名車復活

毎年、私の中では、「勤労感謝の日まで秋だ」と勝手に決めてます。

だから、今日はまだ秋なのですが、この気温…寒いですね~🤧 冬の訪れを認めるしかない…ですな🥶

これから寒さも厳しくなります。外でお仕事をする皆様は大変ですね。ご苦労様です。

風邪などひかないように、暖かくしてお過ごし下さいませ。

脳内BGM♪ 冬が始まるよ マッキー

さあ今日も元気にまいりましょう!

さて、またまたレストア(自転車)のお話です。

ブリヂストン ネオコットMTB

ブリヂストンサイクル社の、クロモリマウンテンバイクです。

同社のスポーツブランドとして”アンカー”があるが、

この自転車は”BRIDGESTONE”。アンカーが立ち上がる以前のものだ。

年式的には…約30年前かな(もっとか?)

NEO-COT

・白・そして黄色の入ったチームカラーがカッコイイ~!

当時は、一目で「あっ!ブリヂストンだ~」って判る色でした。

リジットフォークだぜ!

ネオコットのヘッド規格は1インチ。ちょっぴり細いサイズです。

NEOーCOTの誕生時は、この規格が一般的でした。(^_-)-☆

https://www.bscycle.co.jp/anchor/blog/2017/07/neo-cot-1.html

👆NEO-COTについて、熱く語っております…。響くぜ

旧いパーツをかき集めて~

今回レストアする際に、「MTBだからサスペンションを付ける」を考えたが、

「…いや、ここはあえてノーマルフォークだろっ!?」と思い、クロモリ製リジットをチョイス!。似合っていると思います😎

素材の持つ性能と、絶妙なカーブ効果もあり、乗り心地は実に良いです。

ハンドリングもクイック&シャープで👍👍👍

コンポなどは、店長の手持ち在庫パーツをインスト~ル!!

シフターはDEORE ディレーラーはXT ブレーキはLXのパラレル式Vブレーキ。クランクは…適当(無名) ホイールはリッチーだ。

いかがでしょう?宜しければ見に来てください。

近年の自転車性能は、格段に高く、安価で凄いし、販売店としても進化に驚くほどです。

新・旧を比べる事はナンセンスです…それは十分承知しておりますし、

これからMTBを始める方や楽しみたいならば、

維持(修理・スペアパーツ)なども考えて、極力新しい物を購入するのが絶対に良いです。

(写真:GIANT STANCE 264000円)

 

「それはそれ。これはこれ。」

単に「カッコ良さ」で言うならば、各社がアイデアと個性という風味を全面に出していた旧き良き時代のMTBに憧れますし、私はそのスピリットに今も感銘します。それらの資料を見たり、開発秘話を聞いたり、考えるだけで、ワクワク・ドキドキしちゃいます。…皆様は、どうですか?

 

もしも、旧い自転車をお持ちの方が居りましたら、

倉庫から引っ張り出して、改めて眺めて下さい、そして乗ってみて下さい。

きっと新鮮な気持ちになるはずです…。

自転車の種類は、何でも良いんです。

ぜひ恥ずかしがらず「自分酔い痴れる事」をしてみて下さいね。

もしも私にお手伝いできることがありましたら、お声を掛けて下さいませ。

全力で解決策を考えさせて頂きます (^_-)-☆

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営業時間が変わります。(冬時間)

※8:00~19:00(夜7時まで)

11月25日(月)~3月中旬

修理・整備②

11月も中旬になりました。

気が付いたら、今年は残り40日と少し…。時の流れが、とにかく早く感じます…。

は、太陽を見る時間がなく、の「元気ハツラツ活動」や、夕暮れ時の「もうひと踏ん張りっ!」の時間もく、”秋の一日”は、あっという間に過ぎて、ちょっぴりをした気分になります。寒いしね…(-_-;)

一日=24時間は同じなのに、季節により「日照時間と気温の違い」から、ついついネガティブになりがちですが、ここは頭を切り替え、”秋には秋のガッツ&ファイト”で楽しんでまいりましょう。

