ハイッ!喜んで受けたまりますっ!

「ハンドルの高さがどうしても合わないので腰が痛い・・・」というお客様から
ご依頼を受けました。メーカーの調整範囲では、合わないらしいので、
ドリルで穴をあけちゃった!
わずか1cm。たかがそんな小さな数字なんですが、
この方はずいぶんラクになったようです・・。
ロードやマウンテンバイクだって、ハンドルの高さ1cmって、かなり重要だもの、
こういう手押し車だったら、なおさらの事かもね。
この後、手すり下部にドリンクホルダーをつけました。
秋の青空の下で、飲み物片手に、お友達とゆっくりおしゃべりを楽しんでくださいね。

車イスのカスタム!?

車イスの修理が、最近多く入ってくるようになりました・・・。
誰が使っても車イスは車イス・・・。どれも同じように見える車イスです・・・。
しかし、使用している方とその家族の皆様には、
少なからず、この車イスの機能に不満な点が在るようです・・・。
タカヤマサイクルではブレーキワイヤーの取り回しや、回転部(ハブ)の調整など、
高級スポーツで養ったノウハウを?取り入れ、
お客様の望む理想の形に近づけます!!

今回メスを入れた場所は、ブレーキ!
介護者の引くブレーキの操作が渋く、一緒に外出するのが苦痛になる・・・ということで
タカヤマチューンの出番です。
構造上、ブレーキレバーからほぼ直角に曲がるワイヤーの影響で、
レバーの引きが重く、100%の力が伝わらないのが主な原因・・・。
そこで、「ヒラメ変速バナナ」をレバー部にインストール!
これで無理なワイヤーの動きにも対応出来ます。
さらに、タイヤに接する場所を特殊な加工をする事で、
指一本でも「バシッ!」っと効くブレーキが完成しました。
同時に、回転部のグリースアップも行い、ただの車イスが「劇的ビフォーアフター」・・・
こいつはもうグレート・ホイールチェア・・・
名付けて、「グレーサーチェア」だ!  ←(メカドックの風見か?)
まあ~とにかく、ドラマチックに変身しました。

車イスをお持ちの方、不満な点がありましたら、ご相談下さいませ。
どんな車種であれ、お客様の愛車である以上、最高の性能で乗っていただきたいと
真剣に思う、タカヤマサイクルです。
その機種(マシン)の持つ最大の性能を引き出します!

あっ! 壊しちゃった・・・。

 

キングというメーカーの『スチールヘッドセット』です・・・。
お客様より「フレームから取り外してほしい・・・」という依頼で、作業をしたんですが
なかなか、どうして、外れませんでした・・。
そこで思いっきり叩いたところ・・・「♪ガキッ!」と音がして
ベアリングがバラバラ~~~っとなってしまいました・・・・。
「あっちゃ~~」(汗汗・・・)

う~ん参ったなあ~。(落ち込み&焦り・・・)
いえいえ、タカヤマは自分の仕事に「自信」を持っています!
ですから、ここは冷静な判断として、作業工賃は適正工賃としていただき、
壊した事は、己の責任という事で、新品(30450円)を弁償いたしました・・・。

取り外し工賃(1000円)-kingヘッド代(30450円)=-29450円(大出費・・・大赤字)

今回のこの件は、技術屋(自転車屋)にとって、とても恥ずかしい話かもしれませんが、
これからも、もしも、そういうことが在っても、逃げも隠れもしないタカヤマサイクルです。

うん。それだけ・・・。はい。ふう~(でもやっぱり・・・汗汗)

「ねえさん 事件ですっ!」

安売り店の販売してしまった自転車が起こした「結果」です・・・。

 

前車輪を支えている車体の一部(フォークと言います)が
折れました・・・。
そして、乗車していた人は顔と体に傷を負いました・・・。

この自転車は購入してから、まだ一年未満です・・・。
運動神経の良い、学生さんが乗っていたから
かすり傷程度で済みましたが
もし、自分だったら・・・と考えると、ぞ~っとします・・・。

もちろん、一流メーカーの高級品でさえ、絶対無いとは言い切れませんし、
使用年月による金属疲労による破損などは、考えられますが
今回の、こういうケース(使用一年未満)は、まずありえないだろうな・・・。

最近、良く耳にします・・・。
「子供はすぐ大きくなるから・・・」
「通学に使うだけだから・・・」
「毎日、駅に行くだけだから・・・」
「学校と塾に行く時だけ使うから・・・」
「すぐ盗まれるから・・・」

そりゃそうだけど、はっきり言って
どれも、みんな自分勝手な親(スポンサー)の都合です!
今までも何度も言っていますが、
安く買いたいのは、誰だって同じです。
安くて良い物があるならば、当然それを購入すべきですっ!
でも、「危険な物」は、購入すべきではないと考えます・・・。

電化製品だって
車や、オートバイだって、
ボールペンだってカレーライスだって珈琲だってハンバーガーだって、
靴だって帽子だって下着だって・・・
良い物は良い物であって、それなりに理由があります。
理由が無い物は・・・安く売る理由しかないんです。

いかがでしょうか・・・。

 

自転車で楽しむ ミニ森林浴 横川河・水源の森

初心者やカップル、家族でも楽しめる、
安全で簡単なコースの紹介です。
自転車の種類は選ばず、また特にすごい体力も必要としない適度な山坂道。
冒険心と興味があれば、必ず感動と発見のある、
素晴らしい場所なんです・・・。
サイクリング・ハイキング・キャンプ・釣りなど、
アウトドア・テーマパークとして、レジャー面でも
最高な場所なのだ!
今回は、山奥まで走らず、適度な中腹地点までの
コースを紹介します。
時間も距離も短いラクラクさが良いのだ!
ぜひ、行ってみて下さい。

※注意: 歩行者優先!ゴミ捨て禁止!

