おやおや…。

こんな事も、あるようです・・・。

タイヤを外してみると…、黒いビニールテープが貼ってありました。

そのテープを外してみると、な・ん・と、

「ネジ(ニップル)が刃物のような状態ではありませんか!?

このままでは、テープを破りチューブを傷めパンクしてしまいます。

 

「なぜこんな事が起きるのか?」と、原因と責任を追求したくはなるが、

普通に乗っていて、こんな状態になる訳がありません。

何か都合があり、どなたか?が工作機で削った結果だろう。

黒いビニールテープは…といえば、

このテープの役目は、スポークとチューブ(金属のネジと薄いゴム)が、

直接当たらないようにする為に使用するもの ですから、

ビニールテープを使う事が悪い!という訳ではありません。

ただ可能であれば、ゴムとか、ナイロンなどにした方が、クオリティが高くなります。

という事で、

ネジ(ニップル)とテープを交換し、”安心の状態”に修正しました。(^。^)y

 

このような、見えない所の修繕は、少々、説得力に欠けてしまうが、

やらなければならない事は、やらなければならないものです・・・。

私は自転車屋。見て見ぬふりは、出来ません。

泥臭いと言われる当店ですが、これからもよろしくお願い致します。

”信州の1月”なのに、今日はオオイヌノフグリが咲いています。

異常気象の話はともかく、伸び上る季節=スプリング(春)が、

すぐそこまで来ているんですね。何だか勇気が湧いて来ます。

先日の満月も、見事な輝きでした。>^_^<

 

さあ、

「世の中が変わってしまった・・・」と嘆くのはやめて、

自分を「らしく」、「堂々と」、日々進めて行きましょう!

間違った意見でも、やり方でも、怖がる必要はありません。

綺麗な話で、まとめる必要もありません。

今を生きています。現在を生きています。それが私達です。

目標を掲げましょう!目線を上げましょう!高みを目指しましょう!

同志の皆様。共に歩んで参りましょう。

タカヤマサイクル店長:高山真

続・続分解の話

またまた、分解の話です。

後車輪には、多段のギヤが付いています。(参考写真)

このギヤを外すと、こんな感じになっています。(参考写真)

取り外して、回転部をチェックすると「アチャチャ~(>_<)」

 

・・・という訳で、(どういうわけで?)

今日は、このギザギザ部品=”フリーボディ”の分解のお話です。

この中には、外ベアリング+シム+内ベアリングという3つの部品がある。

※(写真は、外ベアリングとシムを外した状態)

(全部バラした状態)

今回の、回転部の不具合は、このベアリングのトラブルにより、

回転性能(能力)が低下してしまった。という訳。

新品のベアリングに交換し、修復は完了~!(^。^)y

~~ 意外と気が付かないフリーボディのトラブル~~

ラチェット(爪)の部分に、オイルやグリースを塗布する事をしても、

内部のベアリングを見る事は、なかなか出来ないものだ。

しかも、目で見ても判んないし、本来の性能がどういうものなのか?

ホイールメーカー(部品メーカー)により、様々だから悩む。(>_<)

いずれにせよ、どんな種類のものあっても、

写真のように、自分の指を入れて、感覚で確認するしかないのです。

実にアナログですが、最も正確な手段です。>^_^<

 

定期点検と、オーバーホールの必要性を感じて下さいませ。

 

オーバーホール、随時受付中~!

汚れた自転車も、ピッカピカに仕上げます。

作業料金:25.000円~

分解、洗浄、グリースアップ、ワイヤー交換 込み

「ご依頼を、お待ちしております。」店長

続・分解の話。

続・分解の話 です。

これは後輪に付いている、回転部品=”フリーボディ”です。

逆回転させると、♪パチパチと音がする所ね。♪♪♪(^<^)♪♪♪

あれれ~・・・油分が無くなり、乾いておりますね~。

こうなると、回転性能の低下だけではなく、嫌な金属音がしたり、

踏み込んだ時の異音が出たりと、悪い事だらけになってしまいます。

ホイールの種類により、構造は様々ですが、

この部分はこまめにチェックし、適正なメンテナンスをしましょう!

DISCブレーキのオイル(DOT4)です。

これは2年ほど使用したもので、少し黄色く濁っております。

これは新しいオイル。透明度が違いますね。

定期的な交換をする事で、ブレーキ本来の性能を保つことが出来ます。

レバーの戻りが遅い。タッチが悪い。などは要注意ですぞ。(+_+)

なんか変だな?」と思ったら、ショップへGO!

リアサスペンション付きのMTBの場合

各関節には、カートリッジ式のベアリングが使用されている物が多い。

普通に動いているように見えるし、乗っていても何も不具合は感じない。

しかし、サスユニットを外し、各部の動きを確認してみると、

どこかで嫌な感じと、変な音がする・・・。(+_+)

そこで取り外してみたら、「ありゃありゃ~~~」

なんと、内部にあるベアリングに割れがありました。

※(取り外し作業中に、完全に破断してしまった。)(>_<)

これは、二重構造で、奥の奥にある為、なかなか気が付かないのである。

分解し、指を入れて、じっくり触ってみないと、判らないのだ。

可動部分物ですし、使っていれば破損もある。そういうものです。

こちらも似たような状況。

中央のベアリングに「コリッ♪」という音と嫌な感触がありました。

そこで、ベアリングを外し、洗浄したみたら・・・アレレ?直ってしまった。

原因は、小さなゴミだったのかな?何だろう (^_^;)?

