修理…

お久しぶりです。皆様お元気ですか?

私は、毎週のように講習会や展示会に参加しており、気持ちの上で忙しい二ヶ月間でした。

そして気がつけば、、真っただ中。

朝晩はとても寒いですし、まあ、そういう季節です。

体調管理をして、お風邪などひかないように、ご自愛下さい。

 

さて、本題です。今日は、修理の話です。

「ボトムブラケット(クランクの回転部)から嫌な音がする…。」

という事で、バラしてみたら、アチャチャチャ~(>_<)

サビもすごいですが、一部が破損しちゃってますね。

比べてみると、一目瞭然。

まあ、そういう事も有るものです。何か変だ?と思ったら、

ご相談ください。

「変速機(STI)の調子が悪い…」という事で、診断をしてみると~

ケーブルが中で切れているようです。

結論だけ言えば、「分解し、切れて残ったものを除去し、新品のワイヤーに交換すれば良い」のですが、少々問題がありました。

分解に大切なネジが、サビて回せません。

ネジをドリルにて、「ビュ~ん♪」

外す事に成功~!!(v( ̄Д ̄)v イエイ

内部はサビだらけです…。

この原因は、”汗”。いっぱい走って、汗を掻いて、それが浸入し、時間と共にここまでになったと推測します。

これが、内部で断線した残り物。無事に取り除けました。( `ー´)ノ

内部のサビをキレイに洗浄し、ドリル作業で傷んだネジ山を修正し、無事に作業は完了しました。

こういう事も、有るのものです。STIの調子が悪いな…と感じましたら、ぜひご相談下さいませ。

こちらは、30年ほど前のマウンテンバイクで、年式相応の傷みがありました。

BBの右ワン部を外すために専用工具にて作業しましたが、

道具を回すたびに、フレームのネジ山が一緒に削れ、長い削りクズが出て来てしまいましたが、ここは一気に進めます!!

ジャーン♬ 無事に外す事に成功~!

ボロボロです…。

これが30年という汚れと傷みです…。

フレームの壊れたネジ山を修復します。

こんなに削れました。

全く問題なし! うん。ここに復活です。

最後に、フェイシング作業をし、ボトムブラケット部の修理は終了しました。

昨今、様々な修理の依頼を受けます。

普段より、皆様のお役に立ちたいと思う、私(店長)です。

タカヤマサイクルに出来る事は、何でもやって差し上げたいと思いますが、

可能な事もあれば、時には不可能な事もあります。

カーボン素材部品のネジ山破損や、フレームの亀裂など、

実際に作業を開始してみないと分からなかったり、

また作業途中で、「不可能だった」という残念な答えを出す事もあります…。

極力、「良い方向へ向かう為の努力」はしておりますし、そう願っておりますが

結果が全てである以上、私自身、技術者としては恥ずかしく、悔やむ事もあります…。

「買い替えれば良い」という明確な答えが通り、それこそが簡単で正論なご時世です。

それでも、手間のかかる「修理や改造と改良」に拘りたい私です…。

皆様の愛着ある一品を、いつまでも使えるように、修理というご依頼を真正面から受けさせていただきます。

青臭く、泥臭い当店ですが、これからもタカヤマサイクルを、よろしくお願い致します。

愛の自転車伝道師・タカヤマサイクル店長:高山真

TCR

GIANT社のレーシングバイク=TCR

TCR ADVANCED2KOM 販売価格:242000円(込み)

シリーズ中、最も安価なこのモデルではあるが、良い所が凝縮され、

これこそ「コストパフォーマンス」のリーダー的なバイクだ。

エアロシートピラー=バリアントコンポジット(名称)

楕円の後を切り落とした形状で、エアロ効果はもとより、振動吸収も高く、

実に快適な走行を得られるのが特徴だ。

細身である為か、独自のしなり感が、効果を生み出していると思われる…。

ケーブルはフレームに内装される。

シフト&ブレーキケーブルの侵入口(位置)は、実に美しい~!

