修理・整備②

11月も中旬になりました。

気が付いたら、今年は残り40日と少し…。時の流れが、とにかく早く感じます…。

は、太陽を見る時間がなく、の「元気ハツラツ活動」や、夕暮れ時の「もうひと踏ん張りっ!」の時間もく、”秋の一日”は、あっという間に過ぎて、ちょっぴりをした気分になります。寒いしね…(-_-;)

一日=24時間は同じなのに、季節により「日照時間と気温の違い」から、ついついネガティブになりがちですが、ここは頭を切り替え、”秋には秋のガッツ&ファイト”で楽しんでまいりましょう。

脳内BGM♪ ロッキー3 アイオブザタイガー

「虎の目を宿せ」か…カッコイイね。うん。今日も頑張りましょう。

フルクラム・ホイール

スポークが曲がった。8本も…。

ホイールを買い変えるか修理をするか?で悩んだが、ユーザー様は修理を選択。

イイですね。タカヤマサイクル(店長)の考えも、全く一緒👍。

・・・折れてます。

一般的なホイールと比べると、スポークの通し方もニップルの付け方も、ひと手間ありますが、どーってことは無い。専用工具でバシッと仕上げます。

バランス調整(触れ取り)中

完璧に出来ました!フルクラム・レーシングゼロ 復活です。

修理の事で、お困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

一生懸命に対応させて頂きます。お気軽に相談して下さいませ。

 

話は変わって、こんな自転車知ってますか?

SILK TATAKURA

片倉 シルク号です。約40~45年前のモデル…かな?

知る人ぞ知る、名車なのですよ。

入庫時はボロボロの状態でしたが、この度、レストアが終了し、とてもキレイになりました。

ご興味のある方は、ぜひ、見に来てください。

修理が大好きなタカヤマサイクルです。

田舎街の自転車屋ですが、他店とは異なる考えと、自転車への情熱はあふれ出るほど持っております。

どんな小さな事でも構いません。どうぞ、ご利用くださいませ。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

整備・修理

そろそろ冬支度…という人も多いと思います。

ストーブを出したり、クルマのタイヤをスタッドレスに交換したり、

自転車を片付けて、スキーやスノースクートを出したり…何かと忙しいですね

でも、シーズン中に沢山乗った自転車を、そのまま倉庫に入れてはダメですよ。

以外にも、汚れやその他の問題があるものです。

回転部などに水分が入ったままだと、サビて動かなくなったりします…。

愛情を注ぎ、自分のマシンを整備をしましょう!

回転部分は、要チェックですぞ。

可能な限り、バラして、磨いて、グリースを付けて…

汚れも傷みも、使い方相応です。あなたはどのくらい酷使したかな?

擦り減ったDISC 交換しなくちゃね

でも、自分で整備の出来る範囲は限られます。

不安を感じた時は、ぜひ当店を頼って下さい。

 

私はメカニック。皆様のお困りごとを解決するのが仕事です。

旧型車のレストアもやってます。

旧型車のオーバーホール(レストア)も、受付中です。

思い入れのある自転車を、ぜひ復活させましょう~!

軸がとても太いペダル

旧型車の欠点は、今となってはスペア部品がありません。

そこを丁寧に、とにかく上手く仕上げる方法を見つける事が重要なのです。

経験と勘、そして創造力をフル回転させて、大切な愛車を蘇らせます。

一般車の部品をミックス。アイデアで勝負

 

お困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

お客様の気持ちに寄り添い、今出来る最高を目指したいと思っております。

情熱のオーバーホール 随時受付中~!

サビた自転車も、ピカピカに仕上げます。

内容:分解・洗浄・ケーブル交換・グリースアップ

作業工賃 27500円~

日数 1~2週間

ご依頼、お待ちしております。

修復作業

季節の変わり目です。暑かったり寒かったりで、体調管理が難しいですね。

皆様、お風邪などひかないようにお過ごし下さいませ。

それでは、今日も元気に行ってみよう!

お話はこちら。”ねじ山修復”

 KUWAHARA  GRIFFON

懐かしい自転車をオーバーホールしてます。

カップ内のネジ山がつぶれちゃった

BBが外れず、何とか外した結果、ネジ山がボロボロ状態になってしまった…(>_<) アチャチャ

かじり付きが激しく、「お~なんてこった、ベイビー😵」って感じ。

でも、山は潰れているけど、これなら何とかなりそうだ。(*’▽’)

 専用工具で、ねじ山を修復します。

ネジ山がつぶれてダメになるなど、こういう事は良くある話で、ここは私も慣れたもの。専用工具で少しずつ、少しずつ削っていきます。

フレームは軟らかいアルミ二ウム。手応え(勘)で作業します。

 削りカスがいっぱい

上手くいきました v( ̄Д ̄)v イエイ

逆側のネジ山も立て直し完璧になりました。これでここの作業は無事終了~!

修正後 ピカピカのネジ山

さて、なぜこのような事になったのか? おそらく新車の組み立て時に、ここにグリスを塗らなかったのでしょう。

ショップや個人による”バラ組”の場合、ネジ山にはグリスを塗るのが鉄則ですが、

完成車メーカーの自転車の場合、残念ながら、ただ締め入れているだけが多いです。(現在はともかく、以前はホントひどかったですネ…)まあ、そんなもんです。

経験上、旧い自転車は”焼き付き”や”かじり付き”などあるのが普通だと思ってますから、騒ぐ事でもありません。手を加えれば、問題解決ですっ!

