変わり種

変わった自転車”リカンベント(寝そべって走る自転車)”のメンテナンスです!

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自転車ですから、基本は同じ!バッチリ仕上げちゃうのだ。

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バラバラにしていきます・・・。とにかく外せる物は、どんどん外していきます!

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オーバーホールのついでに、このサスペンション・ユニットを交換します・・・。

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ノーマルの、コイルスプリングでは、ユーザー様の体重が軽い為、動かないのだ。

動かないという事は、せっかくの”サスペンション”が仕事をしていない、

つまり、乗り心地が悪いのである。

リカンベントは特性上、シートから体を浮かす事が出来ない為、

路面の凸凹をまともに拾ってしまうのである。

だから、サスペンションは大切な部品なのだ。

普通に考えれば、このコイルスプリングのみ、柔らかいものに交換するのだが、

エア式タイプのほうが、調整も細かく、ラクに出来るメリットもあります。

 

さらに、ユーザー様は、「着座位置を下げたい」という希望もあり、

上写真のように、約20mm短いものを選択。

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短くした事による問題点は・・・?

NONO。まったく問題ありませんっ!

レバーも干渉しないし、エアバルブの位置も良いし、ベリーグッドです!

それで、本来の目的である”着座位置ダウン”だが、

グ~グ~グ~! !(^^)!

たかが20mm下がっただけなのだが、ぐっと低い感覚は、新鮮だっ!

 

以前は(ノーマルは)、後タイヤ26インチを装着していたが、

改造して、現在は22インチ(WO)を装着中。これで約80mmのダウン。

↑(これも、簡単に言ってますが、実際には、ナンだカンだと大変だったんですよ~!)

そして、今回さらにマイナス20mm。

これで約100mm以上のダウンに成功~!「やったぜ~!」

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ワイヤーの受け部の角度が鋭角過ぎて、

シフトレバーを動かす度にワイヤーが擦れて「♪ゴリゴリゴリ・・・」(分解前)

そこで、硬化なライナー(ストロー状のもの)を装着し、抗を劇的に軽減!

さらに、ダストブーツを装着し、水やホコリの侵入を防ぐのだ!

さらにさらに、ビローンと下がるケーブルの取り回しが気に入らないので~・・・

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小物(滑車)を使い、ちょっとだけ個性を出すのだ!

どーだ!マイッタかっ!(・・・いや、ぜんぜんマイッテませんけど)(^_^;)

 

こんなふうに、メンテナンスや、オーバーホール、修理や改造には、

タカヤマ店長の熱い魂が、ブンブン入って行くのです・・・。(アッチチ~!)

 

車種、機種、問いません。私に出来る事は、何でもやらせていただきます。

どうそ、お声をかけて下さいませ。

ご依頼、お待ちしております。

 

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「メールのお返事が出来ません・・・」

 

メールにて、お問い合わせをいただいた時、出来る限り早い回答を差し上げておりますが、

時々、当店からのメールが、届かない場合があるようです。

基本的に、そのまま(Re)でお返しておりますが、とにかく、お返事が出来ません。

特に、携帯電話からの問い合わせの場合は、設定上、受け取れない場合があるようです。

さらに、時々、PCからPCへも、送れない事もあります・・・。

皆様が勇気をもって、「問い合わせ」いただきました内容には、

全力でお応えしたいと思っておりますが、

エラーで送れない場合と、送ったけど届いてない場合もあり、非常に残念です。

大変申し訳ございませんが、3日以上返事が無かった場合は、

再度、お電話にて、お問い合わせ下さいませ。

よろしくお願い致します。

 

タカヤマサイクル 店長:高山真

 

 

メンテナンスの季節です

寒くなりましたね。もう少しで12月ですもの・・・。

そんな事で、愛車のオーバーホールに、持ち込まれる方々が、増えて来ました。

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折りたたみ車”BD-1” ケーブルの長さを適正にしたり、回転部を修理したり~~

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♪ジャ―ン!タカヤマサイクル・スペシャルパーツ=”ザ・グロメット”を装着!!

折りたたみ時に、ケーブルがスムーズに動き、削りキズを付けないのだっ!

BD-1の欠点が、一発で解消される、小さくて大きな部品ですねえ~

オーバーホール時には、タカヤマサイクルのアイデアと新技を惜しみなく投入します。

 

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BMXもオーバーホールです。う~ん年式相応だ・・・。

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後車輪は何だか凄い事になっていますね~  回転部はガッタガタです・・・

”灰色のグリース”が出ちゃってます・・・(グリースというより、粘土ですね)

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「おおおお・・・」これはひどいです。シャフトが削れてますね・・・。

”灰色のグリース”の正体は、”金属部品の削れた粉”が混ざった物でした~!