脳内BGM♪ ロッキー3 アイオブザタイガー

「虎の目を宿せ」か…カッコイイね。うん。今日も頑張りましょう。

フルクラム・ホイール

スポークが曲がった。8本も…。

ホイールを買い変えるか修理をするか?で悩んだが、ユーザー様は修理を選択。

イイですね。タカヤマサイクル(店長)の考えも、全く一緒👍。

・・・折れてます。

一般的なホイールと比べると、スポークの通し方もニップルの付け方も、ひと手間ありますが、どーってことは無い。専用工具でバシッと仕上げます。

バランス調整(触れ取り)中

完璧に出来ました!フルクラム・レーシングゼロ 復活です。

修理の事で、お困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

一生懸命に対応させて頂きます。お気軽に相談して下さいませ。

 

話は変わって、こんな自転車知ってますか?

SILK TATAKURA

片倉 シルク号です。約40~45年前のモデル…かな?

知る人ぞ知る、名車なのですよ。

入庫時はボロボロの状態でしたが、この度、レストアが終了し、とてもキレイになりました。

ご興味のある方は、ぜひ、見に来てください。

修理が大好きなタカヤマサイクルです。

田舎街の自転車屋ですが、他店とは異なる考えと、自転車への情熱はあふれ出るほど持っております。

どんな小さな事でも構いません。どうぞ、ご利用くださいませ。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

整備・修理

そろそろ冬支度…という人も多いと思います。

ストーブを出したり、クルマのタイヤをスタッドレスに交換したり、

自転車を片付けて、スキーやスノースクートを出したり…何かと忙しいですね

でも、シーズン中に沢山乗った自転車を、そのまま倉庫に入れてはダメですよ。

以外にも、汚れやその他の問題があるものです。

回転部などに水分が入ったままだと、サビて動かなくなったりします…。

愛情を注ぎ、自分のマシンを整備をしましょう!

回転部分は、要チェックですぞ。

可能な限り、バラして、磨いて、グリースを付けて…

汚れも傷みも、使い方相応です。あなたはどのくらい酷使したかな?

擦り減ったDISC 交換しなくちゃね

でも、自分で整備の出来る範囲は限られます。

不安を感じた時は、ぜひ当店を頼って下さい。

 

私はメカニック。皆様のお困りごとを解決するのが仕事です。

旧型車のレストアもやってます。

旧型車のオーバーホール(レストア)も、受付中です。

思い入れのある自転車を、ぜひ復活させましょう~!

軸がとても太いペダル

旧型車の欠点は、今となってはスペア部品がありません。

そこを丁寧に、とにかく上手く仕上げる方法を見つける事が重要なのです。

経験と勘、そして創造力をフル回転させて、大切な愛車を蘇らせます。

一般車の部品をミックス。アイデアで勝負

 

お困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

お客様の気持ちに寄り添い、今出来る最高を目指したいと思っております。

情熱のオーバーホール 随時受付中~!

サビた自転車も、ピカピカに仕上げます。

内容:分解・洗浄・ケーブル交換・グリースアップ

作業工賃 27500円~

日数 1~2週間

ご依頼、お待ちしております。

修復作業

季節の変わり目です。暑かったり寒かったりで、体調管理が難しいですね。

皆様、お風邪などひかないようにお過ごし下さいませ。

それでは、今日も元気に行ってみよう!

お話はこちら。”ねじ山修復”

 KUWAHARA  GRIFFON

懐かしい自転車をオーバーホールしてます。

カップ内のネジ山がつぶれちゃった

BBが外れず、何とか外した結果、ネジ山がボロボロ状態になってしまった…(>_<) アチャチャ

かじり付きが激しく、「お~なんてこった、ベイビー😵」って感じ。

でも、山は潰れているけど、これなら何とかなりそうだ。(*’▽’)

 専用工具で、ねじ山を修復します。

ネジ山がつぶれてダメになるなど、こういう事は良くある話で、ここは私も慣れたもの。専用工具で少しずつ、少しずつ削っていきます。

フレームは軟らかいアルミ二ウム。手応え(勘)で作業します。

 削りカスがいっぱい

上手くいきました v( ̄Д ̄)v イエイ

逆側のネジ山も立て直し完璧になりました。これでここの作業は無事終了~!