メンテナンス性能も、抜群です!👍

コンポは105(R7000)、もちろんキャリパーまで、きちんと105だ。

タイヤは、GIANTオリジナルのGAVIA・ACチューブレス。全天候型

軽量で走行効率が良く、耐パンク性能に優れる。

 

GIANT:TCR ADVANCED KOM(ングウンテン)

卓越した重量剛性比で、高い効率性能を実現する、アドバンスドカーボンフレームを採用したスーパーレーシングマシン。それがTCRだ。

コンポーネントはシマノ105で、ギヤ歯数はフロント(50/34)リア(11-34)を採用し、ヒルクライムにも対応するローレシオの設定

このバイク=TCRの名称であるKOMは(KING OF MOUNTAIN)の略で、山道のサイクリングを楽しめる仕様を表しています。

重量は、7.9kg!!!

ホイールは同社のP-R2(リム幅28mm)で、剛性と軽さと滑らかさを誇る。

ブレーキはリムブレーキ仕様。キャリパーも同社シマノ製を使い、昨今ありがちな、他社の物を使い仕上げるような安っぽい事はしない=これがTCRの魂だ。

タイヤは28Cまで対応するクリアランスが与えられ、ユーザーの好みでチョイスできるのも良いね👍。

現在GIANTでは、TCR、PROPEL、DEFY、CONTEND という4種類のロードレーサーが展開されており、見た目も、正確も、味付け違う。

中でも、TCRは「トータルレースバイク」と言われており、GIANTを語る上では欠かせない位置付けだ。

実際「良く走る」そして「勝利の近道」これがTCRの基本であり、裏も表もない純粋なレーサーである…。

よくある話として…、

エアロ効果を求めるあまり、重量が増してしまう…とか、

剛性を上げた為に、乗り心地を悪くなった…とか、

快適さを求めすぎて、進みの悪いマシンになった…とか、

物を作る時、「妥協も大切で、ある意味仕方がないかな?」と言える事を、

「いや、それでは済まさないし、許されない!」 

これが、TCRという乗り物です。

冒頭でも言いましたが、今日紹介しているTCRは、シリーズ中最も安価なマシン。

流行りのDISCブレーキではなく、リムブレーキ仕様で、コンポはR7000(2×11)

最先端という目から見ると、若干見劣りはするが、

まず、購入し易い金額であり、今を楽しむレーサーとしては充分で、素晴らし過ぎるほどだ。

アドバンスドカーボン24万円チューブレス仕様。重量は7.9kg

モンクなんて、何処にもありません!

さあ!あなたも峠を攻める狼になりませんか?

TCR ADVANCED2KOM お薦めです。

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臨時休業のお知らせ

・10月11日(水) 展示会参加の為、休業します。

よろしくお願い致します。  店長

サドル

かなり涼しくなりましたね…。早朝は半袖半ズボンで走っていると、風が冷たく、寒いくらいです‥。「秋だな~」としみじみ思います。

季節の変わり目です…。皆さま体調を崩さぬように、気を付けてお過ごし下さいませ。

さて、・・・全く話が違いますが、この曲、”空飛ぶ鯨”をご存じですか?

これ、むかしの昔に「NHKみんなのうた」だったかな?放送されていました。(たぶん)

当時の小学生低学年の店長には、歌詞の意味はよく解らなかったけど、とにかく好きな歌でした。

メロディーが良かったですし、歌詞のオモシロさの裏側で、何か大切な事を言っているような気がしており、不思議に引き込まれておりました。

あれから何十年…。なぜか、最近、この歌が頭に流れるのです。

私以外にも、当時を知る方々には、この曲の懐かしさと偉大さを、感じるのではないでしょうか…。

(以上、空飛ぶ鯨の話は終わりです。)

 

さて、今日紹介するのは、特価のサドル(イス)です。

セラ・イタリア製のリーズナブルなスポーツサドル。

座面に、SelleItalia の文字があります。

ヨコから見ると、薄くて、カッコイイですな。

サドルの裏側。さすがセライタリア。処理もバッチリです!