BB部に限らず、その他の各場所の問題は多々ありますし、車種により、またメカニックにより作業方法は様々です…。

何をもって完璧なのかは、不明ですが、

「タカヤマサイクルならば、こうするんだっ!」というを持ってます。

私の目の前にある自転車は、最高の状態にしたいし、皆様を喜ばせたい思いでいっぱいです。

青臭い話ですが、私はそういうのが好きですし、ずっと続けたいです。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

明日のBESTを追い掛けます。

修理

旧い自転車となると、様々な故障が有るもの。

今回は、その一例をご紹介します。

GT  アイドライブ サスペンション

20年以上前の自転車です。GT社の”I‐DRIVE”という仕組みのMTB。

サスペンションの動きに左右されず、スムーズなペダリングが出来る画期的なシステムとして、当時は絶賛されました。

メカニカルな感じが良いのです。

ドッグボーンというこの部品が、内部で回転します。

当時、リアサスペンションバイクと言えば、リンクプレートが付いた物が主流で、動きが直線的に対し、このI‐DRIVEは曲線的な柔らかみのある動きでした。とにかくリアタイヤが凸凹を追随する様は、常にベタッとして優れていた。(店長の感想)

フレームにカップが挿入されています

話を戻しましょう。

今回、この自転車のトラブルは、「強く踏み込むと異音がする」というもの…。

その音が、どこから出ているのか??? 判らないから、困りますし悩みます。

色々と追及しなければなりませんので、時間もかかります…。

全ての部品を外し、グリースを塗り、再圧入。I-DRIVEの機械を全て戻してと…。

これで直ってくれれば良いと願うばかりの異音の解消作業です。

結論。問題個所はカップでした。

直りました。異音が消えました。やったぜっ!(ガッツポーズ👍)

そうなんです。さんざん悩み、色々試し、やり直しを続けた結果、

原因はこのカップの装着部からの軋み音でした。

「な~んだこんな事だったか…」は結果論。これを出すのが仕事です。

直って本当に良かった。 これにて一件落着~(*’▽’)

様々な部品で構成されるI-DRIVE

さて、一見すると、この作業は当てずっぽうで、出鱈目なやり方に思うかもしれないが、実はそうじゃない。(とお伝えしたいです)

私達メカニックは、「経験による勘と創造力」により、答えを導き出します。

お客様のお困りごとには、最短時間で解決できるように段取りをしております。

しかし、異音問題…これは最も面倒な内容(箇所の追及)で、一発で解消できるほど簡単な事ではありません。

正直に言えば、「異音がどこから出ていて?、これが完璧に解消できるか?」というと、全く自信がないです。

でも、自信はないけれど、変な音が出てお客様が困っているならば、追及作業をするしかないのです…。

その箇所がどこなのか? BB、ヘッド、ハブ、ハンドル、サドル、フレーム、フォークなど、様々な場所を疑い、地味で孤独な作業を繰り返します。

時間を頂く事もありますが、必ず解決させる方法を見つけます。

 

自転車の事でお困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

皆様の問題解決人=”メカニック”として、一生懸命働きます。

タカヤマサイクル店長:高山真

メンテナンスの必要性

大きな台風🌀が来てますね。大事にならないように祈るばかりです…。

激しい大雨と突風、カミナリ⚡などにお気をつけ下さい。

少々緊張した日が続き、気疲れも多くなりますが、油断せずにお過ごし下さいませ。

脳内BGM♬ 元気が出る曲=Top Gun

「Top Gun…」 時代を越えて、良い映画だし良い曲だと私は思います。

元気出してまいりましょう!

さて、今日のお話は、メンテナンスの必要性

自転車の回転部(ハブ)です。※ディスクブレーキ用です。

分解してみると…

おおおお~~~。

ベアリングはボロボロです・・・。(-_-;)

ディスクブレーキの構造上、どうしても、円盤側に高熱が発生しやすいのです。(円盤の熱がハブに伝わる訳だね)

すると、内部のグリースが解けて外に流れ出したり、またその液体化したグリース(油)が円盤に飛び散り、ブレーキから嫌な音が出たり、効かなくなったりします…。

DISCブレーキ用のハブが左だけ傷み易いのは、こういう理由です。

でも心配する必要はありません。「だからナニ!?」程度で良いんです。

定期的な点検と対策が必要な事を知っていれば、それだけで良いのですよ。

ぜひ購入店や各ショップにて、ご相談下さいませ。

 

次は折り畳み自転車の部品…の話。

折り畳み自転車の最高ブランド”DAHON”

何年経っても高性能を維持してくれる、スーパーミニベロだぞ!

そのDAHONですが、ハンドルの折り畳み部に問題発生~!

関節部を繫いでいるロッドが折れてしまった~(>_<)

その原因はサビ

ネジが内部に入ったまま破損してしまいました。

必殺技で取り出しに成功~! 「ネジ交換だけでイケるぞ ベイビー」

DAHONは、実に素晴らしい折り畳みの構造を持った自転車です。

店長も所有しておりますが、壊れた事がありません。

しかし、外に放置したり、雨の当たる場所に置きっぱなしにすると、サビてしまいますし、また、毎日乗っていても、折り畳むことをせずにいると、関節部が固まってしまう事があります…(油切れ→サビ発生→固着)

DAHONに関して言えば、定期的な注油をして頂ければ、高い性能を維持します。

 

メンテナンスの必要性を感じて下さい。

「でも、どこにどんな油を付けて良いのか、分りませーん」という人が多いと思います。

皆様に出来るのは、定期的にショップに持ち込む事。それだけで良いです。

「皆様はライダー。私はメカニック。」

ガンガン乗って下さい。どんどん汚して下さい。そして壊れたり、困った時には、どうぞ、当店にお持ち込み下さい。

タカヤマサイクルは問題解決人として、皆様を全力でサポートいたします。

いつでも近くに居る自転車屋=それが当店の立ち位置です。