修正後 ピカピカのネジ山

さて、なぜこのような事になったのか? おそらく新車の組み立て時に、ここにグリスを塗らなかったのでしょう。

ショップや個人による”バラ組”の場合、ネジ山にはグリスを塗るのが鉄則ですが、

完成車メーカーの自転車の場合、残念ながら、ただ締め入れているだけが多いです。(現在はともかく、以前はホントひどかったですネ…)まあ、そんなもんです。

経験上、旧い自転車は”焼き付き”や”かじり付き”などあるのが普通だと思ってますから、騒ぐ事でもありません。手を加えれば、問題解決ですっ!

BB部に限らず、その他の各場所の問題は多々ありますし、車種により、またメカニックにより作業方法は様々です…。

何をもって完璧なのかは、不明ですが、

「タカヤマサイクルならば、こうするんだっ!」というを持ってます。

私の目の前にある自転車は、最高の状態にしたいし、皆様を喜ばせたい思いでいっぱいです。

青臭い話ですが、私はそういうのが好きですし、ずっと続けたいです。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

明日のBESTを追い掛けます。

修理

旧い自転車となると、様々な故障が有るもの。

今回は、その一例をご紹介します。

GT  アイドライブ サスペンション

20年以上前の自転車です。GT社の”I‐DRIVE”という仕組みのMTB。

サスペンションの動きに左右されず、スムーズなペダリングが出来る画期的なシステムとして、当時は絶賛されました。

メカニカルな感じが良いのです。

ドッグボーンというこの部品が、内部で回転します。

当時、リアサスペンションバイクと言えば、リンクプレートが付いた物が主流で、動きが直線的に対し、このI‐DRIVEは曲線的な柔らかみのある動きでした。とにかくリアタイヤが凸凹を追随する様は、常にベタッとして優れていた。(店長の感想)

フレームにカップが挿入されています

話を戻しましょう。

今回、この自転車のトラブルは、「強く踏み込むと異音がする」というもの…。

その音が、どこから出ているのか??? 判らないから、困りますし悩みます。

色々と追及しなければなりませんので、時間もかかります…。

全ての部品を外し、グリースを塗り、再圧入。I-DRIVEの機械を全て戻してと…。

これで直ってくれれば良いと願うばかりの異音の解消作業です。

結論。問題個所はカップでした。

直りました。異音が消えました。やったぜっ!(ガッツポーズ👍)

そうなんです。さんざん悩み、色々試し、やり直しを続けた結果、

原因はこのカップの装着部からの軋み音でした。

「な~んだこんな事だったか…」は結果論。これを出すのが仕事です。

直って本当に良かった。 これにて一件落着~(*’▽’)

様々な部品で構成されるI-DRIVE

さて、一見すると、この作業は当てずっぽうで、出鱈目なやり方に思うかもしれないが、実はそうじゃない。(とお伝えしたいです)

私達メカニックは、「経験による勘と創造力」により、答えを導き出します。

お客様のお困りごとには、最短時間で解決できるように段取りをしております。

しかし、異音問題…これは最も面倒な内容(箇所の追及)で、一発で解消できるほど簡単な事ではありません。

正直に言えば、「異音がどこから出ていて?、これが完璧に解消できるか?」というと、全く自信がないです。

でも、自信はないけれど、変な音が出てお客様が困っているならば、追及作業をするしかないのです…。

その箇所がどこなのか? BB、ヘッド、ハブ、ハンドル、サドル、フレーム、フォークなど、様々な場所を疑い、地味で孤独な作業を繰り返します。

時間を頂く事もありますが、必ず解決させる方法を見つけます。

 

自転車の事でお困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

皆様の問題解決人=”メカニック”として、一生懸命働きます。

タカヤマサイクル店長:高山真