当店販売価格は、特価の3980円です (*’▽’)

現在、擦れたり、破れたものを使っている方や、カッコイイ物に変えたいな~と思っている方。

この機会に、ぜひ交換をお勧め致します。

数量限定ですので、お早めにお求めくださいませ。

ご利用お待ちしております。

 

~~お知らせ~~

10月1日()は、午後1時(13時)より営業します。

※(午前中は完全休業です)

GIANT/STANCE

新入荷情報です。

GIANT(2024モデル)が、新しいマウンテンバイクを発売しました。

店長としては「ズキューン🔫」と来た自転車でしたので、ぜひ皆さんにご覧いただきたいと思い、本日ここで、ご紹介させて頂きます。

STANCE 前後サスペンション付きの「ザ・トレイルマシン」がこれだ。

上級機にある、複雑&高尚なマエストロシステムを排除し、

STANCE用に、単純なリンクプレート式のシステムを導入(FLEXPOINT)

リアサスペンションのストロークは125mm。

フロントサスペンションは、GIANTオリジナルが装備される。

ブレース上部にGIANTの文字がありますね。(^_-)-☆

ダイヤルでサスペンションの固さが5段階に調整でき、ロックアウト機能も付く。

ストローク量は140mmだ。

常設コースやゲレンデダウンヒルでもバッチリ対応!!

コンポは、新発売されたシマノCUES 1×10S

レーシングコンポではないが、”遊び倒す部品”としては十分だと思います。

タイヤは27.5×2.60 セミファットタイヤが付く。

MAXXIS社のチューブレスレディタイヤが標準装備されているのだ。

こちらは同じくSTANCEだが、タイヤ(口径)が違う。

STANCE 29ER2(販売価格:286.000円)

29×2.50タイヤです

シマノ製のオイルDISCブレーキが付く。

STANCE 27.5 & 29er

軽量でシンプルな、シングルピボットシステム=「FLEXPOINT」と

ハンドリングを考慮し、ちょっと寝かせたヘッド角(65.5°)に、ペダリング効率を高めるシート角(76.5°)など、最新のジオメトリーを採用した、フルサスペンションMTBが、今季新発売されたSTANCEだ。

ドロッパーシートポスト、チューブレスレディタイヤなど、現代のトレイルバイクの欠かせない物(マストアイテム)も標準装備。

1~2台目のマウンテンバイク選びとして、これほどまでに真正面な自転車は無いのでは?と思うくらい良く出来ている…。

男心をくすぐるメカニカル&シンプルなデザインもVERYGOOD👍。

ぜひ、皆さまには、この自転車で、思いっきり遊んで頂きたいと思いますし、

本格的に山道デビューする方や、スキー場の常設コースなどをバリバリと攻めてみたい方など、ドンピシャリのマシンですぞ。

「マウンテンバイクは、無骨(ぶこつ)でいいんだ。」

洗練されていたりとか、スマートであったりとか、マナーが良いとか、

そんな事は、マウンテンバイクの前では、ど~でもいいんです。

カッコイイから乗るし、カッコ付けたくて、マシンを駆うし操るのだ。

時には、すっ転ぶ事もあるし、擦り傷いっぱいになる事もあるでしょう…。

坂に疲れたら、押して登るし、怖い道だったら、降りて歩く事も普通です。

 

他人の目など気にせず、もっと身勝手に…。

自分の内側を出して、もっとダイナミックに…。

カタチに捕らわれない事こそが、MTBの秘めた魅力だと私は思っております。

自分の心とタイヤを左右に振り回して、ガンガン行こうぜっ!

自転車ドリフト歴50年の高山店長です。俺は、まだまだ滑らすぜっ。

 

★STANCE 27.5 

カラー:一色 ミスティフォレスト(グリーン)

サイズ3種 XS(375) S(400) M(420)

販売価格:286.000円(税込み)

★★STANCE 29ER2

カラー:一色 ブラックダイヤモンド

販売価格:286.000円(税込み)

https://www.giant.co.jp/giant24/bike_select.php?c_code=CA03&f_code=FD01&s_code=SR26

 

さて、悩ましいのは、27.5と29インチがあり、どちらを選んで良いのか…その答えは、なかなか見つけられないが、

「派手なアクションと縦横の動き重視ならば、27.5」

「抜群の安定性と早く前へ進みたいならば、29」

強いて言うならば、こんな感じでしょうか…?

さあ!オフロードを、思いっきり、つっ走ろうぜっ!