ベアリング(球)も、何処へ行っちゃんたんだろう?見当たりません・・・。

内部も削れ、酷い状態。もうこれは回転部を一式、交換するしかありません。

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あちこち錆びて、メッキも曇ってます。 どーする~?

 

・・・大丈夫!店長に任せておけ!

サビなんて、取っちゃえば良いんです!他に考える事は何もない。(格闘数時間)

回転部は、必殺技で瞬時に交換だぜっ!うおりゃ~!

各部品は、洗浄液の中でゴシゴシゴシ・・・(地味な作業をモンモンモン・・・)

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♪じゃ~ん! 完全復活!だぜ!ベイビー

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写り込むほど、美しくなったぞ~! どーだー!イエイ(^。^)y-

車種は関係ありません。自転車ならば、何でもやりますっ!お任せ下さい。

 

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ロードレーサーのBBフェイシング~!

完全にバラす訳ですから、これをやらない手は無い!制度の追求だ。

※メーカーでは”フェイシング作業禁止”と謳っている場合もあります。

アフター(ワランティ)の事を考えれば、メーカーの指示通りにした方が良いでしょう。

でも、「これは、施した方が良いっ!」と思ったら、私はやっちゃいますっ。

(そんな訳で、この作業は、お客様と相談して行っています。)

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後ホイールのフリーボディ。(ギヤを付ける所)。ここのメンテは最も大事!!

メーカーにより異なるので、構造や作業の仕方が違います。

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ここを洗浄して、新しいグリースを入れます。そうすると、♪音が変わるんですよ~。

ガチガチガチ~が、♪カチカチカチ~と、変身します。

(カチカチの音は「価値+勝ち」の音なのだ・・・)(^_-)-☆なんちゃって

 

問題無いように見えても、やはりどこかに問題が沢山あります・・・。

病気と同じで、初期症状時に、治療(修理)すれば、どーって事ありません。

メンテナンス&オーバーホールの必要性を、感じて下さい。

 

完全無欠&情熱の嵐 タカヤマサイクルの”メンテナンスサービス”を、

ぜひ、ご利用下さいませ。

 

★ 情熱のオーバーホール 25000円~

内容:完全バラし、洗浄、サビ取り、ケーブル交換、グリースアップ

その他、ご相談下さい。

私に出来る事は、何でもやらせていただきます。

 

オーバーホールの季節です。

秋真っ只中・・・今週は紅葉を見る為に、お出かけする人も多いのかな?

もちろん自転車で・・・と言いたいところだが、雨みたいだ・・・。

そんな時は、傘をさして、雨靴をはいて、歩いたって良いし、

クルマ(ドライブ)だって良いね。

”真紅のもみじ” ”黄色いイチョウ”なんて本当に秋を感じさせますね~。

小さなお弁当を持って、お出かけしましょう。

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そんな事で(どんな事で?)

自転車のグリーンシーズンが終わり、ゲレンデは冬支度になりました。

今が、オーバーホールのタイミングですね。(やっと本題)

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一年間使ったマウンテンバイク。メンテナンスをしてあげましょう。

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見た目は解らないけど、触ってみると傷みもあります・・・。

「♪ゴ・ゴリッゴリッ・・・」 うう回らない・・・。

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リンク部を外して、全て分解。

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合計8個。全部交換しちゃいます。

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リアホイールも嫌な音がしています・・・。フリーボディを外すと・・・

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この中に在る(奥に在る)ベアリングが、♪ゴリゴリ・・・。

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逆側(円盤側)のベアリングはというと「・・・・。」(-_-;)

見た目は奇麗だが、全く回らない。音で言えば「♪グシャギシャ」。

この自転車に限らず、円盤側のベアリングってって、傷みが激しいですよね。

なぜだろう?

店長のバイクも、色が変わり、グリスがほとんど無くなってしまいます。

きっと、円盤から熱が伝わり、ベアリング内の温度が急上昇してしまうからかな?

原因はともかく、交換だ・・・。

 

マウンテンバイク(ダウンヒルバイクも含む)の場合、

水洗いを多くしますから、知らず知らずにどこかに水分が侵入し、

その結果、見えない所にサビが発生してしまうんですね。

交換して、リフレッシュしましょう~!