① 出早公園がスタート地点だ!

「いずはや公園」と読みます。
林の中に神社があって、とっても幻想的~!
春はカタクリの花、秋はモミジが有名です。
遠方の人は、この駐車場に車を停めて、
ここからスタートしましょう!

横川河が流れていますので、
ひたすらその上流へ走って行きましょう!

こんな坂道は楽勝だぜ!

② 出早公園をスタートしてから1分。
横川河が見えてきます。橋を渡り、
いよいよ林道「横川山線」に入ります。

(林道 横川山線スタート!)
アスファルトで舗装されているので、
どんな自転車でも、問題無く走れます。
若干坂道を感じる?くらいな勾配です。
(チビッ子でも走れちゃいます。)
ここから5分ほど走ると、緑の香りが
して来ます。

③ゆるい傾斜が続きます。

緑の香りを吸い込みながら、ゆっくり走って行きましょう~~!
呼吸のポイントは、「鼻から吸って、口で吐く。」深呼吸ってこんなに気持ちがいいんだって
心から感じることでしょう・・。
5分後には左側に水が出ています。ここでひと休憩しましょうか。ゴクンと一杯、清水を飲みましょう!

まだまだゆるい坂道が続きますよ。

 

6~7分ほど走ると・・・

 

道の右下(河原)に「泣き石」が現れます・・・。
なにか伝説があるらしいよ・・・?
泣き石の下まで行って、じっくり眺めて来て下さい

さらに、4分ほど走ると・・・

”水源の森”の碑が現れます。

※ ここで自転車から降りてください。
  そして
  この碑の裏側に行ってくださいっ!
  ルパン3世もオドロク
  「お宝」が隠れているのだ!

碑の裏側にあるお宝は
         こ・れ・だ!

素晴らしい言葉ですね。
「先人の努力を明日へ」
心が熱くなります・・・。

 

橋を渡ります。
気持のよい、川の流れの音が、
耳に入ります・・。

 

橋を渡るとすぐにキツイ坂道登場です。
横川コース最大の難所でしょう・・。
(写真で見るよりキツイです。)
がんばって登り切りましょう~!
初心者は無理をせずに、自転車から降りて
歩きましょう~。

この、きつい坂道から見える大きな滝です。
もうちょっとです。がんばりましょう!

坂道を登りきると平らになります。
とりあえず一休み・・・。
上から見ると、これが滝の元です。

登りきり、しばらくすると、路面がダートになります。
ロードレーサーのような細いタイヤの自転車は
パンクに気を付けましょう~。

長命水に到着です。
コンコンと流れ出る水です!
じっくり飲んでみましょう~~~。

ここがゴールです。

この先、道はまだまだ山奥へ続きます・・・。
体力のある人はぜひ、チャレンジしてみてください。動物の出現や、がけ崩れがあるかもしれませんので、自己責任において、アドベンチャーして来て下さい。
路面もどんどんハードになりますので、
自転車はマウンテンバイクが良いかもね。

ゴミは必ず持ち帰りましょう~!
最低のマナーは守らなくちゃね・・・。

 

いかがだったでしょうか??初心者でも楽しめる、山道サイクリングの提案でした。
ベテランになると、数分間で行けちゃうくらいの本当にラクラクなコースです。
森林浴感覚で走ってみてください。
チャキチャキのレーサーの人も、一度は味わっていただきたい、素敵な世界です。
マウンテンバイクの醍醐味は・・・ロードレーサーのスピードは…という話は、
ここでは抜きです・・・。
ラクに走れるからこそ、楽しいのであって、つらい練習や仲間との走行会は、
また別の世界の話です・・・。
~~~~~~~ 注意事項 ~~~~~~~~~~

当たり前のことですが、この山道はみんなのものです・・。
マウンテンバイクでガーガー走る方はご遠慮下さい。
路面にドリフトマークを付けるのはマナー違反です。これは最低の行為であると
高山は考えます・・・。
歩いている人がいたら、「こんにちは!」と明るく声をかけて下さい。
歩行者を追い抜く時や、すれ違う時には,自転車を降りるくらいの気持ちが大切です!
心が優しくて、強い人は得てしてそういうことが出来るものです・・・。
「自転車の人って、なんてマナーが良いんだろう~!なんて素敵なんだろう~!」
と言われるように、みんなで考えながら楽しく走りましょう!!

横川山自転車番長  高山真