活・力・注・入!

朝日が昇る・・・早朝の静かな時間に、雲を切り裂き、太陽ビームが大地を照らす・・・。
真新しい太陽の光を、全身に浴びて、「よっしゃあ~!」  活力注入OK!!
偽りの自分も居るし、素直な自分も居るし・・・悩んだり、苦しんだり、楽しんだり、感動したり・・・でも、どれも自分です。
胸を張って、今日も張り切って参りましょう~!

元気を注入したところで、いつもの横川山にMTBサイクリングに行ってきました。今、横川山が凄く綺麗です!
手入れがされていて、「里山の在るべき姿」を感じる事が出来ます・・・。
ゴミもありません。素晴らしいです。手入れの行き届いたこの林道を走らせていただいている事に、深い感謝をしながら、
ペダルを踏む横川山番長(店長)でした。  山が明るい! 緑が香る! う~ん・・・「すばらしい!」 上り坂も楽しい・・。
そうそう!上り坂はリズム♪が大切です!!ずいぶん前からこの話はしてきましたが、
鼻歌が出るくらいリラックスして、3文字リズムで走りましょう!  (とにかくこの「○○○リズム」が良いね。)
この3文字に何を入れようが構いません・・・。てきとーに入れて下さい。
「○○○。○○○。○○○・・・」って口ずさみながらペダルを回すと、軽く走れるような気がする・・・。
呼吸が合うのか?、回転数が良いのか?、気持ちが高ぶるのか・・・?
数字で語る事は出来ないが、一度試していただきたい 必殺技です。
ちなみにオイラ(店長)の○○○は・・・ふふふ、ナイショ。おしえないよっ!
さあ!今日も元気に頑張りましょう!!!

Rサスペンションのセッティング②

(以前の話の続きです。)

追随性を上げると、グリップ力が増し、上りの激坂でもタイヤが大地を捉える・・・(気がする。)
しかし、下りでは後車輪のバタつき感が増える・・・。ふう~改めて根本的にセッティングの必要性を感じたのだ・・・

僕の走るコースが何処か??それは横川山が主である。この山を中心に、岡谷市~下諏訪その周辺のトレイルを走るだけなのだ。
だから「その道だけに在ったバイク・セッティングで良いのだ!」と言い切りたい。
昔、富士見パノラマでダウンヒルをやっていた時、(マシンはスぺシャライズドのFSRバイクに乗っている時)に気が付いた。
「お前は何がしたいのだ!?」 僕はエリートでもないし、タイムなんかどうでも良くて、また全てのコースを上手に・・・
なんても思わない。もちろんレースにも少しは出場してはいたが、表彰台なんて、手が届かないし、興味もない。
ただ、あのテクニカルな、あの連続複合コーナーを気持ち良く、美しく走りたかった。その為にパーツもチョイスした。
セッティングも「あーだこーだ・・・」と考えて、いろいろ試した。それが上手くいったかどうか・・・は疑問だが、
楽しく走れた事は覚えている。
話は戻って、横川山。手入れが生き届いたフワフワの砂利道を走る為に、タイヤは2.1をチョイス。タイヤのデザインは、
はっきりしたV字型のブロックパターンで、タイヤの空気圧は2.5~2.8bar ・・・。
Rサスペンションは、グニャグニャ~っと柔らかめだが、戻りのスピードが早いモノを好みとし、
サグはストローク量の約3分の1以上を取り、伸び側(戻り)重視のセッティングが僕の基本だ。
それにはコンプレッション側とリバウンド側の微妙な関係がポイントなのだ。 (おおっ!なんかスゲー事言ってる気がするぞ!)
いろいろ試したが、これが横川山を気分良く走らせる、僕のセッティングだ! しかし、これで余所の激しいコースを走ると、
フルボトム(底付き)していまう場合も多い・・・。富士見パノラマに持ち込んだら、とんでもない事になりそうだ・・・。
だが、そんな事はどうでも良い。僕は横川山周辺がコースであり、そのセッティングで走るのが好きだからだ。

ロードバイクのギヤの話もそうだが、自分の走るコースに合わせたセッティングで、気持ち良く走る・・・。
ラクに、楽しく、体を動かす為に、パーツを選び、好みにセッティングする。
競争相手は居ない・・・。でも、あえて言うならば 「ライバルは昨日の自分自身」。

完璧を目指すのも正しいが、僕の考えも間違いではない。いかがだろうか?

感じますか?大地の鼓動

山の上では、今、桜が咲いています・・・。当店から標高で約400メートル上がると、そこはまだ春が始まった時間と空間です。
毎度思うのだが、「遅く咲くサクラは・・・どうしてこう、カッコイイんだ!」と真剣に思うんですよね。
(いや、この桜は自ら無理して遅く咲いた訳ではないのだけれど・・・どうかな??それとも意思があるのかな?)
誰も居ない山・・・大声で叫んだぜ!・・・・ 
「ヤッホ~~~!」

「おやっ?あれはなんだ???」と覗きこんだら、あらまあ~動物さんの頭の骨ですね。
岩の上にここまできれいに(丁寧に)置かれていると、何か異様な雰囲気を感じますね・・・。
両手を合わせて、合掌。 「この山で、良く生きられましたね・・・ゆっくりお休みください」と心で供養させていただきました。
以後ここを横切るたびに、手を合わさせていただきます。

「高性能」は、ラクをする為に使う!