 

リンク部分のベアリングに関すれば、

ただ動くだけであり、回る訳では無い ため、

考え方は、メカニックやユーザーにより異なります。

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何を言っているかというと・・・、

「ゴリゴリしていても、動けば(働けば)良いじゃん」という説もある。

交換はせずに、シールドベアリング内部の洗浄&グリースアップだけで、

済ましてしまう方法もある。(これはこれで、まあ、良いと思います)

予算や完成度の高さ(満足度)に合わせて、ショップで相談しましょう。

(でも、私なら、交換を薦めますけどね・・・。)

 

満足度120% 情熱のオーバーホール、随時受けています。

料金:25000円~

作業内容:完全バラし、洗浄、グリースアップ、ケーブル交換。

※消耗品の交換は、部品代金のみ追加となります。工賃は全て込み

※サスペンションOHは、別途料金が掛かります。

ぜひ、ご利用下さいませ。お待ちしております。 店長

 

 

外観は良くても・・・

皆様の大切にしている自転車。長く使えば問題も出てきます。

外から見ていても、全く問題はなく「絶好調~!」と思いきや、

実際に開けて(分解して)みると痛んでいる事が多いのです。

 

ハンドル部分の関節(ヘッドパーツ)を分解してみると~

お~錆びてますね~。

さらに作業を進めると~

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う~ん、やっぱりなあ~

さらに進めると~・・・

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あちゃあ~・・・カートリッジ式ベアリングが破損して、ボールベアリングはバラバラだ。

この状態では、交換が必要です。

 

専門店からして見れば、ハンドルを回した時「♪ゴリゴリ」しているから、

「すぐに解るでしょ!?」と指摘出来るが、

実際には、”傷みは徐々に来るもの”である為、

ユーザーは気が付かないのが普通だろう。

実際に動かなくなったとか、嫌な音が出るとか、オイルが飛び出したとか、

ハッキリした原因が解る(見える)以外は理解など出来る訳が無い。

だからこそ、専門店による”定期的なメンテナンスが必要”なんですね~。

 

皆さんの自転車はどうでしょうか?

「今すぐにっ!」とは言いませんが、シーズンオフになったら、

専門店にて、診てもらいましょう。

きっと、シャキッとする自転車に生まれ変わりますよ!

 

 

メンテナンスの必要性

どんなに素晴らしいパーツでも、メンテナンスを怠ると、

一瞬にして、その高性能なパフォーマンスを失う事がある・・・。

外から見ると、とても奇麗です。・・・しかし。

分解してみると、中に異物が入ってますね・・・草ですね~

潤滑油も全く無いので(切れているので)乾いてカサカサしています。

 

このホイールは、マビック製で、その性能はかなり高く、TOPクラスだ。

”高価&高性能”な物は、趣味人としては、手に入れる価値が高く、所有する喜びが大きい。

レーシングホイールとして生まれて来ただけに、

実践で使われているユーザーは、酷使しているケースも多いはず。

(このホイールも、オフロード走行をしているユーザー様のものです)

先に述べたが、そのパフォーマンスは、

人の手によりメンテナンスが施され、

メカニックの腕により性能差も大きく左右する・・・。

インターネットなどで、その知識と工程は文章として理解している人が多いらしいが、

鵜呑みにしているだけでは、ネジは回らないし、その高性能は保てない。

 

物を入手する方法は様々だし、

何処で何を買おうが、お客様の自由ではあるが、

機材は、人の手により維持されることを、しっかりと頭に入れて置きたいものである。

 

クルマも家電品も、ほとんど壊れなくなったし、メンテナンスの必要性が少ない良品が多い。

自転車も、種類を選べば、その部類に入って来ているだろう・・・。

だが、スポーツ自転車の世界だけは、いまだに整備の必要がある。

いや、数年前に比べて、より確実にやらなければならない高性能なものが多く出て来た。

勝つための機材は、

ゴールする事だけを前提に、ギリギリの軽量化と耐久性を重視して作られている。

それを趣味として使うとなれば、何かしらの見返りもあるし、蹴り返しもある。

(悪い意味での、蹴り返しは、嫌だな~・・・)

だからこそ、メンテナンスの必要性が、大事なのですね。

 

今から自転車を買いたいと思っている人は、

何でも、すぐに聞ける”ひと”から購入する事をお薦めします。

お店の大きさでは無くて、お店の名前でも無くて、

”店のひと”から買う事で、いろいろな夢が見れるはずです。

メンテナンスのタイミング、使い方、バージョンアップなどなど、

購入店だからこそ、安易に聞く事も出来ます。

自転車を楽しんでいる店の人って、

あなたの為になる何かを持っています・・・。

全国には、沢山沢山そういった「お店の人」が居ます。

有名では無くても、必ず期待に応えてくれる「お店の人」がいます。

あなたの周りにもいるはずです・・・。

(誰の顔が浮かびましたか?)

 

タカヤマサイクルもその一店になれたらと思い、日々精進しております。

これからも宜しくお願い致します。

 

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真