安心して、諏訪湖周辺(岡谷市)のサイクリングを楽しんで下さい。

 

”国道20号線の工具箱” タカヤマサイクルです。

 

バラす事から・・・。

オーバーホールをする時、まずは「バラす」事からはじめます。

とにかく、外せる所(部品)は外して、バラバラにするのです。

しか~し、いきなり、つまずいた・・・。

ヘッドキャップを外すと・・・「あちゃちゃ~」

汗から出た”塩”がいっぱい付着しています。その為、スペーサーもステムも外れない。

「外れないだと!?・・・どうしても外せない・・・困った・・・切ろう・・・」

とにかく一枚を外したところで、嫌な予感・・・。

コラム部が、ひび割れているではないですか?

とにかくスペーサーを切断し、作業は進んだが、

ここで、大問題があああ~~~。

見て下さい。前後2か所に長い亀裂が入っています・・・。(大丈夫か?)

ハンドルステムを外す事まで何とかなった・・・しかし・・・。

「どうしましょう・・・決断をして下さい。」

・・・・・・ 『切断しますっ!』  ←(Dr・DMATふうに)

これらが問題部品・・・。これで安心だ・・・うん。

(ステムの取り付け部ギリギリ上の箇所で切断が可能でした。良かった)

 

なぜ、ここまでひどい状態になったのか?

ユーザー様の額から落ちた、汗の成分による”腐食”です。

金属を犯すほどの強い、酸と塩分です。

(詳しくは、省きます)

お客様は一生懸命、自転車に乗ったのでしょうね~。

OK!いいじゃん!

ガンガン使って、シーズンオフになったら、

「ショップへ持ち込みメンテナンスの依頼しよう!」と考えていた訳だ。

当然ユーザー様は、こんなになっているとは思っていなかったでしょうし、

第一、気が付く訳がありません。

ぜんぜん問題ない! その為のメンテナンスとオーバーホールだ。

お客様はライダー。私はメカニック。それだけだ。

他の箇所もバラバラにした事で、破損や、消耗部品が見つかりました。

実に地味だが、まずはバラバラにして、洗浄する事。ここが大事なのだ。

タカヤマサイクルの作業場に入庫した以上は、大丈夫!

徹底的に情熱を注がせていただきます。

皆様、安心して完成をお待ち下さいませ。

 

情熱のオーバーホール、随時、受け付け中!

ぜひ、ご利用下さいませ。