高価なフレーム、回転の良いホイール、超軽い部品など、
ラクで楽しいサイクリングをする為に使っているオイラ(店長)ですけど・・・何か??

「ヒルクライムに挑戦する人」と、「そこに坂道があるので何とか走ってその先に行きたい人」と、
実際にはやっている事は同じ行為なのだが、意味が全く異なるのだ。
挑戦者は重かろうが軽かろうが、決めたそのバイク(フレームやギヤなど)で峠を攻める(走る)のが楽しいのであって、
サイクリングとして、自転車を使って移動する人はなるべくラクでカッコイイ物があれば、それを選べばいいのです。
それが、たまたま高価であった場合であっても、「買えた」から使っているのですよ。ただそれだけの事なのです・・・。

実はこの話、良く耳にします。「レースでもないのに、こんな高価なパーツ使っても良いのかな?」
「レースなんて、全く考えてないけど、カーボンフレームに乗っても良いのかな??」 など相談を受けます・・。
僕(店長)に言わせれば、競技なんてものは、「ずう~~~~~~と先」にあるものであって、
高性能で楽しく乗れる事の方が、はるかに正論だと思います。だから例え高価なバイクやパーツで在っても
「楽しい自転車のある生活」の為ならば、手に入れる事は「正義」です。
使ってみたいなあ~~これカッコイイから、欲しいなあ~~ の気持ちは大切です。
もちろん、仲間より早く峠を走る為に機材を良くする、とかイベントで良いタイムで走りたいという理由は、
自分を楽しませる事で在るのだから、これも間違いではありません。(ちょっと理屈っぽいけど・・・)

いかがでしょうか??

サスペンション・・・

3週間ほど前から使い始めたNEWサスペンション ”FOX32Fリモート”
実に素晴らしい性能を発揮してくれます。
このサスペンションには「ロックアウト機能」が付いていて、手元のレバーで瞬間的に切り替えが出来るのだ。
今日はこの、ロックアウトについて語りたい。
ロックアウト・・・サスペンションを動かなくする装置で、どんな時に使うのかというと、
主に登り坂でサスペンションがヘニャヘニャ動くと、ブレーキをかけた効果と同じ症状が見られる(感じる)事により、
効率良く走らせる為には(ペダリングする為には)、動かない方が良しとされています。
また、下りや平坦でも、サスペンションが良く動くと、安全で快適ではあるが、事実上のタイヤの面追随性能が上がるので、
時には「前に進まない事」もあるのです。安全で疲れない装置=サスペンションなのだが、そんな盲点もあったのだね・・・。
な~んて、知ったかぶったような事を書いたが、実は今回初めてこのリモートレバー(切り替え装置)を使った事で、
私自身初めて感じた事なのだ。以前から、それとなく聞いてはいたが、「これ程までとは・・・」と驚いているのが本音です。
またF32はサスペンションをロックしていても、実際には動くのだ。下り坂でロックアウトの解除を忘れて走っても、
「ちょっと硬いサスペンションかな?」程度で、問題無く走れてしまう事も素晴らしい。店長コースの横川山は、全て砂利コース。
特に大きなギャップは無いので、実にスムースに走行出来てしまうホドだ。(ロックアウト時最大トラベル量53mm=実測)

あまりにも素晴らし過ぎるF32リモート。逆に改めてMTBのセッティングを(ポジションも)し直さなければならない・・・。
今までは、15%以上の上り坂ではFサスペンションが動かないように・・・となるべく真ん中に乗って、(イスの先端に座って)
背中をそりかえす姿勢で、「そお~~~っと」ペダルを漕いでいた・・・。(踏み下ろしていた)。
時には、サスペンションのエアーを多めにし、なるべく可動させないようにしていたが、反面下り坂ではそれがマイナスになり、
結局、ステム(突出し)を短かく・・・などセッティングを煮詰めたのだが、
今回ロックアウトが可能であるので、まず、体重をもっと前に持って行きたいと考えた。これはサスペンションが無駄に動かない
から、ステムを長く、低くセッティング出来る!つまり自分の体重をペダルに載せる事が出来るので、まさに理想とも言える利点だ!

角度、長さが違います。解りますか??

ステムを換えて、走行してみると少しだがラクに上れるような気がした。(・・・気のせいか??)
次はリアタイヤの接地感が薄いので、Rサスの動きを早くして追随性能を上げたのだが・・・

・・・・・この話は、また別の機会にいたしましょう~!