問題が無いのだから、交換の必要はありません。

使えるものは、使いましょう~!

内部にグリースを注入し再使用する事に決定。(=^・^=)

 

※BB30・・・ここは定期的なメンテが必要ですぞ。

剛性も、軽さも、構造もシンプルで、機能的にはスバラシイBB30。

ただ、どうしても、メンテナンス(確認)を頻繁にする必要がある・・・。

レーシングバイクとして見れば、けっして悪いものではないし、

別の意味で”良く似合う”とも言える。(憎いヤツだ!)

悪い所も解っているが、それ以上に、極めて優れているのが”BB30”

 

各自転車や部品の弱点を見極め、その上でメリットとデメリットを知り、

メリットが勝てば、使い続けることを良いとし、

ダメならば、交換や買い替えを薦める事になる・・・。

私はメカニックですが、リアルに走っているライダーでもあります。

だからこそ、気が付く様々な事。 表も内も、映っています。

情熱のオーバーホール、随時受付中です。

どうぞ、ご利用下さいませ。

何かと忙しい12月です。落ち着いて行動してまいりましょう!

お風邪などひかないように、ご注意くださいませ。

クリスマスが近いですね!楽しいお時間をお過ごし下さい。

分解してみると

 

昨夜は綺麗な月でしたね。

12月の満月は、”コールドムーン”と言うらしいです…。

冬の満月は、妖しい感じがして、とても魅力的です。>^_^<

寒さに負けず、楽しい日々をおくりましょう!

 

さて、タイトルの「分解してみると」・・・ですが、

自転車の修理には、簡単な事も、複雑な事も、あります。

時には、簡単な修理だと思って受けたものの、

「あちゃ~(>_<)」という事もあります・・・。(^_^;)

やはり、分解をしてみなければ、判らない事もあるものです。

回転部分のトラブルの話。(これは正常な状態)

構造を説明するならば、このカップ状になっている場所には、

回転の命である、数個のボールベアリングが置かれる所である。

 

逆側を見ると、中が空洞になっていて、本来あるべき物=カップが無い。

カップは破損し、内部へ入り込んでしまったと言う訳だ。

つまりは、ベアリング(球)が無くなっちゃうから、

軸はガタガタ、車輪は回らないという、重症なトラブルである。

 

最初は、単なるシャフトの破損(軸棒の折れ)だと思っていたが、

結果としては、

ハブ全部を交換するほどの、大きな修理内容となってしまった。

「こんな事って、あるの??」と思える内容だったが、

現実に目の前にあるのだから、これは珍事として受け入れるだけです。

 

昨今、安物…というか、粗悪品が、多過ぎる。

今回の件も、通常(私の常識)では考えられないことだ・・・。

自転車には、安全、丈夫、快適」という三大要素がある。

この追求と実現こそ、乗り物として大切なのだが、

最近は、その逆のものばかりが、目につく。

上記の※三つを落として行けば、簡単に安く作れるのは誰もが承知。

※要素を逆に表現するならば、

「危険で、すぐ壊れ、不快」という、何とも嫌な表現になる。

こんなもの、絶対に買いたくないのです。

しかし、売れている物こそが、高い評価をされ、

そしてヒット商品と言われるのが、世の中である・・・。

どんなに吠えても、噛みついても、何も変えられないのです。

実に悔しいが、そういう流れは、続いて行くでしょうね。

皆様の自転車が、良いものでありますように・・・。

メンテナンス

12月を迎え、師走を耳にする季節です。

冬支度をしている方々も多いでしょう。

自転車を倉庫にしまう方も居るかもしれませんが、

汚れを残したまま眠らせてはいけません。

オフシーズンには、メンテナンスをしましょう。

グリーンシーズンには、野山をバンバン走りまわったMTB。

愛情を込めて、整備というプレゼントをしてあげましょう!

関節部分を分解してみると、内部には土が付着付しておりますね。

ここまでは、ユーザー様では掃除も出来ませんから、

専門店によるオーバーホールが、必要なんです。

リアサスペンション付きの自転車の場合は、

全ての箇所にあるベアリングを点検し、動きを確認します。

問題の無い物もあれば、要交換の物をありますので、

ダメな物は、交換し、マシンをリフレッシュ!。

沢山乗れば、汚れたり傷むのは当然ですし、それが普通です。

でも、どこでトラブルが起きているのかなんて、ユーザー様ではなかなか見抜けないものです。

いっぱい乗った自転車には、愛情を注ぎ、整備をしてあげましょう。

そのお手伝いは、タカヤマサイクルがさせていただきます。

 

皆様はライダー。楽しくガンガン乗って下さい。

私はメカニック。不具合箇所の発見と修理。整備はお任せ下さい。

華やかなことは出来ませんが、心に温度はございます。

小さな事でも、御相談下さいませ。

ご依頼をお待ちしております。

 

お薦めの、”情熱のオーバーホール” 25.000円~

随時、承り中です。

 

~~~おしらせ~~~~~~~~~~~~

冬季営業時間となりました。

8:00~19:00

(12月~3月初旬まで)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~